STORY
舞台はS.F.(シャーマンファイト)から14年後の東京都西東京市ふんばりヶ丘――――。
竜やホロホロ、阿弥陀丸など伝説の戦士たちに見守られながら、成長を続けていた少年・麻倉花(13歳)。彼は、その爆発的な才能を発揮することが出来ずに鬱屈した生活を送っていた…。
そんな花の前に、"邪な"力を持つ者「もう一つの麻倉」が現れて―――!!!?
シャーマンの名家・麻倉家だけでなく、全世界を巻き込む壮大な物語が幕を開ける!!
「シャーマンキング」の正統続編。(公式サイトより抜粋)
概要
前作の主人公・麻倉葉とヒロイン・恐山アンナの息子である麻倉花を主人公に据えた次世代シャーマン物語である。
前作の完全版の刊行終了後、2009年6月に発売されたファンブック『マンタリテ』にて前身となる『フラワーズ〜花の時代〜』(フラワーズ〜はなのじだい〜)が掲載されるが、その時点では今後続くかどうかなどの予定などは告知されないままであった。
その後、約2年の時を経て2011年11月から2012年3月まで、主要キャラクターの過去を描いた読切連作『シャーマンキング-0-』(シャーマンキングゼロ)がジャンプ改で掲載された後、同年5月より同じくジャンプ改で続編である本作の連載が開始された。
また、武井の数々の他の作品や読み切りとのクロスオーバーをおこなっており、『仏ゾーン』、『ユンボル-JUMBOR-』、『機巧童子ULTIMO』、『ヤハべえ』、『ITAKOのANNA』、『Death Zero』などのキャラクターと思しきキャラクターも登場している。
しかし、2014年にジャンプ改が休刊し、それに伴い本作は事実上の打ち切りとなってしまった。
その後、2018年に本作の続編である『SHAMANKING_THE_SUPER_STAR』が少年マガジンエッジで連載開始し、事実上の連載再開を果たした。
その後、少年マガジンエッジの休刊に伴い、マガポケに事実上の移籍になり、2024年春までの休載となった。
そして、新章であり、おそらく最終章とされる『SKY』の発足が発表された。
フラワーオブメイズ
前作において、シャーマンキングとは500年の任期を別にすれば全知全能の完全な独裁者であり、それ故ハオがシャーマンキングになればこの世の終わりである、ということが前提としてストーリーが進行していたが、別にそんなことはなかった。
少なくとも7代前までのシャーマンキングたちはグレートスピリッツ内部に存在し、当代+直近7代「GOD8」のうち3柱以上が現行神の運営を否定すれば「G8サミット」と呼ばれる査問会議が開かれる。
といっても、心が絶対に折れない地球の神同士で話し合っても多くの場合無駄であり、キング同士で戦闘になれば巻き添えで世界が滅びかねない、そこで自らが選んだシャーマンたちを用いての代理戦争、「フラワーオブメイズ」が開催される。
甥っ子にすら「思い当たるフシがありすぎる」と言い放たれたハオ様は当然完全版で改心したくらいでは認められなかったため、見事「フラワーオブメイズ」開催が決定し新たな物語が始まるのだった。
(「花の時代」とは、フラワーオブメイズをも意味していると思われる)
登場人物
(チーム・ハオ)
アルミ・ニウムバーチ(三代目アンナ)
テレビアニメ
2022年に『SHAMAN KING』の放送終了後にその続編という形でテレビアニメ化されることが決定した。
2024年冬アニメで、放送局は変わらずテレビ東京系列局とBSテレ東。制作もリメイク版同様ブリッジ。前作のキャラクターのキャストもリメイク版に準じる。
発表された時点で原作ではフラワーオブメイズが始まっておらず、敵同士による潰し合いの状況なので、「現段階でアニメを始めても大丈夫なのか?」と心配する声もあったが、本作は1クール作品となり、第一部(ジャンプ改休刊まで)のアニメ化となった。