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天王寺駅の編集履歴2017/09/26 01:16:08 版
編集者:稲美 弥彦
編集内容:利用状況を追加と一部訂正。番線は貨物待避線と区別の為に使用しないように。

天王寺駅

てんのうじえき

大阪府大阪市にあるJR西日本、大阪市営地下鉄の駅。ここでは阪堺電気軌道の「天王寺駅前停留場」についても紹介。

JR西日本 天王寺駅(JR-O01、JR-Q20、JR-R20)

天王寺区に所在。JR西日本関西本線大和路線)・大阪環状線阪和線の接続駅。

大阪鉄道時代の1889年5月14日に開業。大阪鉄道(初代)は当時奈良~湊町(現在のJR難波)間などの路線を持っていた鉄道会社で、関西鉄道への合併を経て、日本国有鉄道の路線となった。JRの乗り場は1番乗り場~18番乗り場まで存在。かつてはくろしおなどの紀州方面の特急の始発駅だったが、JR化以降新大阪駅京都駅発着の電車が増え、地下ホームの15番・18番乗り場の発着となっている。同様に、特急以外で大阪環状線阪和線方面を直通運転する電車は、阪和線の地上ホームではなく地下ホームの15番・18番乗り場の発着となっている。

1桁番号のホーム(地上ホーム)は元々は阪和電気鉄道の始発駅だった為頭端式となっている。

10番乗り場がない

天王寺駅は、3路線をまたぐ駅のため、乗り場が多く、なんと18番乗り場まである巨大な駅だ。その中で肝心の10番乗り場がなぜか見当たらない。国鉄が買収した時に、乗り場の番号を地上ホームと地下ホームを区別しやすくするために、通し番号ではなく1~9番乗り場と11~18番乗り場としたのが有力。

19・20番乗り場

かつては南海電気鉄道天王寺支線が発着し、18番乗り場の続き番号で19番乗り場・20番乗り場が存在した。1900年に開業したが、1984年の今池町~天下茶屋間の部分廃止・単線化の際に番号のない単線ホームへ移設し、1993年の路線廃止とともに消滅。ホームは撤去されたが、当駅付近の路盤が一部残されている。

大阪市営地下鉄 天王寺駅(M23・T27)

天王寺区に所在。1938年開業。御堂筋線谷町線の乗換駅。御堂筋線のホームがあびこ筋の地下、谷町線のホームが谷町筋の地下にあり、両路線のホームは長い地下通路で連絡している。

御堂筋線

御堂筋線のホームはホームドア設置済み。なかもず方面行きは片面ホーム、千里中央方面行きは島式ホームの2面3線。1番乗り場に入ってきた天王寺止まりの列車は、なかもず方にある引き上げ線に入り、折り返して2番乗り場へ入線する。

乗り場方面備考
1あびこなかもず方面
2なんば梅田新大阪方面当駅始発列車が発着
3なんば梅田新大阪千里中央方面あびこ・なかもず方面からの列車が発着

谷町線

相対式2面2線のホーム。ホームドアは未設置。

乗り場方面備考
1文の里八尾南方面
2天満橋東梅田都島大日方面

阪堺電気軌道 天王寺駅前停留場(HN01)

阿倍野区所在だが停留場名は「天王寺駅前」とした。上町線の起点。開業は1900年。

ホームは2面1線であるが2列車まで発着可能としている。2016年に軌道の移転と駅舎の移転が実施された。

利用状況

JR西日本

  • 2016年(平成28年)度の乗車人員は145,100人である。

大阪市営地下鉄

  • 2016年(平成28年)度の乗降人員は256,959人である。

乗降人員比較表

事業者名JR西日本大阪市営地下鉄
年度乗車人員乗降人員乗降人員
2008年度139,279人278,558人266,286人
2009年度133,741人267,482人251,535人
2010年度132,066人264,132人246,491人
2011年度134,728人269,456人248,413人
2012年度134,028人268,056人246,463人
2013年度139,138人278,276人249,579人
2014年度141,463人282,926人259,317人
2015年度143,202人286,404人261,639人
2016年度145,100人290,200人256,959人

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編集者:稲美 弥彦
編集内容:利用状況を追加と一部訂正。番線は貨物待避線と区別の為に使用しないように。
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