概要
本記事タイトルのものは、自身のスタンド「ベイビィ・フェイス」に対して放ったセリフで、「良く学習してるぞッ!」と続く。「ディ・モールト」がメローネの口癖なのか、作中では「ディ・モールトッ!ディ・モールトッ!(非常に非常に)よくやったぞッ!『ベイビィ・フェイス』」「もっと君は最高にディ・モールト(非常に)いいんだがなああ」などのように多用している。
「マンモーニ(ママッ子)」「ベネ(良し)」「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」「ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)」などと同様に、ジョジョラー間で伝わる有名なイタリア語の一つである。
ディ・モールトについて
「ディ・モールト」とは、イタリア語で「非常に」を意味する単語である。
しかし、「ディ・モールト ベネ(非常に良い)」や「ディ・モールト グラッツェ(ありがとう)」は、イタリア語としては間違い。「モールト」は、形容詞の前に置かれた場合を除き、一般的に「(量が)多い」を意味する単語(英語で言う "much" に当たる)として使われている(「モールトベネ」や「モールトグラッツェ」等であれば、カジュアルな場で使用される)。
イタリア語版単行本では「ディ・モールト」の部分は「ベリッシモ」に置き換えられている。
ただし、イタリアのトスカーナ地方の方言としては、原作同様「非常に○○」として日常会話に登場する。なお、作中でネアポリス地方出身と明確に設定されているブローノ・ブチャラティも「ディ・モールト グラッツェ」と発言しているため、作者がイタリアの取材旅行中に聞いたトスカーナ地方の方言を一般的なイタリア語と勘違いした可能性が浮上している。