概要
閃乱カグラシリーズに登場する架空の学校。
略称は「蛇女」で、悪忍を育成する学校。ゲーム、アニメ共に天守閣を根城としている
「悪は善より寛容である」と謳っており、学園内での地位を高めるため、下位の生徒が上位の生徒に下克上的に攻撃を仕掛けることすらも許可されている。
しかし自由に伴う責任もまた、自己に跳ね返るようになっており、失敗すれば即座に報復を受けるという、極めて殺伐とした環境となっている。
法に従わない悪忍の学校であるためか、教育内容も半蔵学院より苛烈。しかし表舞台に居場所のなくなった忍学生は必然的に蛇女に流れ着くことになるため、生徒数は半蔵学院と比べ桁違い。
『少女達の真影』『紅蓮の少女たち』においては、焔が選抜メンバー筆頭を担当。
上記の謳い文句に救われた彼女は、特にそれを強く意識しており、入学試験の受験者を全員合格にするなどしていた。
同作ラストで蛇女が一時崩壊して以降は、焔の前任者であった雅緋が、休学状態から復帰し筆頭を引き継いでいる。
所属メンバー
現・選抜
雅緋 新リーダー
両備 元・月閃の生徒
両奈 同上
元・選抜
焔 旧リーダー
関連メンバー
総司 リーダー
関連者
両姫 両備と両奈の姉
担任
鈴音先生 選抜クラス教官(リンク先ネタバレ注意)
出資者
道元 学園のスポンサーの一人
『SHINOVI VERSUS』において
『少女達の真影』『紅蓮の少女たち』から半年が経過した、『SHINOVI VERSUS』における新体制の蛇女の様子は、ルートによって大きく異なっている。
まず紅蓮隊ルートにおいては、前作で死亡したと思われていた出資者・道元が生存しており、忍学生達のほとんどを傀儡の術で操っている。
彼はこれにより各地の忍学校に学炎祭という名目で攻撃を仕掛け、争いに呼応し出現した妖魔の力を我が物にしようと企んでいた。
一方蛇女ルートにおいては、そもそも選抜メンバーが正式に認可されておらず、ストーリーモードを通じて適性を判断するという、独自の状態でシナリオが展開されている。
こちらでの蛇女には道元は影も形も見られず、上記のように忍学生達が洗脳されているような描写もない。
同作における蛇女の様子は、上記2つのルートでしか描写されておらず、残る2つのルートでは最低限の顔見せしかしていない。
このため、道元がこの時代に生き残っているのが紅蓮隊ルート独自の設定なのか、あるいはどのルートでも生存しているのかは不明となっている。