ディ・モールト ディ・モールト 良いぞッ!
プロフィール
アニメ版 身長 174cm
(ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 meets TOWER RECORDSタワーレコード渋谷店 身長対比表より)
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の登場人物。
遠隔操作型のスタンドを所有する、パッショーネの暗殺チーム所属のスタンド使い。主に薄紫色や金色で塗られるアシンメトリーな長髪と、片目だけ開いている透けたマスク、片側が大きく露出された服と形容し難い面積の薄い代物と手袋を着用している。その奇抜な外見とは裏腹に生年月日や血液型などのデータを重視し自身の能力に利用する研究者気質の頭脳派である。
後述するシーンやスタンド能力ゆえ、一部のファンからは変態呼ばわりされている。
しょうがない野郎だぜ……まだ記事は途中だっていうのに… …
暗殺チームのメンバーの一人。『ディ・モールト』(非常に)が口癖。プロシュート&ペッシとの激戦を制したブローノ・ブチャラティ達から、ボスの娘トリッシュ・ウナを奪うために現れた刺客である。
自らは一行に接近せず、ブチャラティが戦った列車の中でスタンドを産み出し、追跡させる。スタンド『ベイビィ・フェイス』は早々にブチャラティとトリッシュを倒し、任務をほぼ果たすが、ブチャラティ達を探していた「新入り」ジョルノ・ジョバァーナに見つかってしまう。メローネが『無敵』と自負する能力でジョルノを倒したかに見えたが、その能力がジョルノのスタンド『ゴールド・エクスペリエンス』の新たな力を生み出すヒントになってしまうとは誰も想像していなかった……
『ベイビィ・フェイス』敗北後は駅で降りて電車から離脱。ブチャラティの血液がまだ残っていたのを利用し、新しい女性を見つけて追跡を行おうとするが、ジョルノがゴールド・エクスペリエンスでベイビィ・フェイスの一部を毒蛇に生まれ変わらせており、その毒蛇に舌を噛まれて死亡した。
一人の女性を犠牲にして生み出した刺客を返り討ちにされ、今度はその遺体から生み出した刺客を送り込まれ自分が討たれる。この上なく皮肉な末路である。
問題のシーン
『ベイビィ・フェイス』を発動させる過程で列車の個室に勝手に侵入し見ず知らずの女性へ生年月日、血液型などを唐突に質問して詮索し、挙句バッグの中身を漁りだし年齢を確認をした上で更には「君…健康状態は……………良好ですか?」と質問をする、かなり失礼な行動をしたために強烈な平手打ちを受けてしまう。しかしメローネは一瞬フリーズするも「スゴくいい!いいビンタだ!手首のスナップといい腰の入れ方といい、こういう元気なビンタを繰り出せるなら、君の健康状態は間違いなく『良好』だ!」と興奮気味に絶賛しながらついでに手の平をペロリと舐め、指の味から血液型を推測するというとんでもない行動をとる。更には追い討ちとばかりに「君はどれが好みなんだい?」と様々なキスの仕方が表示されたパソコンの画面を見せ、女性を心底戦慄させるという、変人揃いのジョジョの登場人物でも中々やらないことをしでかしてみせる。
上記の行動だけ見ると変態と揶揄されることはそうなのだが、夢中でデータを入力する様子や、行動の目的は一貫して自身の複雑なプロセスを踏むスタンド「ベイビィ・フェイスを発動させるため」に集約されている理由から、性的嗜好というより凝り性な研究者気質の変人であるようにうかがえる。しかし突然部屋に入って来られてこんなことをされる被害者からしたらどんな理由であれ、変態の次元を通り越して恐怖でしかないだろう…
また、スタンド上で面識の無い男女を血液を使い勝手に番わせ、「母親」を犠牲に誕生した「息子」をメローネ自身が育成し、最終的にターゲットである「父親」を殺害するように仕向ける様子から家族、とりわけ「父親」や「母親」への猟奇性や歪んだ家族観を覗かせており、メローネの家族関係に何かしらの問題があったのではと推察するファンもいる。
TVアニメ版
オリジナルの回想シーンから早くも登場。TVアニメ版ではより変態性を強調されている。レストランから出て行く女性の脚を眺め、舌なめずりをした。
なおこの時同席していたホルマジオ、ペッシ、果てはプロシュートまでドン引きしていた。なおアニメ版ではピンクと紫の中間のような髪色をしており、青い髪色のギアッチョとよく隣同士で描かれているためかキキララによく例えられる。→汚いキキララ
なお原作ではギアッチョは彼の最期には気づかずに電話を続けている描写があるがアニメでは察したのか「メローネもかよぉ……」と寂しげに項垂れるシーンが追加されている。
メローネにビンタした女性はTVアニメ版ではアニータという名前になっている。詳細はリンク先参照。
スタンド「ベイビィ・フェイス」
人間の女性を『母親』として『息子』を受胎させ、出産させるというとても珍しい遠隔操作型スタンド。
詳しくは当該記事」を参照。
担当声優
初のボイスが付いた黄金の旋風(PS2ゲーム版)では能力の再現が難解だった故かギャラリーモード(本編でも出るには出るが3Dモデルが用意できなかったか一枚絵のみ)にしか登場しないがオネエやオカマに近い声音の演技となっており、台詞を聞くだけで視聴者の笑いを誘ってくれる。チートバグ実況では事あるごとにもはやメローネ自身も関係ないところでもベイビィ・フェイスに「うっせーぞメローネェ!!」とキレられるのも有名であろう。
TVアニメ版では逆にかなりのイケボに変わっており、PS2ゲーム版を知る人には驚かれたことだろう。
関連イラスト
いいか?これが関連タグっていうことなんだ
ホルマジオ イルーゾォ プロシュート ペッシ ギアッチョ リゾット・ネエロ
汚いキキララ…ギアッチョとのコンビタグ