読み「ひょうげもの」(ラテン文字/Hyouge-mono)
概要
山田芳裕による講談社刊『モーニング』にて隔号連載中の歴史漫画。
「へうげる(ひょうげる)」とは「ふざける」という意味に当たる。
ストーリー
時は戦国、安土桃山時代。本作品の主人公「古田織部正重然(ふるた,おりべのかみ,しげなり)」、あだ名は「左介」「古左」「古織」。
織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などの武将達や文化人達とともに、数奇者として「武」か「数寄」か、物欲か出世かに挟まれ、悶絶しながら乱世の時代を生きる物語。
戦国武将よりも千利休をはじめとする文化人が幅広く活躍している漫画。あと、顔芸の奇抜さに定評がある。キャラの個性もやたらと強烈である。
“数奇者(すきしゃ、すきもの)”とは、芸道に執心な人物の俗称で、言わば「物好き」「風流者」の類い。現代では茶道に熱心な人物を言う。
古田織部も茶道を極め、茶の湯のコーディネーターと言えた。
現代でいう「オタク」や「マニア」、「コレクター」を思わせる。
アニメ
2011年4月より、NHK BSプレミアムにて放送が開始された。全39話。
古田織部の声は大倉孝二が担当。
主題歌
- OPテーマ「Bowl Man」
作詞 - Kohei Sakama / 作曲・編曲 - cro-magnon / 歌 - IKZO
※cro-magnonメンバーの一人が問題を起こした為、バンドが解散となってしまい、第5話以降のOPが曲名不明のインスト曲に変更された。
- EDテーマ「KIZUNA」
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 澤近泰輔 / 編曲 - cro-magnon / 歌 - 斉藤由貴
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