ヤハべえにおけるヤハべえ
勉強もスポーツも何もかもダメな少年、鴨川羊介のもとに現れた、某秘密結社が作った神型ロボット。
彼が生み出す「YVSカード」は、そこに記されたお金を支払えばどんな奇跡でも叶えてくれるという。
一応コストが要求されるとはいえ、12時間の巻き戻しが500円、時間が巻き戻ったのだから金はかえってくる、など、ドラえもん系の作品でも類を見ないほどのデタラメを誇るヤハべえとの出会いをきっかけに、洋介は某秘密結社との戦いの日々に巻き込まれていく。
シャーマンキングFLOWERSにおけるヤハべえ
先代シャーマンキングにして「資本主義の神」ことフラ・ヤービスが「フラワーオブメイズ」に投入する「チーム・ヤービス」の大将、鴨川羊介の持ち霊。
ここでのヤハべえの容姿は「フラ・ヤービスのSD化」とも言える姿であることが判明するが、完全に同一の存在なのかなどは未だ謎に包まれたままである。
シャーマンと持霊と言っても、ヤービスは前作のゴーレム同様に実体のある存在であり、洋介はYVSカードの助けがなければ霊視能力すらなくシャーマンではないとかなり異例のコンビである。
読み切り版とは異なり、すでにYVSカードの力で金を荒稼ぎした状態で参戦しており、
- 巫力自体の付与(20万単位)
- (ハオと同じ)読心能力の獲得(30秒間)
- 時間停止(30秒間)
- 相手の記憶にある他人の持ち霊のコピー(クラウドとも異なる技)
など、前作の戦闘システムを完全にコケにした「全く何もかもバカげている」パワーの数々で花たちを苦しめる。
また、ヤハべえと羊介は、花とアルミ(というよりもパッチ族全体)の過去と運命に大きく関わっており、花がなぜ記憶を封印されているのか、なぜパッチ族がアルミ以外は全滅したのか、なぜアルミが(ツンデレというのもおこがましいほどに暴力をふるうが)花に固執しているのか、などの背景にも関わっている。
余談
- 名前の由来はもちろんYHVHである。
- 全体的な外見は、「宇宙の力」を使うとされるナクト・ピトラの戦闘装束にどこか似ている。