メディスン・メランコリー
めでぃすんめらんこりー
概要
設定
種族 | 妖怪(自律人形) |
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登場作品 | 東方花映塚 自機・対戦相手 東方文花帖 Level4ターゲット |
二つ名 | 小さなスイートポイズン(花映塚) 体に優しくない人形(文花帖) |
テーマ曲 | ポイズンボディ ~ Forsaken Doll |
能力 | 毒を操る程度の能力 |
妖怪化してからはまだ数年程度しか経っていないため、妖怪の中ではかなり新米。
初登場当初は自身の生い立ちからか、人間に対して恨みを持っており、人間に操られるがままにされる人形の地位向上のため「人形解放」を強く願っていたが、四季映姫・ヤマザナドゥから「あなたは世の中を知らなすぎる」と言われた為、しばらくは見聞を広めることにしたらしい。
だが「人形解放」は諦めていない。
マッチモードにて両者が対峙し万が一メディスンが勝った場合の勝ちセリフは映姫をぞんざいに扱うものであるが、マッチモードはストーリーとは無関係のセリフであるため、実際のところはどうかはわからない。
メディスンストーリーエンディングを見る限り、『花映塚』で映姫の説教を一番素直に聞いたのは彼女のようである。
ちなみに『花映塚』エンディングでは因幡てゐに鈴蘭畑の一角を貸し与え、得意な毒を手土産に八意永琳と交友関係を持った。
また『儚月抄』のパーティではアリス・マーガトロイドと何か話していた。人形繋がりなのか2人で鍵山雛を見ている様にもみえる。ただしこの位置関係をZUNが指示したかは不明である。秋★枝の気遣いかもしれない。
彼女は鈴蘭の花(もしくはその毒)を「スーさん」と呼んでいる。
『外來韋編』ではチルノがメディスンについて個別にコメントしており、チルノはメディスンについてよくわからないが「 なんかよくない 」のだとしている。文脈からして、毒を用いるメディスンについて「良くない」のだとしているものと思われる。
チルノが贈るメディスンへの賞は「 罪深賞 」。
同コーナーでは、ZUNもまたゲームキャラクターとしてのメディスンについてコメントしている。
またZUNはメディスンの個別の名鑑コーナーでメディスンについてその取扱いの難しさについてとある他キャラクターともあわせてコメントしている。
種族
妖怪(自律人形)
八意永琳は彼女について「身体というのは毒で動くので魂を持った人形が毒を得て動くこともあるだろう」と言っていた。稗田阿求もまたメディスンについて妖怪と分類しており、「 捨てられた人形が、時を経て妖怪に成長したもの 」としている(「幻想郷縁起」、『求聞史紀』)。
容姿
髪は金髪のウェーブのかかったショートボブであり、瞳の色はブルー。赤いリボンが蝶結びで結ばれており、トレードマークとなっている。黒と赤を基調とした物を着ている、またロングスカートをはいており、リボンを胸元と腰に付けている。リボンの色は胸元は赤、腰は白である。腰のリボンは大きく存在感がある。
全体的に幼い印象が目立ち、身長はやや大きめの腹話術の人形程度とされる。ちなみに人形だが球体関節ではない。外見は人間とほとんど同じ。またその傍らには常にミニメディスンのようなものが飛んでいる。鈴蘭の妖精だろうか?
性格
無邪気で素直な子供らしい性格をしており、世間知らず。それは生まれてから鈴蘭が咲く「無名の丘」を出たことがないのが原因で、他者と出会うことが少なく、話し相手などは主に鈴蘭(もしくはその妖精)であった。
『花映塚』の異変では鈴蘭の毒が異常なほど強まり、無名の丘を飛び出して人形解放をしようとするなど、その行動は衝動的。映姫に諭されてからは大人しく見聞を広める事にしたらしいが、その後どうなったかは不明。
その存在自体は『花映塚』以後も幻想郷にあり、阿求が取材したところによれば「人形と思って手を出したらかぶれた」、「里に降りてきたがすぐに逃げていった」、「無名の丘で嬉しそうに跳ねまわるのを見た」といった目撃例や体験談が寄せられている。
阿求は生まれたばかりのメディスンについて大勢の人間を見たことがないのではとしており、同時に力加減をまだ知らないであろうことから迂闊に刺激してはいけないとしている。
一方でメディスンは経験不足から騙されやすいようで、言いくるめてしまうこともできる、ともしている。阿求はメディスンと出会ってしまった際の緊急の対策として「人間嫌いの人間のふりをすること」を挙げている(「幻想郷縁起」、『求聞史紀』)。
メディスンは先述の通り人間を嫌っており、人間を嫌う相手を想いを同じくする仲間と感じるのである。
所持スペルカード
- 花映塚
- 毒符「神経の毒」
- 毒符「憂鬱の毒」
- 文花帖
- 霧符「ガシングガーデン」
- 毒符「ポイズンブレス」
- 譫妄「イントゥデリリウム」
備考・その他
二次設定
ZUN絵では球体関節は見られないのだが、人形という事もあってか球体関節で描かれることもある。
(ちなみに『花映塚』のエンディングはalphes氏が描いているのだが、そこでも球体関節が描かれていないことから、画風による球体関節の省略ではないと思われる。)
本来鈴蘭の花のことをスーさんと呼んでいるのだが、二次設定では横にいるちっさいのを指すこともある。「小さな妖精の姿をした鈴蘭の化身」と解釈すれば一応、矛盾はないが……。
逆に前述の「人間を操る」という設定を過大解釈して「傍らのちっさい奴こそがメディスンの本体」とする恐ろしい説もしばしば見られる。
ちなみにカップリング(?)は、