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玉兎の編集履歴

2018-07-14 04:42:06 バージョン

玉兎

ぎょくと

「玉兎」とは、仏教や道教の伝承に登場する兎である。ここでは東方Projectに登場する同名の種族のことを説明する。

玉兎とは

  1. 月に住んでいるとされる架空のウサギ。対存在として金烏(きんう)がいる。
  2. 東方Projectに登場する月に住む種族。本項ではこちらを説明する。

概要

玉兎とは東方Projectに登場する種族名のこと。

月の都に住んでいる人型の兎のことを指す。


誤解を恐れず言えば月人達の奴隷階級の種族。あるいはペット。

基本的に怠け者が多く、噂話などが好きで、月人に比べると人間のように俗っぽい。


普段の仕事は、餅つき(儀式的意義)や月人の従者、兵士など。

兵士は制服にヘルメットと銃剣を装備している…が、上記の通り怠け者で仕事中にだらだらとお喋りしたり雑誌を読んでいたりその辺の桃食べてたりと勤勉さに欠ける。上司の月人が近付くと訓練しているフリをするぐらいのことはする。これだけサボっていても紅魔館メイド妖精と戦って勝利し喜ぶぐらいは出来るようだ。


奴隷階級といっても労働はほんの軽いものに過ぎない。仕事以外はお酒呑んでそれぞれお喋りとか将棋に余暇を使用する。ほぼ不老(不死では無い)の月人とは異なり、人間のように子供や老人の姿が儚月抄で確認出来る。訓練していた兵士の間で地上に興味を抱いている個体も少数存在する。


玉兎固有の能力として、玉兎同士ならばどんな距離でも(月と幻想郷、たとえ博麗大結界に阻まれようと)リアルタイムで会話が可能。ただし月⇔地上は満月に限る可能性もある。比較的オープンに(逃亡兵の鈴仙が盗み聞けるぐらい)噂が飛び交っているのもこのため。個人向けのメッセージも送れるらしい。

また一般の玉兎兵も、鈴仙ほどではないものの姿を消したり催眠が使うことができるらしく、波長を操る程度の能力も玉兎固有のものと思われる。黄昏作品の鈴仙や儚月抄でのレイセンは姿が消えるほどの高速移動が出来る描写があるが、全ての玉兎が高速移動能力を身に付けているかは謎。


地球から移住してきたとされる月人たちと違い、種族としての玉兎の出自は明言されていない。月の原生住民なのかもしれないし、月人によって持ち込まれた種族なのかもしれない。幻想郷に住む妖怪兎と似ているが関連性などは不明。月人は穢れを嫌っているが、鈴瑚によると月の民の貴族階級だけが穢れを嫌い、下っ端である月兎にはどうでも良いらしい。

その食環境にも月の人々と玉兎との間で差異がある(『東方文果真報』)。


この他「月の兎」という存在性を見るとき、上記のような『東方儚月抄』などで語られるところと玉兎との同一性は不明ながら「ZUN's Music Collection」にもそれが象徴的に語られている。

「大空魔術」では隠された月の都にいるであろう存在として「 不老不死の薬を搗く兎 」が宇佐見蓮子によって想像されており、マエリベリー・ハーンメリー)は実際に「 向こう側 」にある「 月の都 」に「 薬を搗く兎 」の姿を垣間見ているなど、秘封倶楽部二人の想像と観測によってそれぞれの「月の兎」が語られている。


玉兎のキャラクター


このほか、綿月姉妹配下の兵士たち(名無し)や、「玉兎のリーダー」(言及のみ)がいる。東方紺珠伝にてこの玉兎のリーダーの正体が嫦娥である事が判明した。東方外來韋編のインタビューによると嫦娥はヒキガエルの姿をしている模様。


容姿

モブ玉兎立ち絵 表情差分

玉兎たちの内、鈴仙、清蘭、鈴瑚の四人の容姿や服装、玉兎としての特徴などについてはそれぞれ「鈴仙・優曇華院・イナバ」記事、「清蘭」記事、「鈴瑚」記事を参照。

またレイセンが玉兎の制服を着用した様子のものは次述の容姿概要だけでなく「レイセン」記事も参照。


『儚月抄』では上記の通り制服を着用し、ヘルメットを着用した複数の玉兎たちが登場している。

作中では綿月依姫旗下の戦闘部隊に所属する玉兎(おもに『儚月抄』漫画版)をはじめ月の都の大通りで日常生活を送る玉兎たち(『儚月抄』漫画版及び小説版)などが登場している。

とりわけ依姫の部隊の玉兎たち(少なくとも七名)は地上からの侵入者の迎撃の任において依姫に従って豊かの海まで出向いており、同時に先述のように地上からもたらされた流儀である「スペルカード」を通した弾幕ごっこを依姫に先行して行うなど作中でも特別な活動がある。


その容姿は背丈などは同じくらいであるが髪質や髪の色、耳の形には個性がある。また、眼鏡を着用するものもある。ソックスにも主にその長さに個性があり、ニーソックス(ひざ上)、あるいはハイソックス(ひざ下)を着用する様子がそれぞれ描かれている。ハイソックス着用のものが多く、新しく参加するレイセンはニーソックス。濃いカラーのものが多いが、白系統と思しきハイソックスを着用するものもある。


耳の形は依姫の部隊に所属する玉兎たちは付け根から直線方向に立ち上っていることが多く、時折中央付近で曲げたりなどしている。レイセンタイプの耳は月の都の一般の玉兎たちに多く見られる形状。


なお、レイセンが部隊に新しく参加するにあたって他の玉兎の一人がレイセンの耳に触れている様子も描かれており、一種の友好を築くための耳へのボディタッチといった様子も見られている。


共通する制服部分はYシャツジャケットプリーツスカートという組み合わせで、ここにネクタイを結ぶ。ジャケットのボタンは三つで、作中ではいずれの玉兎もボタン全てを閉じている。ヘルメットは後方にリボンを結ぶほかに装飾はなく、前面方向や襟、下あご付近はガードされていない。耳も露出している。

またヘルメットと並んで玉兎の服装の特徴として腰付近にしっぽが露出しているという点も挙げられる。


その弾幕構成は、あえて東方Projectのゲーム作品になぞらえるならば先述の黄昏作品に見る弾幕アクション的な銃剣刺突と小銃を振り上げつつ発生させる弾幕からなる。このときの弾幕はSTG作品での鈴仙や清蘭などの弾幕にも見られるようないわゆる座薬弾の形状(鈴仙の場合は弾幕アクション作品でも確認できる)。


勝利ポーズは満面の笑みで両手で保持した小銃を頭上に掲げつつ飛び跳ね、やはり笑顔で振り返る(後方にいる依姫らの方を見る)というものと言えるだろう。


関連イラスト

れいせん&玉兎Sよっちゃんwith月兎部隊

八意近習衆。

  • 『紺珠伝』以降にみる「玉兎」の広がり

センシティブな作品追憶


関連タグ

原作関連

東方Project / 東方

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二次創作関連

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玉兎大集合 東方兎集合

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