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M-1の編集履歴

2018-12-09 18:20:10 バージョン

M-1

えむわん

日本で一番面白い漫才師を決めるイベント。

M-1とは、2001年から開催されている、漫才日本一を決める企画「M-1グランプリ」のことである。2010年に一旦終了したが、2015年から再び開催されている。


概要

島田紳助が企画・プロデュースを担当し、自らも大会実行委員長兼審査委員長として、番組に積極的に参加していた。

主催は吉本興業朝日放送テレビ(ABCテレビ)の共催(第10回までは吉本興業の単独主催)。テレビ中継は朝日放送の制作で年末のゴールデンタイムに全国ネットで放送される。2005年開催の第5回からはテレビ朝日が制作協力に加わり、テレビ朝日第1スタジオから決勝戦の模様が生中継されている。

また大会スポンサーとしてオートバックス(第10回まで)、Cygames(第11回~)、サントリー(第12回~)、日清食品(第11回~)、ファミリーマート(第11回~)、ユニクロ(第11回のみ)が特別協賛している。


2001年にスタート。コンセプトは「単純におもろい奴を決めるコンテスト」であるが、もう一つのコンセプトは「漫才師を辞める切っ掛けを与える」であり、大会当初から、唯一の出場条件に「結成10年以内」(第11回からは結成15年以内)と付けたのもこの為である。


余談であるがテレビ朝日が制作に加わる以前は東京ビッグサイトの目と鼻の先にあるパナソニックセンター有明スタジオから生放送されていた。また放送当日の昼にスタジオ外の特設会場で敗者復活戦が行われていたため冬コミ帰りの見物客もちらほら見受けられ、自身もアニメオタクである司会のはりけ~んず・前田がそのことをイジっていたと言う。


終了と復活

2010年の第10回大会の準決勝終了後、「漫才が隅々まで広まった」ということから、10回目という区切りをもって発展的解消の形として終了することが決定。2011年以降は全国区の漫才賞レースとしては舞台をフジテレビに移し「THE MANZAI」が開催されていた。

ところが2014年、朝日放送はM-1を2015年冬に復活させることを発表(当初は「THE MANZAI」と並行する形で2015年夏に開催される予定だった)。大会が無い4年の間にラストイヤーを迎えてしまったコンビへの救済措置も兼ねて、出場資格が「結成10年以内」から「結成15年以内」に拡大される形となった。


ルール

上記にあげたように、結成から満15年以内(2010年までは開催年の4月30日現在で結成10年以内)ならプロ・アマ・年齢・国籍・男女・人数・経歴等一切自由である。それこそベテラン芸人が即興で組んだコンビだろうが条件を満たすので出場可能なのだ。

決勝は全国各地の予選を勝ち抜いたコンビ(第1回は10組、第2回~12回は8組、第13回以降は9組)に、第2回からは準決勝で敗れた敗者復活組の中から選ばれた1組が加わり、ファーストラウンドでは持ち時間4分の間で漫才を行う(フリップやギター等の小道具の持込は可能)。審査員7人(第11回は9人、第12回は5人)が100点満点で審査し、上位3組が最終決戦に進出となる(第1回のみ上位2組)。

最終決戦では新たな漫才ネタを披露し、審査員全員の記名式投票で優勝者を決定する(同点票が出た場合はファーストラウンドの上位のコンビが勝者となる)。

なお、第1回のみ一般審査員の審査もあったが、以降は廃止されている。

また第13回からは、それまで一番最後にネタを披露していた敗者復活組が一番有利になりやすい状況を是正するため、1組のネタが終わるごとにくじでネタ順を決める「笑御籤(えみくじ)」が導入された。


賞品

優勝商品はトロフィーに賞金1000万円

並びに副賞として、第10回まではオートバックスセブンのカー用品100万円分と向こう1年間のCM出演権、第11回以降はファミリーマートのプレミアムチキン1,000本などが贈られる。

だがそれ以上に、「翌年の大ブレイク」が約束されるという事が最大の優勝賞品であろう。たとえ優勝できずとも、決勝進出で注目を浴び、翌年以降仕事が急増する芸人も多い。それらの事は「M-1バブル」「M-1効果」と言われている。


歴代M-1チャンピオン

開催年優勝コンビ所属(優勝当時)結成年出場組数
2001年(第1回)中川家吉本興業大阪1992年1,603組
2002年(第2回)ますだおかだ松竹芸能1993年1,756組
2003年(第3回)フットボールアワー吉本興業大阪1999年1,906組
2004年(第4回)アンタッチャブルプロダクション人力舎1994年2,617組
2005年(第5回)ブラックマヨネーズ吉本興業大阪1998年3,378組
2006年(第6回)チュートリアル吉本興業大阪1998年3,922組
2007年(第7回)サンドウィッチマンフラットファイヴ1998年4,239組
2008年(第8回)NON STYLEよしもとC.A.大阪2000年4,489組
2009年(第9回)パンクブーブーよしもとC.A.東京2001年4,629組
2010年(第10回)笑い飯よしもとC.A.大阪2000年4,835組
2011年~2014年(開催されず)
2015年(第11回)トレンディエンジェルよしもとC.A.東京2004年3,472組
2016年(第12回)銀シャリよしもとC.A.大阪2005年3,503組
2017年(第13回)とろサーモンよしもとC.A.大阪2002年4,094組
2018年(第14回)霜降り明星よしもとC.A.大阪2013年4,600組

※吉本興業は2008年以降、タレント所属事務所が「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」に移行しており、便宜上「よしもとC.A.」と記載する。

Pixivでは

基本的に決勝に進出した芸人のイラストにこのタグが付くことが多い。

2009年には物凄く印象に残ったネタのイラストにもこのタグが付くようになった。

なお、別の意味として、「魔法少女のグランプリ」にこのタグをつけているイラストも見受けられる(漫才の大会としてのM-1とは無関係と思われる)。

リンク

「M-1グランプリ」公式サイト

wikipedia-M-1グランプリ

関連タグ

THE MANZAI

R-1ぐらんぷりピン芸人日本一を決めるコンテスト。

キングオブコントコント日本一を決めるコンテスト。

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