概要
『ウルトラマンネクサス』に登場したスペースビースト、ガルベロスの暗黒強化種。
『ウルトラマンギンガ』第7話「閉ざされた世界」で初登場した。
外見こそ通常のガルベロスと同じだが、褐色のガルベロスに比べて体色が青系統になっている点が大きく異なる。
また、設定上は火炎弾や幻影投影能力が強化されているとのことだが、劇中では結局火炎弾を一度も使用しなかった為、具体的にどう強化されたのかは不明。
ウルトラマンタロウからは「宇宙の狂犬」と呼ばれている。
元プロボクサーの大里剛がダークライブし、ギンガとボクシング風の対決を繰り広げた。この時は多数のスパークドールズ達が観客に、タロウが審判兼実況者となっており、付近の山に張り巡らされた送電線がリングのように演出されている。
第1ラウンドでは両腕の長いリーチを活かして礼堂ヒカルのウルトライブしたブラックキングを下す。第2ラウンドではウルトラマンギンガに苦戦し、三体の分身を出現させて幻惑しようとしたが、なんとギンガも分身して対抗、何十体もの分身に取り囲まれるという想定外の事態に陥り、混乱した隙にギンガファイヤーボールを放たれ、倒された。
え? 次回作の『ウルトラマンギンガS』でガッツ星人ボルストに分身能力を使わなかったのかって?
余談
タロウがかつて憑依していた東光太郎はボクサーを志望していた。本エピソードでタロウが審判を務めたのはその設定のオマージュである。
脚本を担当した長谷川圭一は、多少でも新規怪獣の要素を出すためにアレンジしても苦情が出ないであろう平成怪獣を登場させたと明かしている。