ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

メフィストフェレス(Fate)の編集履歴

2017-09-24 21:28:50 バージョン

メフィストフェレス(Fate)

めふぃすとふぇれす

「Fate/Grand Order」に登場するキャスターのサーヴァントの一人。

「おやおやおや? 敵対ですかァ? 私、平和主義なのですがねぇ。」

プロフィール

真名メフィストフェレス
身長188cm
体重78kg
出典ファウスト
地域ドイツ
属性混沌・悪
Ilust下越
CV子安武人

ああ、悪魔! 悪魔! 悪魔が来たぞ! メフィストフェレスだ! あの最悪の悪魔め!


概要

Fate/GrandOrderで登場するサーヴァントの一騎。レアリティは☆3。

主に対して慇懃な物腰で接するが、道化師のような奇怪な衣装に三又に分かれた尻尾など悪魔を彷彿とさせる外見をしている。また、その不穏な言動や異様なテンションから、狂人を思わせる。

自ら「生まれついてのサーヴァント」と名乗っている。そのため一見忠実そうにしているが、その性格は残酷非道を極めており、自分が愉快であるならば己のマスターを殺す事さえ厭わない危険人物。

メインシナリオでは、第四章「死界魔霧都市ロンドン」で登場。


真名

メフィストフェレスは、ゲーテの代表作「ファウスト」に登場する誘惑の悪魔である。ファウスト博士が堕落するかどうかを神と賭けたメフィストは彼を悪の道に引き摺り込もうとする。

メフィストフェレスは手練手管を尽くして、ファウストを悪の道へと誘い込むことに成功する。しかし、魂を地獄に落とそうとする寸前にファウストが愛した者によって魂は救われる。

嗚呼素晴らしき哉、ハッピー工ンド!


……もちろん『現実』は異なっている。卓越した魔術師であったファウストは一体のホムンクルスを鋳造した。名をメフィストフェレスと名付け、大変に慈しんだが、当たり前のように裏切られて死亡した。


ちなみに、ゲーテの「ファウスト」は、15世紀から16世紀のドイツに実在したと言われるヨハン・ゲオルク・ファウストの伝説に基づいている。


人物

一見は明るい態度で、忠実に仕える。

だが、マスターに対しては「自分が愉しむための玩具」程度にしか考えておらず、隙あらばマスターを絶望に叩き込もうとする。つまり魔術師として立派な態度を取ればいい――信用するな。


一方で、笑いすぎてむせてしまうというお茶目(?)な一面や髪を大事にする伊達男な一面もある。また、生前はファウストと暮らす中で家事をしており、朝食を作れること・整頓綺麗好きであることを口にしている。

身につけているケープは悪魔毛100パーセントの逸品らしい。


シナリオ担当者のうち、恐らく全員によってセリフが書かれた数少ないサーヴァント。

これまで「わたくし/私/私(ルビで「わたくし」)」の三種の一人称を使用した。


能力

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
FGO主人公DCBABB

クラススキル

陣地作成(C+)魔術師として、自らに有利な陣地をつくり上げる。工房より規模は小さいものの、極めて能率的な”実験室”を構築する。
道具作成(B)魔力を帯びた器具を作成できる。長年錬金術士の助手を務めていただけあって、あらゆる魔導器を作成可能。

保有スキル

呪術(A)古典的西洋呪術を得意とする。自身を傷つけた相手への倍返し、人間関係の不和、夢魔による悪夢など内容は多岐に渡る。並大抵の魔術師では抵抗することも難しい。
無辜の怪物(B)契約悪魔■■■■■■■■■。生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。能力・姿が変貌してしまう。彼の場合は呪術の強化、宝具に至った魔術などメリットしか存在しない。悪魔上等である。
道化の大笑(A+)無辜の怪物からの派生スキル。悪魔(と定められた)メフィストは、種族としての人間への重圧を掛けることができる。失敗する可能性があれば必ず失敗し、運に見放されたような状態に陥れる。

宝具

微睡む爆弾(チクタク・ボム)

  • ランク:A+
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~10
  • 最大補足:30人

メフィストフェレス

「両目、脇腹、膝、脊髄。設置完了~。『チクタク・ボム』! あひゃひゃひゃひゃひゃー!!」


魔術回路やサーヴァントの霊体に致命的なバグを仕込み、衝撃を与えることで起爆する呪術の一種。

懐中時計型のチェーンマインのイメージとして出現する。

これをフィールド上に設置し、爆発させる─────という使用法に見せかけている。

実際にはもっと悪辣。

真名を解放した時点でレンジ内の標的の体内に一人あたり『5つ』、フィールド設置分なども含めて最大三十もの爆弾を仕込むというもの。これの成功判定は呪いに対する耐性で行う。

無論体内に仕込んだ爆弾を爆発させることで敵を死に至らしめることもできるが、メフィストフェレスはあえて爆弾を浮かび上がらせ、脅迫することで従わせる────という手段も取る。

彼の残忍さ、悪辣さが最も顕れた宝具といえよう。

余談だが、微睡むは「まどろむ」と読む。


何故彼の宝具が爆弾なのかというと、これはファウスト博士の最期にまつわる逸話に因子がある。

ある宿屋に来たファウストが自室に籠っている最中、彼の部屋からとてつもない轟音が鳴り響いた。急いで部屋に向かった宿屋の使用人が見た者は、部屋中に木っ端微塵に砕け散って目玉と数本の歯しか残っていない血塗れのファウスト博士の残骸だった。

あまりの恐怖に急いで扉を閉めた使用人だったが、恐るおそるもう一度部屋を覗くと、部屋は元通り綺麗になっているが、ファウスト博士は二度と姿を見せなくなったという。


仮にFGO時空のファウスト博士がこの末路をたどったとすると、その犯人は言わずもがな……


ゲームでの性能

カードは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》と一般的なキャスターのもの。

高いランクの呪術による敵チャージ減少は、特に序盤の決定力が足りない時に効力を発揮する。また、3ターンの安定した星出しが可能な無辜の怪物スキルを持ち、星が集まりにくいキャスターというクラスも相まって概ねどんな相手と組み合わせても問題ない。B宝具であるため、BチェインをしたいがBが足りないという時には始動カードにすることも出来る。

本人の派手さとは反して、手堅いサポート系のサーヴァントと言える。


ただし、ステータスが似ておりB宝具で序盤で必ず手に入る上に非常に使いやすい回避スキルを持つクー・フーリンや、同じ無辜の怪物を持ち他スキルも宝具も便利なアンデルセンハロウィンエリザベートなど、同じ役が出来る強力なライバルが多い。第三スキルの実装が待たれる。


そして2016年5月17日に念願の第三スキルが「サーヴァント強化クエスト第2弾」にて実装された!

スキルは「道化の大笑(A+)」で【敵単体に5ターン呪い付与&相手の強化スキルを3回分無効化を付与】という凶悪スキル。スキルLvをMAX10まで上げてしまえば、恒常的に相手を呪い状態で追い詰めることが出来るうえ、相手の強化スキルを3回分無効化できる厭らしいオマケ付き。

無効化はスキルの使用回数に反応するため、一度に複数の強化効果を発揮するスキル・宝具効果でも“1回”と換算される。特に第5章から登場した強敵ザコ「ソウルイーター」は、チャージ攻撃で3回分の回避状態を攻撃後に付与してくるので、サーヴァントの相性もあって対策にうってつけのスキルとなっている。


余談

  • 『Grand Order』7週連続CMに登場した新規サーヴァントの内、ファンの間で最も真名当てが難航したキャラクター。「メフィストフェレス」という意見自体は決して少なくなかったのだが、『Fate』シリーズに通底する「神そのものは召喚できない」というルールが悪魔の方にも適用されるのでは? …という疑念が払拭されず、「メフィストに成りすましたファウスト」や、「」からの連想で彼女?)の原形とも言われるスウィーニー・トッド(=理髪師)やオートクチュールの祖シャルル・フレデリック・ウォルト(=服飾デザイナー)…といった予想も存在していた。
  • 『ぐだぐだオーダー』では中の人に引っ掛けて「コヤスコ」と命名される。「キャス子」あるいは「キャス狐」風にしようとして残念な事態となっているが、何だかんだでじわじわと普及中…?
  • 『空の境界』コラボイベントでは、サーヴァント達がオガワハイムへ留まる騒動の元凶として暗躍。メフィスト曰く、主人公たちから召喚される前の時間軸にグランドなんとかに召喚された彼がカルデアに入り込み、恨み辛みを重ねたサーヴァント達をオガワハイムへ引き込むように密命を受けていたとの事。しかしながら、それを愉しむ自分と、苦悩する自分とが存在していたようで、葛藤の末善と悪のメフィストフェレスとして分離している。余計な事を……と思うか、両儀式をサーヴァントにするチャンスをくれてありがとうメッフィーと思うかはプレイヤー次第。
  • まさしく不気味な道化師と言える見た目の彼だが、メイクを落とし髪型を整え正装に身を包むと意外…というかかなりイケメン。英霊正装にてそんな彼の姿を見ることが出来る。

関連タグ

Fate/Grand Order

サーヴァント キャスター(Fate)


メフィストフェレス・ロア(元人物が同じ)

ファウストⅧ世ファウスト博士の子孫という設定。しかも中の人つながり。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました