「しょ〜がねえ〜なぁ~っ」
「もう闘いは始まってんだ 誰ももう後には引けねえんだ……!」
「これからはもっと………しんどくなるぜ……てめーらは……」
概要
パッショーネの裏切り者である暗殺チームのメンバーの一人。「しょ〜がね〜なぁ〜」が口癖。
ボスの情報を得るためにトリッシュを確保しようとするが、一足早くボスの命によって隠された後だった。
そこでポルポの葬式にチーム揃って出席していなかったことからブチャラティのチームがトリッシュ護衛の命を受けたのではないかとにらみ、街に買い物に来ていたナランチャを尾行していた。
当初は疑っていただけだったが、ナランチャの買い物の内容(女性が使うような品物を買い込んでいた)から自分の考えが正しかったと確信、彼を拷問してトリッシュの居場所を吐かせようとする。
しかしナランチャの逆襲で予想以上にダメージを受けてしまい、最後は互いに正面からやり合うも、エアロスミスを直に出現させ同時に機銃掃射、という策に負け、銃弾を体に受け死亡。死ぬ間際にホルマジオが残した台詞は、今後の護衛チームの未来を暗示するかのような一言だった。
暗殺チーム内ではホルマジオのスタンドについて「くだらない」と言われているらしいが(アニメ版ではこれを言ったのがイルーゾォということになっている。本気で言っているというよりは軽口よりであったが)、自身のスタンド能力を「知恵の使い様」で最大限に活かしたことでナランチャを追い詰めたり、彼のスタンド「エアロスミス」の能力特性を試行錯誤しつつもかなり正確に見抜くあたり、チンピラ同然の格好や言葉遣いとは対照的に、かなり頭脳派の知略家だと考えられる。
また、アニメ版ではある男の暗殺のために「活躍」するシーンが追加されており、その仕事を「スタンド能力で人間が飲み込んでも気付かないレベルまで小さくした乗用車をターゲットの飲み物に仕込んで飲み込ませ、その後スタンド能力を解除してターゲットの体内から原寸サイズに戻った乗用車が飛び出てくるように仕向ける(当然、ターゲットは身体が破裂して即死。ついでにすぐそばに居たターゲットの女も巻き添えで乗用車の下敷きになって死亡)」という、さながら「いともたやすく行われるえげつない行為」を地で行く非常に残忍なやり方で完遂しており、一連の動作を顔色ひとつ変えずに行うなど、原作よりもスタンドの有用性とゲスっぷりを増して描かれている。
そんな殺しには慣れているはずの彼だが、後にアジトに送りつけられたソルベの死体を見た時はそのあまりの惨たらしさにこの世のものとは思えないような絶叫を上げて口を抑えていた。
あと、猫好きらしいが猫は懐いてはいなかった。
漫画、アニメどちらにも自室と思しき空間に灰皿があるため、喫煙者の可能性が高い。
猫が懐かないのも匂いで嫌われている可能性もあるほか、懐かない猫をスタンド能力を使って瓶詰にするなど、やはり優しさは感じられない。
名前の由来はイタリア語でチーズを意味するフォルマッジョから来ていると思われる。
スタンド「リトル・フィート」
切りつけた相手をどんどん小さくするスタンド。詳細は当該記事参照。