G1
『超神マスターフォース』が初登場となる。デストロン所属の勢力で、各々が海洋生物型のメカに変形する。デストロン所属の勢力としては珍しく「●●トロン」と付かない部隊である。
リーダーであるタートラー以外は意思を持たない量産機で、いつもサイバトロン戦士達にあっけなく倒されている。
全員が合体する事で深海合体兵士キングポセイドンが完成する。
漫画ではタートラーもペットのように餌をもらっていたが、その後デストロン最強合体スクランブル7を構成する時は母体となるタートラーが掛け声を出すだけでなく、ロブクロウとテンタキルも名乗ってターゲットオンしており、どの程度知能があるかは不明。
メンバー
シーコンズ指揮官タートラー
メンバーの中では唯一意思を持っている存在であり、剣とキャノン砲、レーザー砲を武器としている。
海外版ではスナップトラップという名前。
海中破壊兵オーバーバイト
海外版でも同じ名前。
海中爆破兵ロブクロウ
タートラー以外の他のシーコンズ同様知能のないドローン。
玩具は髭が頭部と一体成形(漫画では電磁鞭になっていた)で海老反りになっておらず、腕として合体させると銃に変形させたメンバーが持ちづらく、自身が銃になると持たせづらい為に出来は今一つ。
海外での名前はノーティレイター(Nautilator)で、ビーストモードはロブスターとされる。設定は日本のムックでは水陸両用の故障品と書かれ、能力の合計値は部隊で最低の44。上記の玩具の不出来もあってか、ピラナコン(Piranacon)のセットでは省かれた。
2015年の食玩でのリメイクでは合体の仕組みが見直され、武器として持たせやすくなった。
海洋工作兵クラーケン
エイに変形する。合体時は左腕に変形。メンバーの中では唯一飛行が可能。
海外版ではシーウィングという名前。
機雷攻撃兵テンタキル
イカに変形する。合体時は左脚に変形。
海外版でも同じ名前。
深海攻撃兵ガルフ
シーラカンスに変形する。合体時は右脚に変形する。
原語版ではスケイラーという名前。
ビーストウォーズⅡ
『ビーストウォーズⅡ』では第三勢力である「宇宙海賊シーコンズ」として登場。
宇宙を股にかける海賊集団で、アンゴルモアエネルギーを採取して売りさばこうと惑星ガイアを訪れた。義侠心に厚く、親分たるハーフシェルを中心に固い結束を誇る。
玩具は上記のG1版の流用で、デストロン所属という扱い。
アニメ放映前のカタログにはちゃんと6体が載っていたが、ロブクロウは省かれてしまった。
ハーフシェル
CV:西松和彦
メカカメに変形するシーコンズの頭領で、部下からは「親分」と慕われる。
海賊としての誇りを強く持ち、利害関係が一致しない限りはサイバトロンにもデストロンにも決して協力せず独自の行動を取る。計算高く、交渉によって相手を出し抜くこともあるが、一方で義理堅い性格で自ら約束を破るようなことはほとんどなく、破るとしてもせいぜい相手に約束を反故にされたときぐらい。
裏設定によると、元々は生まれながらのデストロン戦士であった。しかし、次第に自分の環境に違和感を募らせるようになり、自由を求めてデストロンから海賊に転身した。
ゴッドネプチューンの胴体部を担当する。
シーファントム
CV:一ノ渡宏昭
メカサメに変形するシーコンズの切り込み隊長。
熱血漢で、表には出さないが実はスキュウレに気がある様子。
鋭い牙や背びれによる斬撃が得意技で、ゴッドネプチューンの右腕を担当する。
シーラゴン
CV:宮澤正
メカシーラカンスに変形するシーコンズの知恵袋。
他のメンバーに比べ随分と年老いており、普段は寝ていることが殆ど。覚えている知識も曖昧で肝心な所が抜け落ちていたりもするが、それでもハーフシェルには敬われている。
ゴッドネプチューンの左腕を担当する。
ん?メシの時間か?
テラマンダー
CV:上別府仁資
メカエイに変形するシーコンズの若手メンバー。
のんびりした性格で、シーコンズの中では唯一飛行可能な戦士でもある。
ゴッドネプチューンの右足担当。
スキュウレ
声優:松本美和
普段は女性らしい仕草を見せるが、一度怒ると恐ろしい形相とドスの利いた声でキレる。
本人曰く「コブシメの血を引く由緒正しいメスイカ」らしく、オスイカのスクーバに好意を抱き追いかけまわすが常に避けられてばかり。それどころか嫌いなタイプのビッグホーンに惚れられ追い掛け回される始末で、なかなか不憫なイカ娘ちゃんである。
ゴッドネプチューンの左足を担当。
ゴッドネプチューン
シーコンズの5体が合体して完成する合体海神。
海神剣を振り回し、必殺のゴッドスプリットを繰り出す。