概要
すみしもとは、艦隊これくしょん-艦これ-に登場する『霞』と『初霜』のカップリング、コンビタグである。
いわゆる史実系カップリングの1つ。
公式展開においては完部隊として並ぶことが多い。
ゲームにおいて、2隻とも「改二」が実装済み。また、2人とも「坊ノ岬沖組」共通の意匠(「霞」は改二乙のみ)を持つ。
「霞」と関わりのある「◯霜」には、他に清霜や朝霜がおり、清霜の場合はきよすみタグが多い(霞受けとは限らないし、こちらも初霜受けとは限らない)。「朝霜」とは記事作成時には本タグでの作品が存在しなかったが、史実では関わりがあるので参考までに解説する。
同郷の士
「霞」「初霜」、また、「霞」に関わりがあり「霜」の名を持つ「清霜」は同じ浦賀船渠で建造された(「朝霜」は藤永田造船所)。
「時雨」や「潮」などを輩出しているため幸運艦が生まれる場所と呼ぶ声はあるが、「子日」や「深雪」・「狭霧」・「山風」などもここ出身なのでそうでもないかもしれない。
ちなみに北号作戦の本土近くで先導しようとしてくれた(が速力が足りなかった)樅型駆逐艦の「蓮」、二人の上司である「阿武隈」、霞と同日に散った「五十鈴」もここ出身である。
戦歴
- 共に第一水雷戦隊の功労艦であり、初霜は在籍最長、霞は旗艦の阿武隈と出撃した名前の付いた海戦が最多である。
- 末期の第一水雷戦隊、引き継いだ第二水雷戦隊において臨時旗艦を勤めた。
- 霞は一水戦旗艦として「第二次/第四次多号作戦」の艦隊を率いており、この時に沈没した輸送船の救助に向かった霞(座上の木村提督)に対して、初霜(の艦長の酒匂雅三氏)は崇敬の念を抱いたという。その後、二水戦旗艦(司令官は引き続き木村提督である)として「礼号作戦」「北号作戦」(司令官は古村啓蔵提督に交代)に参加している。
- 初霜は「坊ノ岬沖海戦」における矢矧戦没から二水戦解隊まで
- レイテ沖海戦惨敗後、二隻で「榛名」「妙高」らの護衛任務を経験している。
「霞」とほかの「霜」たち
「霞」と「朝霜」・「清霜」
- 帝国海軍最後の戦術的勝利を収めた「礼号作戦」で共に戦った。→礼号組
- 当初「初霜」も参加予定ではあったが、「初霜」は「妙高」の護衛のために不参加になっている。
「霞」・「朝霜」・「初霜」
なお、上記4隻のうち唯一終戦を迎えている初霜は、1951年に現・JMU舞鶴事業所で解体された。
関連イラスト