キュウビ(妖怪ウォッチ)
きゅうび
概要
CV:永田亮子
No | 80 |
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種族 | フシギ |
ランク | S |
スキル | かんつう(敵の得意な属性でも関係なくダメージを与える) |
好物 | 魚介→おでん(2から) |
こうげき | しっぽうち |
ようじゅつ | れんごくの術 |
必殺技 | 紅蓮地獄(巨大な火球を作り出し敵全体を燃やしつくす) |
とりつく | やけどさせる(とりつかれた妖怪はキュウビの炎にやけどしHPが少しずつ減ってしまう) |
妖怪の中でも最上位とされるキツネの妖怪。火山の噴火と同じくらいの力をいとも簡単に生み出すことができる。(妖怪大辞典より)
九つの尻尾をもつ狐の妖怪。凄まじい妖力で炎を操る。
色違いに犬神(美しい銀色の毛を持ち、その毛1本で幸福が保障される)がいる。
桜町については、町自体がある事情で妖力が溜まりやすいという事と、地元住民の信仰もあって気に入っており、自分の町を荒らす妖怪には怒りを露わにする。
性格は気まぐれかつ享楽主義で、初登場時は主人公達を試すかのような行動が見られた。
人に直接仇なす妖怪が少ないのは、町の結界と彼(もしくは彼女?)の存在があるからである。
また本編の描写から、普段は人間の姿で主人公たちの身近にいる事が示唆されている。
「2」では本家のみに登場し、こちらでは大将である大ガマの幹部役とされている。
また、『真打』においてはヤミキュウビ(暗黒の力に魅入られて堕落したキュウビ)という新たな個体が登場した。
アニメ(単独シリーズ)
『キュウビのキュンキュン大作戦』
ちなみにこのミニシリーズのみならず本編においてまでもれなく「キュウリ」と間違って呼ばれその都度訂正している。
出会い編
人の心をキュンとさせると現れる「キュン玉」を100個集め、それを『紅蓮の親方』に差し出し上級キュウビになろうとしている。
ちなみに「今日の妖怪」のコーナーでは(ケータと出会ってないのに)キュウビが紹介され、メダルが大辞典に入っていた。
遊園地編
サトちゃん、ミカちゃんと遊園地へ遊びに来たフミちゃんの前に現れ、妖術を使いサトちゃんとミカちゃんをフミちゃんから引き離し2人きりになる事に成功。
ジェットコースターやお化け屋敷でのドキドキ感を利用した吊り橋効果でフミちゃんを自分に惚れさせようと目論んでいたが、ジェットコースターでもお化け屋敷でも、その予想以上の恐怖にキュウビ自身が始終パニック状態に陥るという体たらくだった(そもそもフミちゃんは絶叫系に強いため、この作戦は最初から無効だった訳だが)。
アニメ(本編)
27話「新型妖怪ウォッチを手に入れろ」
本編での初登場はココから。しかし、特にケータ達とは絡まなかった。
31話「妖怪西遊記」
ようやくケータ達と共演。
ミスタームービーンから西遊記の三蔵法師役として選ばれたが、ムービーン曰く、スカウト時に「女の子にフラれていた」らしい。ナルシスト過ぎてジバニャンからは「めんどくさい奴」と言われている。また、「ケモノ」と言うと大激怒する。
この回で自分の妖怪メダルをケータに手渡している。
32話「イケてる妖怪対決!」
最初はレジェンド妖怪のイケメン犬とどっちがモテるか勝負しようとしていたが、ケータの頼みにより彼をモテさせようと共に協力し合っていた(この時の彼はただ読モ(読者モデルの略)になりたかっただけだが)。
キュウビは女子にモテる為の考えに「クールで美しくあること」を重視する。
119話「開幕!妖1グランプリ!」
レーサーとして登場。この回でゲームでは対となるオロチ(+ハナホ人)と手を組む。
129話「妖怪デモネード」
かっこよくて背も高い妖怪としてケータに呼び出されるも、「ケモノ臭いから」という理由で拒否され落胆した。
200話
オープニング前の200回記念の冒頭でモブキャラの一人として登場した。
イナホサイド
94話
『イナウサ不思議探偵社 CASE5 はなほじ連続殺人事件』
被害者として登場。
144話
『激写!不思議マガジン『ヌー』ゴートマン編』
イナホにゴートマンに似せるために召喚された。
劇場版
第一作目の物語のクライマックス辺りで、その他の妖怪達と共にケータに召喚される。
じんめん犬を襲っていた怪魔を一瞬で焼き尽くすなど、中々の見せ場が用意されていた。
第4作目でも登場。シャドウサイドは獣の姿だが、ライトサイドでは紫の着物を着た狐顔の獣人の姿となる。
ちゃお版
フミちゃんと直接の絡みはなかったものの、第1話から人間verで登場している。
上級キュウビを目指しているアニメの方とは違い、こちらでは既にSランクであるため、キュン玉集めは行っていない。
第7話の犬神とのモテ対決で、人間界にて美少年の姿で潜入中に既に出会っていたフミちゃんを落とすために、キュウビが読んでいた少女漫画のイメージで「曲がり角での出会い」や、それを果たした後は「人間は恋が始まると歌って踊りだす」と勘違いし(ミュージカルの本を資料にしたから)それを実践するなど、更に残念なイケメンになってしまっている。
その後はアニメと同様、惚れさせるつもりが逆にフミちゃんに惚れてしまい、彼女をものにするべく様々なアプローチを仕掛けるようになるが、やはり一向に伝わらない(こちらは鈍感的な意味で)。しかし、フミちゃんをデートに誘った第27話のラストでは、「僕はデートのつもりだったんだけどね」という他意のない台詞で、キュウビとデートしていると自覚していなかったフミちゃんを意図せずしてドキッとさせた。
こちらもアニメと同じく、感情が乱れたりすると尻尾が生えてしまう(フミちゃんには気づかれてはいないが、偶然通りがかったコマさんに目撃されている)。
それでも威圧感だけで下級妖怪を屈服させるなど、Sランクの称号は伊達ではない。
アンソロジーコミックでは、フミちゃんが主役の話に「キュウリ」と言ってから訂正する話が2本ほどある。
コロコロ版
ゲーム感覚で自分にキュンとさせようとし(ケータを助けたのも自分にキュンとさせようとしたかったから)、フミちゃんにまでキュンとさせようとした(その時は下記のような人間の姿に化けている)。
ややこしくならならいように、バクでフミちゃんを眠らせてジバニャンを呼び出すが、ジバニャンはモレゾウの鼻水によって動けなくなっており、ブシニャンにとりつかせるも鼻水のせいでやはり動けなかった。しかし、こんなこともあろうかと特訓で子孫のジバニャン以外にも乗り移れるようになったブシニャンはウィスパーにとりつきブシパーになった。しかしキュウビの炎で瞬殺されてしまった(ブシニャン自身は体であるウィスパーを見捨てて自分だけ助かった)。
その後キュウビは目を覚ましたフミちゃんをキュンとさせようとするが、フミちゃんにとりついたブシニャンに斬られて敗北した。
最後はケータの言葉に自分自身がキュンとしてしまい、キュンとなる前にケータに妖怪メダルを渡したのであった。しかし、ケータは結局フミちゃんと遊ぶ時間を過ぎてしまい、結局彼女と遊べなくなった(10巻に収録されているおまけの4コマでは、フミちゃんにブシニャンをとりつかせて連れ戻そうとするが、顔までブシニャンになってしまった)。
また、ジバニャンがSランクになるための特訓する回にも特訓相手として再登場した。ケータがSランク妖怪の中でキュウビを選んだのは、心をキュンとさせるのが好きだが、キュンともしやすいというチョロい性格だからなのだろう。
ちなみに、Sランクになると強さを極めた者の証として、オーラを出すことができるらしい。しかし、オーラをコントロールする精神力とオーラに耐える肉体でなければ、己のオーラで焼け死んでしまうらしい。ジバニャンも、少しだけの上に短時間(ウィスパー曰く、1分程度)しかまとえないものの、オーラを出せるようになった。
『真打』における少年キュウビ
このようにアニメ及びちゃお版でしか出ていなかった少年キュウビだが、『真打』のクエスト「魅惑のキュンキュン大作戦」で、逆輸入される形で遂にゲームにも登場。
上級キュウビになるためにキュン玉を100個集め、そのキュン玉をキュウビを束ねる『紅蓮の親方』に献上しようとしているのはアニメと同じ。ゲームのクエストではそのキュン玉集めを偶然出会った主人公に協力させるという内容になっている。
主人公から紹介された女性達から順調にキュン玉を入手し、あとは紅蓮の親方に差し出すのみとなったが、突如として現れた理科の先生にキュン玉を全て没収され、結局また別の町で一からやり直す事となった。理科の先生曰く、自分の町で好き勝手にやってくれた事と、主人公の力を借りてキュン玉を集めた事が不興を買ったらしい。
このクエストは以前からプレイヤーの間で囁かれていた、「理科の先生=キュウビ(紅蓮の親方)」説がほぼ確定したエピソードでもある。
ちなみに主人公にケータを選ぶと、キュン玉集めの為に紹介する女性キャラの中にフミちゃんも含まれる。もしくは主人公にフミちゃんを選択した場合でも、アニメ同様口説きにかかる。
しかしここでもフミちゃんの天然ぶりが炸裂し、どちらにせよ口説き文句は全てスルーされた。
なおこのことからアニメのキュウビ=キュウリくん、ゲームのキュウビ=親方様と呼び方を分けてある作品もある