CV.橘田いずみ
人物
何もしないでフラグがたちまくりモテまくると思っていたが高校生になった途端、急に人生の難易度が上がりハードモードになったことと、これから大人になって社会人になると難易度がナイトメアモードになってしまうのではないかということが心配で仕方がない。
作中の会話や趣味などからオタクであることがわかる。BLも嗜む。よくエロ同人みたいな目に遭う妄想をするなどややマゾっ気があるが実際に痛いことをされたり、したりするのは大嫌い。胃腸が弱いため、無理して沢山食べると吐く。また、長時間鏡で自分の姿を見続けても吐く。その他ショックな出来事があっても吐く。
入学直後はあらゆる物事に恨みつらみを積らせていたが、高校1年の文化祭で実行委員長をしていた今江先輩と出会い、その無償の愛に触れる。
高校2年に進級すると荻野先生のデリカシーの無い叱咤激励を経て、修学旅行や体育祭をきっかけに同級生と交流する機会が徐々に増え始める。
高校3年になり人との出会いや別れ、クラスメイトとの交流を通して様々な事情に巻き込まれながらも、健気に学校へ通っている。
性格
かなり思い込みが激しいところがあり、極端な妄想をしてしまうことがある(主にエロ多め)。
人見知りが激しく特に異性と話すことが苦手。中学時代の友人のゆうちゃんの話では頭は良いらしい。
コミュ障らしく極めて自意識過剰かつ被害妄想気味で劣等感と嫉妬に満ち溢れており、リア充の同級生達を「ビッチ」「メス豚」「クズ」等々、内心で罵倒しているが、当然ただの強がりな上に気が小さいので口に出して言うことは無く、また妙な部分でタフでポジティブだったりするなどテンションの落差が激しい。
さらに考えてることがすぐ顔に出てきてしまうために感情表現は非常に豊かであり、怒られるとすぐに泣いて必要以上に傷つく。
腐りきった根性とゲスそのものの思考パターンの持ち主ではあるものの、常識や節度自体はきちんと弁えているので他人の迷惑になるようなことは絶対にやらず、性根の部分では(自覚してはいないが)優しい一面を持ち合わせている。
基本的に学校では空気扱い(というか本人が空気になろうとしている)だが、本人が気づいていないところで彼女を気にかけてくれている人々も僅かながら存在している。勘違いして空回りしたり裏目に出て失敗するのがほとんどだが、状況を改善しようと本人なりに奮闘する。
容姿
髪は黒髪で背中まで伸びた癖のあるロングヘアーで右目に髪がかかっている。
目はジト目のような濁った半眼に濃いめにクマが出来ている。
胸は貧乳で身長はチビ。現在までの単行本では明確な高さは出ておらず、コマによって多少の変動があるが、弟の鎖骨よりやや下程度しかない。
仮に智貴の身長を170cm(17歳男子平均)とすると、145cmにも達していない事になる。もし智貴が175cmを越えていても、まだ150cmに届かない......。
顔立ちそのものは決して悪いわけではないのだが、化粧や服装などのお洒落の仕方がわからず(作中の女子キャラクターで、スカート丈を学校指定のままにしているのは彼女のみである)、普段から手入れもしていないため、そのことに気づいてもらえず自覚も無い。
(一応、自分ではもしかしたら可愛いのではないか程度には思っている。が、現状が現状なのでいまいち自信がもてない模様)。
作中での言及としては加藤さんに『目がおっきい』と言われている。
家族関係
智子自身は割りと(と言うか、かなり)人間性に問題があるが、両親としては『馬鹿な子ほど可愛い』のか、余程の失態を起こさない限りは素行を注意することはない。本人も自覚があるようで、日常では家事の手伝いなどを自発的に行うことは無い。
特に弟に対しては、耐久消費財の一種と見なしているフシがあり、彼が(一応)姉の立場を慮ってくれているのを良いことに、根拠なく常に上から目線で接し、更には度々常人には発想すらできない程にくだらない要求を突きつける。が、増長が過ぎて弟がキレると、直ぐに半泣きになる(しかし、数日以内には平常運転に戻る)。
ただし、智子が母親から頼まれた弟の私立高校入学願書の郵送を完全に忘れて、受付日を過ぎてしまった際には、流石に母親から激怒され、弟に対しても本人なりに最上級の(思いっきり方向性のズレた)謝罪を行っている。
余談
黒木智子を演じる声優:橘田いずみの過去のリア充っぷりと照らし合わせるとキャラ属性が凄まじいことに。