概要
実家の弁当屋「おおもりご飯」のカウンターにも売り物として置いてある他、彼女自身も常に持ち歩いており、落ち込んだり元気のない人も、これを口にするとみんな笑顔になる。ゆうこといえばこの飴ともいうべきアイテム。
とまぁ、普通なら↑のようなほのぼのとしたイラストを想像する方も多いだろう。
普通では済まないPIXIVでの扱い
ハニーキャンディはゆうこにとっては相手と友好的になるための手段の一つである。
この美味しいキャンディを渡され、それを口にしながらゆうこの話を聞くと、いつの間にかゆうこの癒し空間に取り込まれて、ゆうこに多少なりとも共感してしまうのだ。
これはあくまでゆうこ自体の魅力がなせる業なのだが、見ようによってはゆうこではなくキャンディ自体に魅入られているようにも見える。
よって、ここpixivでは、この飴には妙な中毒性があるというネタイラストが多数投下されている。
というか、このタグで投稿されるイラストの3分の2はその手のネタという有様である。
一度この飴の虜になったが最後、文字通りゆうゆうに骨の髄までしゃぶりつくされてしまうとか・・・恐ろしやぴかりヶ丘。
そして案の定第6話では、リボンと喧嘩して空腹だったとはいえ、ゆうこの姿を見るや、血相を変えて駆け寄り「ゆうこ!飴を・・・飴をちょうだい!」と懇願するひめの姿があった。それも目の下に隈ができ、瞳を潤ませた顔で・・・
その後、ひめはゆうこの店での労働をさせられたのだった
敵幹部も例外じゃありません。
最大の謎
このハニーキャンディの作成法について「ヒミツ、ミステリアス♪」とゆうゆう本人にはぐらかされており、出所が不明である事が色々と黒い噂が立つ最大の要因と成っている。
(一応、10話で材料の一つにはちみつがあることがゆうこ本人の口から語られたが)
ある者は、原料は30分前の世界の、とある森の果実であるとか、ある者は血管からハピネス注入することでより効能が高まる物であるとか
ある者はこころの種と言い、ある者は恐ろしい協力者がいると語る……。
さらに今作の妖精は、一時間後の世界ではその協力者の助手であり、被害者である。
彼らの非道な行為に怒りをあらわにした船医は、前々作では妖精であり、その名前は…
また、テンチョ氏が書くハニーキャンディにはかならずダイナマイト糖なる火薬を使った砂糖が入れられている
またある者は超巨大財閥から支給された物が材料であるといい、それゆえ、ゆうこの後ろには黒幕がいるとのうわさも…
余談だが、蜂蜜はクローバーの花から採れる物がほとんどである。
情報公開
そういう疑惑の声に対し潔白を証明するためかは定かではないが、ついにゆうこは第35話にてハニーキャンディの作成法を一般公開した。
明かされた作り方は、以下の通りである
- 水飴と砂糖をお鍋で溶かす
- 鍋にハチミツを入れる
- 煮詰まったら、鍋を氷水で冷やす
- クッキングシートの上にたらし、触れるくらいまで冷ます
- 食べやすいサイズに丸める
- 固まるまで冷やす
- 愛を込める。(「美味しくなーれ萌え萌えキュン」的なおまじない)
ただ、使用材料の分量は一切不明。
頑張って答えにたどり着くべきだろうか。
※呪いを籠めてはいけません
以上のように、材料は水飴、砂糖、蜂蜜の三つでしかない。
その製作過程が描かれたことにより、いかがわしい食べ物ではないと明らかになった・・・はずである。
同話では「ネタに詰まった漫画家がハニーキャンディを舐めた瞬間、妙にハイテンションになってアイディアが次々と浮かんだ」とか「ゆうこにキツい態度を取りつづけていた大金持ちの老婦人が、ハニーキャンディを売ってくれると聞いた瞬間に態度を豹変」とかのハニーキャンディが人間を虜にする恐るべき様子がこれでもかと描かれていたが、そこにいかがわしい何かを感じるのは邪推にすぎない・・・はずである。
これ以上、あらぬ疑いをかけると……
「命よ、天に帰れ」
・・・・ゆうこがこのページを閲覧してないことを真に望むばかりである。
だからあらぬ疑いをかけちゃ駄目だってば!