『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物、暁美ほむらとキュゥべえのカップリング・コンビ。
作中では、ほむらはキュゥべえを(ほぼ一方的に)敵視しており、ほむらがキュゥべえに辛辣な言葉を浴びせたりキュゥべえを射殺したりと、非常に殺伐とした間柄の二人であった。
(もっともこれはほむらが一人だけ残酷なのではなく、キュゥべえの正体と目的を知っていた上に、ほむらが特殊な立ち位置にあったからなのだが)
この二人の関係が鹿目まどか達にほむらを誤解させる原因となっている。
改変後の世界では
まどかの願いで、魔法少女の絶望により魔女が生まれなくなった世界。
ほむらはキュゥべえとは(敵対する理由が無くなっただけとはいえ)良好な関係に落ち着き、共に魔獣討伐におけるパートナーとなる。
この物語の黒幕であるキュゥべえに対し、相手を打ちのめす「退治」でも、互いに理解し合う「和解」でもなく、あくまで「折衝」と言う形に落ち着いた事を象徴する出来事である、と指摘する意見もある。
そう言う意味では、本作のエンディングを締めくくるカップリングとも言える。
・・・と思われていた。
二次創作での場合
和解後の設定であっても、二次創作においてはほむらに嬲られている描写が少なからず見られ、むしろ改編前よりもひどい扱いを受けている場合もある。
「キュゥべえだから仕方がない」「甘んじて受けるべき」といった見方もあるだろうが、視聴者皆がキュゥべえを憎んでいるわけではないということには留意するべきであろう。
