「いいかお前ら 海賊なんて… 最低だっ」
概要
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍で一番下っ端の兵である「三等兵」に属している。
ハートマークのような形の目(普段はサングラスで隠れている)と縞々模様の顎(ダンサーとして売れてなかった頃に顎に生えたキノコの食べ残し)が特徴。
海兵にしては珍しく、制服を着用せずに私服で行動している場合が多い(堂々たる軍紀違反である)。
実は彼は、ねじまき島の冒険と同時上映された作品で主役となっている。
プロフィール
本名 | ジャンゴ |
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通り名 | 1、2のジャンゴ(海賊時代)→寝返りのジャンゴ |
肩書き | クロネコ海賊団船長→三等兵 |
懸賞金 | 9,000,000ベリー(海賊時代)→なし |
標語 | 不明 |
能力 | 能力無し |
出身地 | 不明 |
誕生日 | 12月28日(1・2・ジ(2)ャ(8)ンゴ) |
主な部下 | 無し |
CV | 矢尾一樹(後にベンサムやフランキーを演じる)、高木渉(劇場版ジャンゴのダンスカーニバルのみ) |
能力
幾つものチャクラムを武器として懐に隠し持っており、これを投擲して相手を攻撃する。チャクラムの斬れ味は鋭く、ものの数分で小さな林を丸坊主にしてしまえる。
また、そのチャクラムを糸に繋いで振り子代わりにし、催眠術を掛ける事も出来る。むしろこれがジャンゴの真骨頂であり、催眠術師としての腕は文句無しに高い。顔を見合わせながらならまず間違いなく催眠にかかってしまうほどだが、あまりに強力すぎて自分にまで度々かかってしまう。発動の直前に帽子のつばで顔を隠し、自分の催眠に抵抗する技を身に着けたのはごく最近のことらしい。
なお、催眠術が使えるようになったのは、顎に生えてきたキノコを食べてかららしい。この時のキノコの味は大変不味かったらしく、今でも食べ残した茎の部分が顎に残ったままになっている。新種の悪魔の実か何かだったのだろうか?
戦闘には関係ないが、元々ダンサーを志望していたこともあってダンスが大得意。その実力はほぼ飛び入りで参加したダンス大会でしっかり優勝してしまうほど。ムーンウォークもお手の物で初登場時もムーンウォークで歩いていたところをたまねぎに発見されて大騒ぎになった。
性格
元は海賊なため計画遂行のためなら女子供も殺しに掛かる粗暴な性格ではあるが、友人のためならその友人が海兵であろうと助けに駆けつける人情味も持っている。
フルボディ共々ヒナに対して恋心を抱いており、それを完全に曝け出しているが、ヒナには実力を含めて部下として認められてこそいるが恋が実る気配は全く見られない。
活躍
海賊時代のジャンゴ
初登場時はウソップの故郷を襲う海賊団の船長(懸賞金額900万ベリー)で、前任の船長クロの指揮の下、ウソップの故郷に住む大金持ちの少女の財産を奪おうとした。だが、海賊団はルフィ達に破れ退却していき、自分は部下に見捨てられてウソップの故郷の島に置き去りにされる羽目になる。
その後しばらくはシロップ村でひっそりと生活していたが飯屋で食事を取っていた所をウソップ警備隊のたまねぎに見つかったため島からは脱出し(なお航海中何の因果かかつて自らの催眠術によって性格を狂わせた斧手のモーガンとニアミスしている)、航海の末辿り着いた島で後の相棒となるフルボディと知り合う。当初はフルボディが海兵だとは知らなかったため、あっという間に友情が築かれていった。その友情はかなり強固なもので、後に海賊であることがバレて逮捕された時も、フルボディは自らの降格と引き換えにジャンゴを無罪にさせ、ジャンゴは死刑を免れた。
無罪判決後、ジャンゴはフルボディと別れるつもりでいたが、別れようとした所を偶然通りかかった海軍大佐ヒナに一目惚れし、同じくヒナに一目惚れしたフルボディと共に彼女の部下になった。以後は海兵として生活しており、アラバスタでの麦わらの一味の拿捕やキューカ島でのバロックワークス残党狩りなどに参加している。マリンフォード頂上戦争にも参戦したが終始これといった活躍の機会は無く、最終的にはルフィが無意識に発動させた覇王色の覇気によって意識を失ってしまう。
第2部でもヒナの部下に就いているらしく、彼女の為に花束を用意していた。階級は不明。