「もう大丈夫だ。テメ〜がいるなら大丈夫だ」
「テメ〜がいるなら、俺様が不安になることなんて一切ね〜んだよ!」
概要
アプリゲーム「あんさんぶるスターズ‼︎basic」および「あんさんぶるスターズ‼︎music」に登場するキャラクター、大神晃牙×乙狩アドニスのカップリング。
ゲーム内事務所Rhythm Linkのユニット、「UNDEAD」に所属するアイドル。ズ!軸では夢ノ咲学院2年生、ズ‼︎軸〜4年目までは夢ノ咲学院3年生、現在は夢ノ咲学園を卒業し社会人となりストーリーが進んでいる。
1、2年時は別クラスであったが、3年生では同じクラスとなった。
短気で血の気が多い性格な晃牙と真面目で優しい性格なアドニスの対照的な性格の2人であり、出会った当初(高校1年時)は晃牙がアドニスをあからさまに敵視していたが、同じユニットに身を置くことで徐々に絆を深め、今ではお互いを仲間、ダチ、相方、相棒と呼び合い、非常に仲が良い。学校や仕事、オフでも一緒にいることが多いと公言されている。
あんさんぶるスターズ公式HP内のキャラクター紹介ページでは晃牙からアドニスの紹介文内にて「俺様のダチ」で「UNDEADの仲間」と発言されている。
また、YouTubeで公開された「あんスタゼミナール」内で公開された公式相関図では、
晃牙からアドニスへ「仲間、ダチ」「大切なダチ!」
アドニスから晃牙へ「信頼する友」
と表記されている。
関連ストーリー(!)
※ネタバレ注意
以下、2人の関係性が分かるようなイベント及びスカウトストーリーをピックアップし、その内容に触れております。登場するもの全てではなく独断です。また、ストーリーのあらすじ全てには触れておらず、あくまで2人の絡みをピックアップして書いております。個人的な意見も大いに含まれていますので、実際のやりとりについては是非ご自身でストーリーを読んで確かめてください。
追憶*それぞれのクロスロード
「アラビア語で死ねってなんて言うんだ?」
「あまり簡単に死ねなどと言ってはいけない」
「あぁクソッ、会話が噛み合わなくて苛々する!」
⚪︎重要ストーリー⚪︎『Curse/第六話』
UNDEAD結成前の追憶ストーリー。高校1年時に初めて出会った2人が登場する。
2人の初対面は敬人の実家である寺院。晃牙が帰国後の零を待って居座っていたところに、零が日本にやってきたアドニスを連れて訪れる。晃牙は自分が何度もアタックしても振り向かなかった零がどこの馬の骨かも分からないアドニスを連れてきたことに怒り出すも、当時のアドニスにはまだ日本語が通じにくかったことから頓珍漢な返答をしてしまい、更に晃牙を苛立たせる。晃牙が「アラビア語で死ねって何て言うんだ?!」とキレると、アドニスは「簡単に死ねなどと言ってはいけない」と火に油を注いでおり、お互いの第一印象は最悪だと思われる。
このやりとりの後、晃牙はギターの指導を受けるかわりに「アドニスの面倒を見ること」を頼まれ、嫌々ながらも零(実際は敬人)に教えて貰う為ならばと引き受けている。
生け贄◆不死者たちの復活祭
「でっかくなりて〜よ、お前も同じだろ?アドニス」
⚪︎重要ストーリー⚪︎『Reincarnation /第二話』『Reincarnation /第八話』
2年生春頃のUNDEAD復活までの経緯を主軸に1年時の過去も絡めたストーリーとなっている。
親族の前でいつもとは違う零の姿を見てしまい自分が目指している存在とは何なのかと自信を無くす晃牙へ対し、アドニスは自分にとっての零の存在を言語化し、そんなアドニスの言葉により立ち直る姿が描かれている。
このときにロマンチックな物言いをするアドニスに対して「いつか作詞とかするか」と声を掛けているが、1年越しにしっかり実現させている(※ルームボイス参照)。
過去の回想では、1年生のアドニスが晃牙に対して「あいつには嫌われているようなので、ひとりで向きあうのはやや怖い」という発言しており、1年時はお互いの距離感が掴めずにいた様子が窺える。
スカウト!遊園地ショウ
「俺様は基本、人間のダチはつくらね〜んだけどよう。テメ〜は除外してやっていいかもな。この俺様のダチになれるんだ。誇っていいぞ、アドニス♪」
「……俺を友と言ってくれるのか、大神」
⚪︎重要ストーリー⚪︎「第一話」
これまで人間のダチはいらないと何度も豪語してきた晃牙がアドニスを初めて「ダチ」と認めたストーリー。回りくどい言い方ではあったが、アドニスも友達と認められて嬉しそうにしている。この2人のやりとりを見た薫は「……あの子たちって仲いいよね」と素直な感想を溢しいてる。
この後、遊園地でのライブがなくなって落ち込む晃牙にアドニスから串焼きを渡しながら「俺と大神は友であり、仲間だろう」と友を強調するように声をかけており、友達と認められたことが相当嬉しかったのではないかと思われる。
衝突!思い還しの返礼祭
「We are 『UNDEAD』!」
「We are 『UNDEAD』……♪」
⚪︎重要ストーリー⚪︎『魔物たち/第四話』
先輩たちの卒業を間近に控えた春頃のストーリー。晃牙とアドニスは来年度からは2人だけのUNDEADになるかもしれないという不安の中で返礼祭へと参加することとなる。「UNDEADは解散する」と零から言われ、不安や動揺の中で“デッドマンズ”の先輩たちのいるステージへ立つため、2人きりでも奮闘する姿が書かれている。
2人だけでライブを続ける大変さに今まで自分たちが先輩たちに助けられていたことを実感しつつ、先輩たちのいるステージに向かうためにも「We are UNDEAD!」と声を合わせてお互いを励まし合っていた。
コーラス★始まりのオペレッタ
「ちゃんと戻ってこないと許さね〜ぞ……待ってるからな、俺様を忠犬ハチ公にするんじゃね〜ぞ」
⚪︎重要ストーリー⚪︎『Birthday/第三話』『エピローグ①』
2年卒業間際の話。故郷の情勢が厳しいことから、実家へ帰省をしていたアドニスが不在時のストーリー。
遠く離れた地にいるアドニスに対して、「アドニスは大事なダチなんだよ」と身を案じたり、新聞を買って現地の情勢を知ろうとしたりと、帰省中のアドニスをかなり気にかけている晃牙の姿が多く見られる。遠方にいるアドニスとの通話では、「俺様を忠犬ハチ公にするんじゃね~ぞ」とアドニスの帰宅を待っている素直な気持ちを隠さない優しい声掛けがされている。
また、ストーリー中で凛月からは「相方が不在で手持ち無沙汰してる」と言われており、このときには第三者から見ても相方認定されていると推察される。
関連ストーリー(!!)
大神晃牙 第二話
「大神には大神の魅力がある」
「それでこそ、俺の相棒だ」
トレーニングルームにて筋トレをする2人の話。一時的に海外に行っていたアドニスや零に引けを取りたくないと意固地になって無理なトレーニングをしようとすると晃牙だったが、アドニスはそんな熱い想いを受け止めつつ、無茶しすぎないようにとランニングマシンでの勝負を提案。マシンの負荷が以前よりも上がっていることから、アドニスがいない間も晃牙がレッスンを欠かさなかったことに気付き、「それでこそ、俺の相棒だ」とアドニスにしかできない声掛けで晃牙の頑張りを認めている。
先輩たちが卒業していった春頃の話となっており、お互いのことを認め合い、結束力が強まっている様子がストーリー全体を通して書かれている。ボケとツッコミのような2人の掛け合いがとても可愛らしいので是非読んで確かめてください。
乙狩アドニス 風の歌、砂の音
「こんなことを話せるのはきっと、大神だけだ」
「おう。俺様たちはダチだもんな……♪」
フィーチャー衣装アドニス編のストーリー。プロデューサーから故郷の文化をモチーフにした専用衣装を提案されたが、アドニスは今の自分が着てもいいものかと悩んでしまう。そんな不安を上手く表すことができないまま軽音部の部室へ向かうと、晃牙には少しの会話ですぐに何かを抱えているのではないかと見抜かれてしまう。自分の気持ちを言葉にできないでいるアドニスに対して晃牙は「言いたいことは言え、吐きたいだけ吐け。存分にぶち撒けろ。いくらでも聞いてやるからよう」と声をかけている。その言葉により気持ちが軽くなったのか普段口数が少ないアドニスも自分の素直な気持ちを吐露することが出来ており、最後には「こんなことを話せるのはきっと、大神だけだ」と告げている。
これまでも晃牙はダチの助けになりたいという気持ちが強かったが、このストーリーではアドニスに頼られたことが相当嬉しかったのか「俺様たちはダチだもんな……♪」とかなりご機嫌な様子。
第1.5部/第一章 セブンブリッジ
「テメ〜はもうちょい、カッケェやつだろ?アドニス?」
「俺とおまえは同じ種類の動物だ。だからこそ、魂をこめた鳴き声はちゃんと伝わる」
⚪︎重要ストーリー⚪︎『ヘイトコントロール第13話』
七夕祭の本番前、晃牙は嵐のことで浮かない顔をするアドニスを心配して声を掛ける。
アドニスは嵐が抱える問題の大きさに最初から諦めがちであったが、そんなアドニスへ対し「テメ〜の夢は何だ?」「テメ〜はもうちょい、カッケェやつだろ?アドニス?」と煽るように励ます。その後口調が悪かったと思ったのかすぐに「ごめんなアドニスっ」と焦ったように謝罪。
しかし、アドニスは晃牙の言葉を受け「おまえの言い分は毎度、わかりづらい」と返すも、「俺とお前は同じ種類の動物だ。だからこそ、魂をこめた鳴き声はちゃんと伝わる」「俺も、そんなカッケェおまえを見習って、鳴こうと思う」と続け、晃牙の素直な言葉に背中を押された様子がうかがえる。
セブンブリッジは現在フルボイスとなっており、「ごめんなアドニスっ」がかなり優しい声色になっていたり、晃牙の言葉を受けた「大神」という一言の台詞に感情がこもっていたりと聴きどころがたくさんあるため、是非ボイス付きで確認してください。
深層*裏腹に潜んだBeast
「俺様はいつまでアドニスの足りない言葉に惑わされなきゃなんね~んだよ!」
UNDEAD4人が出演するドラマ「ビースト」の制作に関するストーリー。慣れない演技に苦戦しつつもなんとかこなしていくメンバーたちだったが、アドニスはうまくいかず、かなり苦しんでいる様子を見せていた。そんな姿を心配した晃牙は先輩に反対されながらも「俺様は承知しね〜ぞ。アドニスが誰にも言えね〜悩みを抱え込んでんのなら、ちゃんと聞き出してやるのが仲間ってもんだろ…!」とアドニスの悩みを聞き出そうとする。
見るからに悩みを抱えているアドニスだが、晃牙が問い詰めても詳しく事情を話そうとせず、「…信じてくれ」と言うのみ。晃牙は「俺様はいつまでアドニスの足りない言葉に惑わされなきゃなんね~んだよ!」と聞くだけではなく行動に移すことを決め、ESに入っていくアドニスの後をつける。
その後、プロデューサーに壁ドンするアドニスを見てしまい、2人が付き合っているのではと勘違いするが、すぐに演技の練習であったと誤解は解けている。目撃した瞬間の晃牙の反応は割とあっさりしたものだったが、後のインタビューにて「びっくりした」と語られている。
分かれ道*憧れた姿とフラッシュバック
「テメ〜がいるなら、俺様が不安になることなんて一切ね〜んだよ!」
「……こちらこそ、ありがとうだ、大神。その言葉が本当に嬉しい」
UNDEADは『AⅡE』計画の仕事を受け、人工知能によるロボットの先輩2人とライブをすることになる。過去最大規模の全国ツアーライブになるも、晃牙は先輩たちが不在のステージにモヤモヤとした気持ちを募らせ、本来望んでいたはずのライブに集中できない様子を見せていた。そんな中でいつもと変わらない姿のアドニスを見て、晃牙は素直にアドニスへ対し羨ましいと伝えると、自分はどんな場面でもいつだって最善を尽くして戦ってきたのだと話される。以下、意訳して記載することが難しいため晃牙の台詞を一部書き起こします。
「はは。そうだよな、テメ〜は昔っからそうだった」
「去年の【返礼祭】でも。もっと前の、俺様がまんまと誘い出されて『fine』の噛ませ犬にされちまったときも」
「テメ〜はどんなみじめな負け戦でも、最後まで諦めずに俺様と肩を並べててくれたよな」
「テメ~がいるなら、俺様が不安になることなんて一切ね~んだよ!」
……と、アドニスの存在でいつもの調子を取り戻すことが出来ていた。
ここでは単純に晃牙がアドニスに励まされただけでなく、アドニスがずっと一緒にこれまでの苦難を乗り越えてきたことに晃牙自身が気がつき、アドニスがいれば今後も困難があっても不安になることなんてないと安堵できたことが2人の関係の強さを固めるものとなったと思われる。
ちなみに、返礼祭の出来事は「衝突!思い還しの返礼祭」、fineの噛ませ犬となったのは「(!)メインストーリー第一部」に書かれており、どちらも不利な状況でありながらも晃牙とアドニスが2人きりで必死に舞台に立っていたときの思い出であった。
また、晃牙の言葉を受けたアドニスが「……こちらこそ、ありがとうだ、大神。その言葉が本当に嬉しい。報われた気持ちだ」と返している様子から、最初の出会いで拒絶されたアドニスにとっては相当喜ばしい言葉だったのではないかと思われる。
エピローグではライブ後の翌朝の様子が書かれ、晃牙は目覚めたあとに昨夜のライブが夢だったのではないかと不安になり「アドニスーーあの、俺、俺」と普段の「俺様」が抜けたまま話しかけてしまっている様子から、アドニスに対してはかなり気の許せる関係となっていることがうかがえる。
スカウト!ドーリーナイト
「人形を探し出して、俺に託してくれた母のように。俺も、母のように物に想いを託せるのではないか―――」
⚪︎重要ストーリー⚪︎『思い出の人形/第七話』
蚕の市で子供の頃に大切にしていた人形を譲渡した経験を通し、物には人が大事にしたいという気持ちが宿るものであると知ったアドニス。自分に人形をプレゼントしてくれた母のように物に想いを託せるのではないかと考え、プレゼントをしたいという気持ちから図書室へ編み物の本を借りに来ていた。遠く離れた地にいる母は難しいからと、まずは晃牙へ気持ちを込めたプレゼントを贈りたいと考えていた。
「ふふ、大神に編み物なんかを送ったら、〝暑苦しい〟と怒られてしまうかもしれないがな……♪」と、晃牙へのプレゼントとして手編みのマフラーは相応しくないと承知しているようだったが、文句を言われつつも大事にしてもらえる自信がある発言も見られた。
創からは「なんだかんだ大神先輩は受け取ってくれると思いますが」と微笑まれ、シルバーアクセサリーも喜ぶのではないかと、編み物とシルバーアクセサリーの本を貸し出されている。(実際に何を贈ったかは明言されていない)