「わしは騎士としてこの国を守り手を汚してきた」
「じゃから妻のやることにも口を出す権利はなかったのじゃもん」
「じゃが…! なぜ愛する妻を奪った者をこの手でブチ殺してはならんのじゃもん!!!」
概要
身長約3mのジンベエより遥かに大きい巨体を持つ人物。
ペットにクジラの「ホエ」がいる。
元は(息子たち同様)騎士としてリュウグウ王国を侵略者から守っていた武闘派出身の国王である。
娘は“人魚姫”と呼ばれるリュウグウ王国王女しらほしである。
“世界最強の男”と言われた大海賊“白ひげ”とかつて交流があったらしく、
この縁のお陰でリュウグウ王国は白ひげの縄張りとなり、王国は頂上決戦で白ひげが死去するまで平和な時を過ごした。
プロフィール
能力
「海の大騎士」と謳われた実力は、現在でも魚人島の生ける伝説として語り草となるほど。
現役時代にはその圧倒的な戦闘力で数多の侵略者を海の藻屑にせしめて返り討ちにし、彼一人の勇名で一切の庇護を受けることなく、時の海の猛者どもを魚人島に寄せ付けなかった。
しかし、現在は歳の影響で重度のギックリ腰を患っており、現役当時の力は発揮出来ない上、戦える時間も非常に短く、本格的に腰を痛めると満足に動くことも出来なくなる。
三叉槍を武器にしており、他に人魚柔術(マーマンコンバット)という体技も身につけている。得意技は、「海流一本背負い」こと「ウルトラマリン」。
また、存命する人魚・魚人では、クジラと会話することのできる唯一の存在でもある。
性格
「じゃもん」と語尾に付けた軽いノリで話す明るいおじさん。
性格は基本的に温厚ながらも有事には的確な判断力を発揮する。
まさに名君と呼ぶに相応しい人物である。
ただし、勝手に竜宮城の外まで許可なく出歩くなどちょっとノリが軽すぎる点もあり、大臣からたしなめられている。
活躍
初登場時は娘のしらほしのペットを助けたお礼として麦わらの一味を王宮である竜宮城に招待しにルフィ達の前に現れた。
ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団によるクーデター発生の際には、竜宮城に乗り込んできたホーディ達から麦わらの一味を逃がしたが捕まってしまい、広場で公開処刑されそうになってしまったが、麦わらの一味により救出された。
万国篇において久々に登場し、シャーロット・リンリンにお祝いの品を送っており、後に送ってしまった品に爆弾が仕掛けられている事を知って動揺を見せるが、結果的にはこの出来事がルフィ達にとって功を奏することとなる。