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夕雲型駆逐艦の16番艦。


艦暦編集

1943年
  • 1月21日起工
  • 7月18日進水
  • 11月27日竣工。横須賀鎮守府籍となる。第11水雷戦隊に編入
1944年
  • 2月10日、長波だけになっていた第31駆逐隊に岸波沖波とともに編入
  • 2月26日、宇品から第29師団乗船の船団を護衛してグアムへ向かう
  • 2月29日、浮上して船団に接近してきた米潜水艦ロックを発見。12.7センチ砲で砲撃し損傷を与えるが逃げられる。ロックからの通報で米潜水艦トラウトが船団を追跡し攻撃。崎戸丸が沈没し、安芸丸が航行不能となった。朝霜がトラウトを発見して爆雷投下、撃沈する
  • 3月20日、館山から東松3号特別船団を護衛してトラック泊地へ向かう
  • 4月14日、リンガ泊地に進出
  • 5月19日、タウイタウイ泊地に進出
  • 6月19日、マリアナ沖海戦では丙部隊に所属。
  • 6月22日、中城湾から柱島泊地へ向かう
  • 7月9日、臼杵湾から第四戦隊を護衛してリンガ泊地へ向かう
  • 10月18日、リンガ泊地から出撃
  • 10月23日、パラワン水道において米潜水艦ダーターデイスの攻撃を受け、愛宕摩耶は沈没、高雄は航行不能。愛宕の乗組員を救助し、応急修理中の高雄の周囲を警戒。長波とともに高雄を護衛してブルネイへ向かうが、長波は座礁したダーターの調査のため途中で分離
  • 11月5日、マニラ湾への空襲により損傷
  • 11月8日、レイテ島へ増援のための第4次輸送部隊に編入され、オルモック湾に向かい翌日到着
  • 11月10日、オルモック湾からマニラに向かう途中、米陸軍機の攻撃を受け、高津丸、香椎丸が沈没。、長波とともに救助作業にあたる。その後、朝霜は長波とともに第4次輸送部隊を離脱して第3次輸送部隊に合流し、再びオルモックへ向かった
  • 11月11日、米空母艦載機から空襲を受け、第3次輸送部隊は朝霜のみが生き残り、翌日マニラに帰投
  • 11月13日、米空母艦載機による大規模空襲(マニラ湾空襲)。生き残った朝霜、霞、初霜はブルネイへ脱出
  • 11月15日、第2駆逐隊に編入
  • 12月14日、カムラン湾へ進出
  • 12月24日、ミンドロ島に上陸した米軍を攻撃する「礼号作戦」が発動し、カムラン湾を出撃
  • 12月26日、攻撃終了後、霞とともに沈没した清霜の乗組員の救助にあたる。翌日カムラン湾に帰投
1945年
  • 2月5日、南方の貴重物資を内地に運ぶ「北号作戦」の完部隊に編入。
  • 2月10日、完部隊は貴重物資を積み昭南(シンガポール)を出港。第2駆逐隊が解隊され、朝霜は第21駆逐隊へ編入
  • 2月20日、全艦無事でに帰投
  • 4月6日、「天一号作戦」(沖縄水上特攻作戦)に参加。徳山から出撃
  • 4月7日、満足に修理もできないままの作戦参加のため、機関故障で速力が12ノットに落ち艦隊から落伍。「90度方向に敵機30数機を探知す」の無電の後、連絡途絶。生存者なし
  • 5月10日、除籍

諸元編集

全長119.3m
全幅10.8m
排水量基準:2077t 公試:2520t
機関出力5万2000馬力
速力35.0ノット
航続距離5000マイル/18ノット
乗員225名
兵装50口径12.7cm連装砲塔×3基 25mm連装機銃×2基 61cm四連装魚雷発射管×2基 両舷用爆雷投射機×1基 手動式爆雷投下台×4基 水圧式爆雷投下台×2基

Wikipedia:朝霜 (駆逐艦)参照

艦これ攻略Wiki:朝霜参照


駆逐艦朝霜をモチーフにした艦隊これくしょんのキャラクター

朝霜(艦隊これくしょん)を参照。

関連タグ編集

大日本帝国海軍 駆逐艦 夕雲型駆逐艦

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