演:山崎銀之丞
概要
シシ座系惑星カイエンの王で、ラッキーの父親。
ラッキー同様にオライオンの子孫と思われる。
過去に宇宙幕府ジャークマターに対抗したものも、現在ではジャークマターに寝返り、惑星カイエンを支配している。
ラッキーの回想によると厳格でで心優しい父親であり、今の自分があるの彼がいたからだという。
しかし、ジャークマターに下ったことでカイエンの民からは裏切り者扱いされ、ラッキーと再会してもジャークマターに反抗する勢力として気にも留めなくなってしまう。
フクショーグン・ククルーガによって捕まり、捕虜になったラッキーは父親のあまりの変わりぶりにラッキーは涙を流した。
そして、ククルーガの策略でラッキーを反逆者と見なしたラッキーを処刑しようとするも、「こいつは父さんなんかじゃない‼︎」と目の前にいる自身を偽物だと言い放った。
実はこのアスラン王はカイエンを含むシシ座系を支配するカロー・ジューモッツが作り出した砂人形で、ククルーガに捕まった際に、ラッキーが流した涙が自身の身体を溶かしたところを目撃した為すでに偽物であると気付いており、ツルギの方も天気が悪くなると必ず逃げるように去ったり、戦ったツヨインダベーが砂になって倒されたなどの不可解な点から偽物だと気付いた。
本物のアスランはククルーガによってすでに殺されてしまっており、ジューモッツが偽のアスランの人形を使ってカイエンを支配する事で民を苦しめるだけでなく、彼の名誉を損なわせる圧政を行なっていたのだった。
しかし、絶望的状況にもかかわらず、アスランの無念を晴らせると闘志を燃やすラッキーの態度に憤って自身で処刑しようとするも、雷雲から落ちた雷が直撃して転落。
直後にハミィにラッキーを救出され、建物の陰に隠れていたチャンプ、ラプター、スティンガーがミズガメキュータマ・ポンプキュータマ・クジラキュータマを使って発動させた水流を浴び、溶解して消滅し、民衆もようやく自分達が偽の王に騙されていた事に気付いた。
ククルーガとジューモッツを撃破し、亡き父の名誉と故郷を救ったラッキーは新たなカイエンの国王に即位した。
Space.41ではドン・アルマゲの潜伏地・ミナミジュウジ座系サザンクロスのヘルズゲートを守護する門番であり、この星座系を支配するカロー・サザンキングの放つ光線を浴びたラッキーの幻覚として現れる。
次々とラッキーの仲間に手を掛け、ジャークマターの傘下に下ることを誘発しようとするが、強い精神力でそれを耐え抜き、父親を利用して心を乱そうとした事に憤慨したラッキーのキューソードの一撃をサザンキングが喰らったことで幻覚が消え去り、それと同時に消え去った。
しかし、キュウレンジャー、特にラッキーは意外な形で彼と衝撃の再会をすることになる…