声優:速水奨(ドラゴンボールZ)、三浦祥朗(ドラゴンボール改)
概要
青肌で緑髪の宇宙人。戦闘用のスーツに身を包み、ブルマにニーソックスのようなものをはいている。
普段は華奢な優男だが、性格は冷酷。サイヤ人やフリーザ一族と同じく変身することが出来る種族の出身。
戦闘力は変身前で23000。変身すると戦闘力が上がる。
直ぐに力づくだけで行動する傾向が多いドドリアに比べ、沈着冷静である。美を好むナルシストでもあり、自分の容姿に強いこだわりを持っており、(トップ絵右側のように)醜い姿になってしまうため、本人は変身することを極端に嫌がっている。
だがその美しさへのこだわりから詰めが甘くなることが有る。実際に水に濡れることを嫌がるあまり湖に叩き落としたベジータの生死をきちんと確認せず、そのためにベジータが後で脱走した際はフリーザの怒りを買い、ベジータ捕獲に失敗すれば処刑を言い渡されてしまう。
その後フリーザの信頼を回復して生き延びるためベジータを追うが、死の淵から蘇って戦闘力を増したベジータにはまったく歯が立たなかった。一方でベジータ逃亡を全て自分だけの失態にしていたフリーザに対する不信感も生じており、命乞いと同時にベジータに手を組むことを持ちかけるが、「お前と組んだぐらいでフリーザを倒せるくらいなら苦労はないぜ!」と一蹴されながら、腹を貫かれ吹き飛ばされて後方の湖へ水没死した。
名前の由来は柑橘類のザボン(ブンタンの和名)か。
テレビゲームでは
ファミコンソフト『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』で初登場。戦闘力は、変身前は23000、変身後は55000。
スーパーファミコンソフト『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』では、変身前の戦闘力はやはり23000だが、変身後は30000となっている。
PS『Ultimate Battle 22』で初めてプレイヤーキャラとして使うことが出来るようになった。
PS2『Sparking! Neo』ではIFストーリー『美しき野望…編』の主人公に抜擢される。
ベジータの「ドラゴンボールさえあれば天下がとれる」という発言に心が揺らいだザーボンはフリーザを裏切り、自分の美しさを永遠のものとするべく動き出す。
自分より美しいものは嫌いだが、同時に(変身後の自分を見ているようで)醜いものも嫌い、と言うコンプレックスを持っているらしく、このシナリオでは醜悪なグルドや、更には同僚のドドリアをも毛嫌いしている様子が描かれている。
PS3版『レイジングブラスト2』のバータとジースのIFストーリーでは、ギニュー特戦隊の新メンバー加入オーディションに参加してみるものの、「同じイケメンはいらない」と言う理由から、ジースに嫌われているようだ。
3DS版『フュージョンズ』では時間と空間の狭間・第2層でドドリアと供に登場し、フリーザ軍の新入り達を鍛えようとするが、厳しい訓練に対して甘んじている新入り達の弱音に困っていた。そこで主人公達の出会った事で、彼らの甘んじた性格を訓練で叩き直してほしいとお願いした。
悪役であるにも関わらずそれらしい素振りを余り見せてなかったため、初対面である主人公達も彼らがフリーザの仲間だという事に気づいていなかった。仲間にする事も可能で、ブルマに改良されたフリーザの宇宙船内で話しかけると、『見覚えのある宇宙船だが…気のせいか?』と呟く。ドドリアとEXフュージョンでドドーボンに変身するが、見た目は変身したザーボンとは余り変わらない不気味な姿になっている。
派生キャラクター
原作・アニメとも、彼の同族らしき戦士は登場していないが、ゲームでは色違いのザコ敵が出演している。
ユーズ
『激神フリーザ!!』に登場。肌は紫色、髪は黄緑。戦闘力は15000で、変身はしない。特定のイベントバトル、及びギニュー特戦隊の部下として出現する。
名前はおそらく柚子が由来。
アボガ
『超サイヤ伝説』に登場するザコ敵。変身後のザーボンの色違いで、肌は茶色、髪は黄色。戦闘力は12000と16000。
名前はアボカドから。なぜかこいつだけ柑橘類ではない。
マンダリン
アボガの上位種。肌は赤紫、髪は青。戦闘力は20000と22000。
名前はマンダリンオレンジ。
関連イラスト
関連項目
美形悪役 ナルシスト 青肌 緑髪 三つ編み ニーハイ ブルマ
ジャミ:色々と共通点がある。