概要
アニメ「おそ松さん」第2期の第9話。テレ東の本放送は2017年11月28日(27日深夜)。
表題のAパート「キャンペーン発動!」、Bパート「ゲームセンターイヤミ」、ED後のCパート「トト子とにゃー②」の3本。
Aパート「キャンペーン発動!」
深夜でも電気を点けたまま夜更かしする3人の騒がしさに、一松はなかなか眠れずにいた。「寝ないの?もう1時回ったんだけど」という彼の質問に、それぞれもう少しだけと答えていた。
しかし、いつまで経っても寝るどころか逆に五月蝿くなる彼らに対し、一松は次第にイライラし始める。早く電気を消して寝たいと言う彼に対し、逆にお前が先に寝てろと言われたり、色んな工夫をして光を遮れば良いと言われたりと、結局3人は聞き入れてくれない。
唯一、彼の願いに近い形ではチョロ松が豆球にすれば良いと提案したが、今度は逆に寝ていたこの2人が「豆球だと眠れない」と反対した事でこの提案は却下されてしまう。
「五月蝿くしない」という条件を言って一松は渋々布団に潜ったにも関わらず、更に騒がしくなる3人に対し早く寝かせてくれと彼は更に強く訴える。しかし、3人は先程と同様にあれこれと言って頑なに電気を消そうとしなかった。
チョロ松の提案により今度はベランダで寝ようとした一松だったが、結局あまりの寒さですぐ戻ってきた。……が、既に何事も無かったかのように3人共寝ていた態度に、遂に彼の堪忍袋の緒が切れる事になる。
強制的に5人を叩き起こした一松は、6つ子なんだからお互い譲り合って生きていくしかないんだとキレながら主張し、『兄弟であろうともっと気を使っていこうキャンペーン』を発動する事を宣言したのであった。
兄弟たちが迷惑な行動をしないよう徹底的に監視する一松に、兄弟達は辟易とするも、おそ松は「面白そうだから」と一松の好きにさせようとする。
だが、兄弟から借りた物を汚したり壊したりして返す、兄弟達の私物を次々と質屋に入れようとするなど、あまりに身勝手な行動を繰り返したために、一松の監視対象はおそ松に集中してしまう。
ついには付きっきりで監視されるようになり、さすがに我慢できなくなったおそ松はキャンペーン中止の多数決を呼びかけるが、おそ松による数々のクズ行動に不満を抱いていた兄弟達は誰も賛同せず、おそ松を除く兄弟達による満場一致でキャンペーンは続行されるのだった。
Bパート「ゲームセンターイヤミ」
お散歩の途中で自動販売機の下から100円玉を3枚見つけたイヤミ。意気揚々と彼が向かった先は、とあるゲームセンターだった。
遊びに来ていた子供達からは当初おじさん扱いされていたが、人間離れした凄技で次々と攻略していくイヤミは次第に"師匠"と呼ばれたり「養子にしてほしい」と言われる程尊敬されるようになる。
しかし、ゲーセンのスタッフで働いているチビ太とハタ坊から難攻不落のゲームに挑戦するかと持ちかけられる。果たしてイヤミはこのゲームを攻略出来るのか……?
Cパート「トト子とにゃー②」
チビ太が作ったおでんを早速写真に撮って某SNSへ投稿する橋本にゃー。その後、自撮りも含めて次々と撮る度に別の某SNSにも投稿していく。
この様子を隣で見ていたトト子は……
余談
- Aパートと似たようなエピソードでは、1期3話「こぼれ話集」の「寝かせてください」が該当する。なお、この回で5人に振り回されるのはチョロ松である。
- チョロ松の読んでいるライトノベル『ケチャップ転生』は女神転生が元ネタと思われる。
- また、3人が見ていた動画の一つに照英が2期3話以来の再登場を果たしている。(ただし、一体どのような動画なのかは描写されていない)
- ……が、この言葉が猫を必死に数えながら寝ようとした一松の耳に入った事で"猫の照英"というイメージや、先程聞いた"熟女"という言葉も混じって"熟女の照英"というイメージが脳裏に浮かんでしまい、逆に眠れなくなってしまった。
- ちなみにこの熟女の照英は後に提供にも登場した。
- Bパートはタイトルも含め「ゲームセンターあらし」を意識したような内容となっている。
- Cパートに登場するSNSは「Instagramatsu」「Matuitter」「Matsutodon」と「松」を絡めたパロディ名称になっている。
- ちなみに1期2話「おそ松の憂鬱」ではチョロ松がやっているSNSとして「Twitter」がこちらは実名で登場していた。