プロフィール
概要
麻倉葉と瓜二つの顔をした少年。持霊は五大精霊スピリット・オブ・ファイア。
落ち着いた物腰に見えるが、その本質は冷酷無慈悲かつ残忍。
その圧倒的な巫力から相手を見下す傾向があり「ちっちぇえな」が口癖となっている。
部下達に「ハオ様」と敬われているが、彼にとっては自分の目的を果たす為の手駒に過ぎない。
また、自分に協力を示さない者は、躊躇いも無く平然と消してしまう。
このやり方から、部下のシャーマン達以上の大勢のシャーマン達から恨まれており、ハオ打倒を目的にS.F.に参加したシャーマンも多い。
シャーマンとしての精神の強さは“人類への怒りと悲しみ”。
ということになっていたが、気軽に部下を殺しまくったのは
(魂を木っ端微塵にしても)シャーマンキングになれば再生できるから
自分が馬鹿にするのはいいが他人に部下を非難されるのは嫌
というフォローなんだか格下げなんだかよくわからない設定が付いている。
加えて続編で(シャーマンキングになったら基本的に現世には帰ってこないため知る由もないのだが)最後の最後の試練としてシャーマンキングは遡って7代前までの先任者に拒否権があることが判明。特に先代には決定的に嫌われているらしく、続編(シャーマンキングFLOWERS)の大きな軸となっていく。拒否権発動には七代中三代の合意が必要だが彼の場合直接喧嘩売った二人と立川のどっちかで条件を満たしてしまう。チャンスなど最初からなかった。
転生しまくって何度もシャーマンファイトに参加するという彼の戦略は根本から間違っていたことが立証されてしまう。
彼の正体
かつてG.Sを使って人類を滅ぼし、優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」を作ろうとした麻倉家始祖の大陰陽師・麻倉葉王。
陰陽道を究め、泰山府君の祭で閻魔大王と契約することにより自らの輪廻転生を自在に操れるようになった葉王は、死後も転生を続け、葉の双子の兄・ハオとして現代に現れた。
因みに人類を憎んでるはずなのにやたら子孫がいるのは後の転生などを考慮したのではなく、単に寂しがり屋だったからほうぼうの娘に手を出しまくっただけである。
幼少時は麻葉童子と呼ばれていた。
ちなみに読みは「あさはどうじ」「マッパどうじ」どちらでも正しい。
母である麻ノ葉が霊と会話出来るために、周囲から「化け狐」と呼ばれ田浅法師に殺された。家も焼かれたために孤児となった彼は乙破千代という鬼と出会う。
親友となり、また乙破千代からは幼い麻葉に世の中のことを教わり、霊視能力を与えられるが、後に折れた刀を媒介にO.Sした金棒で、田浅法師に復讐したために、乙破千代は心の汚れた彼の元を去った。
その後、陰陽師・羽茂忠具に拾われ、弟子となった麻葉童子は、師匠の暴走と陰陽師・山田道茉により、兄弟子・大太郎から生まれた鬼人・「人間式神大太郎法師」を倒し、帝から直接「大陰陽師」の称号と、「麻倉葉王」の名前を授かる。
余談
おそらくモデルは安倍晴明。母親が化け狐(扱い)される点や、過去編で明らかになった人物も、清明縁の人物である可能性が高い。
(羽茂忠具→賀茂忠行、大太郎→賀茂保憲、山田道茉→蘆屋道満か。)