「いま僕の目の前にいるのは、僕が愛し憧れた日々樹渉だ」
「それこそが、愛こそが答えです。私はあなたを愛しているから、今後も一緒にいます」
二人共同い年の19歳(「!」では18歳の高校三年生)であり、fineという同じアイドルユニットに所属している。身長は「!」までは二人とも179cm、「!!」からは渉が180cmに伸びて1cm差となった。
アプリリリース前からメインライター日日日のツイートより「渉くんは演劇部の後輩と絡むことがおおく、同じユニットの生徒会長のことを「英智」と珍しく下の名前呼び捨てで特別に親しげです。でもまぁ、誰に対しても気さくにガンガンいきますよ変態仮面は」と解説されており、特別に親しい仲だと知らされていた。
公式からは二人の関係性について以下のように解説されている。
渉→英智 | 英智→渉 | |
秒でわかるあんスタ | 面白い人です♪ | この世の誰よりも僕自身よりも信用している |
あんスタ刑事 | 特別な関係 | 特別な関係 |
あんスタ塾 | 憧れの存在・愛! | 憧れの存在・僕の渉 |
これから時系列でストーリー別に詳しく2人のこれまでを紹介していこうと思う。
⭐︎ストーリー、小説、アニメ、舞台のネタバレを含むので注意してください。
「!」における二人
追憶 集いし三人の魔法使い
一年前、まだ高校二年生であった英智が学院初の革命を成し遂げ、「皇帝」と呼ばれるまでを描いたストーリー。
渉に生きる希望を得て一ファンとして憧れていた英智だが、革命に必要な敵として作り上げた天才代表メンバー「五奇人」に日々樹渉を選抜。凡人でも天才を超えることができるという大義名分を盾に、卑劣な手を使い五奇人を、最後は愛し憧れた日々樹渉を討伐していく。
革命は五奇人を犠牲に成功と終わるも、渉はのちに英智の「道化」となり新たなfineへ加入することとなる。こうして渉と英智の奇妙な物語が幕を上げていく。
本作では革命のシナリオとして「敵」であった渉に対し、英智から渉への強い憧れや羨望が各所の台詞で垣間見ることができる。
渉は英智らが仕組んだ革命を見透かしており、他人の名前を覚えない渉が「天祥院英智くん」とフルネームで名前を呼ぶシーンもあることから、渉→英智に興味が出ていたことが窺える。
アニメ版ではオリジナルストーリーやより細かな描写が追加されているが、これは後に紹介する。
小説版第二巻「革命児の凱歌」にて、英智独白形式の「daydream」という書き下ろしストーリーが存在している。英智から日々樹渉への目を疑うような描写の数々は、二人のファンには履修必須な作品のひとつである。
幕開け!夢ノ咲サーカス
あんさんぶるスターズ始まって二回目のイベントで、渉が英智の手首を掴む衝撃のスチルが登場。あんスタ界初の「映り込み」の伝説を作った。
そのスチルにもなっているサーカスの演目のひとつであった「綱渡り」シーンだが、綱渡りを披露することとなった英智が最後の最後でよろめき、綱から落ちそうになったところを渉が手首を咄嗟に掴み救助する。
マジ顔で冷や冷やした渉に対し「君なら僕の手を掴んでくれると信じていたんだよ、渉」「ふふ。そんな余裕のない顔もできたんだねぇ、それが見れただけで収穫だ♪」などと、いつも余裕な姿を見せる渉を試す英智のおちゃめな一面も見せられたのち、渉は英智をお姫様抱っこし高所から地上へ舞い降りる。ちなみに観客が見ている舞台上での出来事である。 渉によれば、お姫様抱っこすることは役得らしい。
また、この話は公式コミカライズ「ready for star」で漫画化されており、「お姫様抱っこ」が目視で確認できるようになった。
交響*祝福のマグノリア
渉の等身大人形という、誰もがいらないと気持ち悪がるものを自分へのプレゼントなら嬉しいと喜ぶ英智に、どれだけ私を喜ばせるのがお上手か!と喜ぶ渉。渉の等身大人形は、大切に生徒会室の英智の椅子に座らされたあと、英智がよいしょよいしょ、と自宅まで持って帰ったようだ。プロデュースコースでは、等身大渉人形を運ぶ英智のお手伝いをすることができる。
このストーリーでは、fineとしてブライダル関係の仕事を引き受けた二人が、相合傘をして結婚式場の下見をしに行くシーンが存在しており、スチルにもなっている。
英智の体調を気遣う渉に対し、せっかく二人きりなのだから二人で歩いて帰りたいと言う英智。「英智は自分に関して無頓着なところがありますよね……。身体を濡らして風邪をひいたら大変です、私の傘にどうぞ」と完璧なエスコートで相合傘をする渉。英智は守られキャラなんですね〜と渉は終始ウキウキな様子であった。
演舞 天の川にかける思い
「ミルキーウェイ」「七夕」とも呼ばれており、アニメ化もしているストーリーのひとつ。
英智の問題発言となったエピローグ2⃣で、Valkyrieとの対戦後、姿を消した英智を探しに渉は屋上を訪れる。寒空の下、屋上で一人彼らの演技を振り返っていた英智に渉が話しかけるも、英智は素晴らしいライブに感動と興奮で脳内再生に夢中になっており、渉にライブの素晴らしさに対する共感を求めながらも舌舐めずりをしながら「僕の渉! もっと、もっともっと堪能しなくっちゃあ……☆」と言い放つ。
その後、渉の肩へもたれかかり英智は渉に本心を吐露し始める。
「ねぇ渉、僕はね……。昔から君が、君たちが羨ましくて仕方がないんだよ」と呟く英智に、「私たちも、あなたのことが恐ろしくて愛おしいですよ……英智」と渉も英智に言葉を返すも、渉に寄りかかったまま英智は眠りに落ちてしまう。その様子を「本当に、ときどき子供っぽいひとですね」と愛おしそうに言葉を続け、「起きてください、英智。自分の足で、おうちに帰りましょう。ともに歩いてくれるのではなかったのですか、あなただけは」「夢よりもよほど美しい現実が……いつだってこの世界には広がっているのにね。それを教えてくれたのも、あなたでしょう?」と囁きかける渉で物語は幕を閉じる。
アニメ版では「僕の渉!」発言はカットされているものの、上記の会話の後には花火が上がり、まるで少女漫画のようなロマンチックな描写もされるなど、また違った表現で再現がなされている。
スカウト!夢ノ咲レストラン
神秘性を保つため他人の前でご飯を食べない渉が英智をご飯に誘っている、という実は凄いことをしているストーリー。給士していても、別の場所にいてもお互いのことを考えていることがわかって大変可愛らしい内容となっている。英智に飽きられないように頑張ります!と言う渉もいた。
灼熱!南国景色とサマーバカンス
渉による桃李への指導を羨ましがり、僕には助言はないのかと英智が聞くと、渉はそんな質問をする向上心があるところを含めて、英智は英智だから英智というだけで百点満点ですよと言った。 そして、英智も渉に肯定されると息ができると口にする。
また、薫と初めて話してみている渉には「おや、浮気かい?」と声をかけてみたり、いつも渉に起こされているから寝顔を見たい、ドッキリをして仕返ししたい、と言ったりして無邪気にじゃれていた。
ドロップ 遠い海とアクアリウム
零に、渉は英智の財布の紐だと思われているそうだ。確かに私がねだればちいさな国くらい買い与えてくれそうですが……と答える渉もいた。ちなみに、渉が新しい芸を習得した際に最初に見せるのは英智であると明かされた。
決別!思い出と喧嘩祭
敬人に一方的なライバル意識を持つ渉。花火を綺麗だと言う英智に、花火よりダイヤモンドな人生を、と返すシーンもあった。またあんスタ6周年を祝して制作されたアニメーションでは、英智をねぎらう渉のカットも描かれていた。動画の1:12秒頃から確認することができる。
スカウト!ダンスフロア
クラスで創作ダンスを披露することになった桃李に、英智は公園で遊ぶことを提案する。特殊な生い立ちのため「子どもらしい遊び」ができていなかったfineの面々が目一杯遊ぶという心温まるストーリーであった。渉が英智に「ここは地上の楽園です!」と言うシーンも。みんなでカラオケに行くシーンでは、2人で仲良くメニューを見ていた。弓弦に「いつものように世界でふたりきりみたいなムードを醸しだしているところ恐縮ではございますが……」というツッコミを入れられているシーンも。
採光!瞬きの星夜祭
渉が英智のことを白薔薇に例えたストーリー。英智はこの時貰った白薔薇に「深い尊敬」の花言葉が込められていると解釈したが、果たしてその真相は……。ちなみにその時のカードイラストは、渉が3人をそれぞれ例えた3本の薔薇を持ち、その中で何故か白薔薇にのみ口付けているイラストだった。
ノエル*天使たちのスターライトフェスティバル
入院中、街がクリスマスで浮かれるなか生死を彷徨っている英智のもとに2年生の渉が訪れる。親しげに「英智」と呼ぶ渉に、日々樹くんが僕を呼び捨て?と戸惑いつつもときめく英智。「お手をどうぞ、英智」と手を差し出して英智を連れ出し、聖夜の夜空を舞うという美しい場面が描かれた。驚きすぎて何度心停止したとしても、そのたびに魔法のキッスで復活させてあげますけどね~!と得意気な渉。全てが夢なのか現実と入り混じったものなのかは分からないが、今やそんなかつての英智の夢は美しい現実となったと示された、fineの絆の深まる温かなストーリーであった。
その後、渉を見ているだけで愛おしくなってくるだろう?と英智が桃李に同意を求めるもあっさり否定される場面もあった。
対決!華麗なる怪盗VS探偵団
イベントの企画である謎ときと同時に、「本当の渉」について探るストーリー。エピローグにて、英智が必死にこの世に繋ぎ留めてくれたと渉が一筋の涙を流しながら語ったシーンもあった。
リバイバル☆一夢のダイナーライブ
臨時ユニット「ナイトキラーズ」を再結成してジャンクフード店でライブを開く英智と戦うことにした渉は、臨時ユニット「トロイメライ」を結成。だが渉の計画により戦うことはなく、一緒にライブをすることになる。その真相の半分は、渉が我が儘を叶えたくなったからであった。fineでも五奇人でもないなんでもない個人としての「日々樹渉」として「天祥院英智」と同じステージに立ってみたかった。
「もちろんついてきてくれるよね、渉?」
「フフフ、愚問ですね!寄り添いますよ……♪
この現実こそが何より美しいのだと、あなたが教えてくれたのでしょう?」と言う渉。幸せそうで何よりである。
EP.link ここからはじまるシンフォニア
あんさんぶるスターズ!最後のイベントであるこのストーリーでは遂に渉の進路、ひいてはfineと夢ノ咲学院の今後の道行きが語られた。3年生が卒業した後の話である。
入院中、渉が劇団のオーディションを受けていることを知った英智は渉はアイドルではなく演劇の道を選んだと思いこみ、2人はすれ違ってしまう。
夜、学校の屋上で1人物思いにふけっている英智に「あなたは酷いひとですね。こんなに気を持たせておいて、私の以外のことを考えているでしょう?」と声をかける渉。英智は意を決して渉に直接卒業後はどうするつもりなのか尋ねるが……。
「僕に寄り添うふりをして、僕の願いを叶えるふりをして、君はいちばん効果的なタイミングで僕を裏切る準備をしてきた、これが君の復讐だったのかな?」と尋ねる英智。「君を渇望し、恋い焦がれ愛してしまった瞬間に、僕の手のなかから消えてしまう。幸せの青い鳥のように…… 」
しかし英智の予想とは裏腹に「それがこの高校時代における最後の一年間、誰よりも私の近くにいたあなたの解釈ですか?とても残念です」と渉は口にした。渉は跪いて、渉自身である仮面を差し出す。もう一度考え直すチャンスを与えると言った。君の大事なコレクションだろう?と当惑する英智に、渉は一世一代の舞台を踏む。
「私は『本物』になりたい、あなたがかつて得られなかった青い鳥に。」
つむぎから強引に道化の役を奪うようにしてまでも、渉は英智の青い鳥になりたかったのだ。
「これは私です。あなたに差し上げます」
跪き胸に手を当て、自分の人生のすべてを捧げる渉。自分の言葉で傷ついた様子の渉に、わけがわからない英智。去るもの追わずなはずの渉が引き留めるということからも、英智と仲を違えたくないという必死な思いが伝わってくる。渉はこの日枕を涙で濡らしたそうだ。
ライブ当日には、英智には渉が必要だから「日々樹先輩いかないで」と桃李も素直に抱きつく。ようやく愛を受け止められた英智もまた「僕が愛し憧れた日々樹渉なら演劇とアイドルを両立出来ないわけがなかった」「君は己の人生を、すべてを僕に託した、ならば君の未来を決める権利は僕にある、僕は君にずっと一緒にアイドルをしてほしいからね」と続ける。fineはこれからも四人で活動を続けることになり、大団円を迎えた。
「君が桃から生まれた桃太郎でも竹から生まれたかぐや姫でも、どこかの馬の骨から生まれた名無しの権兵衛でもいいよ。何でもいいし、どうでもいい──いま僕の目の前にいるのは、僕が愛し憧れた日々樹渉だ」
「それこそが、愛こそが答えです。私はあなたを愛しているから、今後も一緒にいます」
なお、このストーリーはフルボイス化された。気になる方はぜひBasicをインストールして、二人の声に耳を傾けてみてほしい。
「!!」における2人
春雷*謳歌のテンペスト
映り込みの次元を超えた伝説のスチルを誇るストーリー。手を繋ぎ優雅に踊る彼らがまさかの二視点で描かれた。もはやツーショットである。
2人で出社し「あなたのお望みのままに、私の愛しいひと!」と好意を全面に出しウキウキな渉だったが、英智の「生まれてから一度も恋をしたことがない」という発言には「え?それは本気で言ってます?英智?」と真顔になっていた。
その夜、渉が働きすぎの英智のもとへサプライズで月を背負って窓から「英智。……また居残りですか?」と会いに行くも、英智には予測されていたようだ。ちなみにミニトークでは渉が英智を驚かせるためにどのように会いにいくかをプロデューサーに相談し、その後もエレベーター内で悶々と悩み続ける様子を見ることができる。人を驚かせることが三度の飯より好きな渉が「私の行動を完璧に予測してくれる、期待してくれている、理解してくれている――それだけで満たされます。正直、自分で意外なほどに」と発言。
「この世の誰よりも、僕自身よりも信用しているし、君になら裏切られても構わないよ」「どんなに酷いことをされても平気さ、世間はこういう感情を愛と呼ぶのかな」と言う英智を赤ちゃんのようだと形容する渉。これらの会話を渉は睦言と称した。イチャイチャしている自覚はあったようだ。
その後も凄まじい会話や英智を目隠しして肩車する渉などがが居たりするのだが多すぎるので割愛。
ライブ直前、渉が英智の手を取り踊り始める。なんの得にもならない、体力など先のことを考えると損でしかない…と頭では分かっていても、魔法で接着されてしまったみたいにこの手が離せないと感じる英智。シェイクスピアのテンペストに登場する風の精・エアリアルを物語の最後で解放する領主に準えて「君を自由にしてあげよう」という英智に「おやおや、囚われていたのは私の方ですか?」と返す渉。
「互いに囚われているのさ、この嵐の中に。せいぜい神さまが拍手して、『もういいよ』ってお情けを与えてくれるまでは… 」
!!メインストーリー「第二百七話 Moonlight」
英智と幼馴染みの敬人との会話で、予備の眼鏡を複数用意してないと落ち着かないという敬人に対し、英智が「それ、何らかの依存症だよね」と指摘すると「貴様の日々樹依存症より何倍もマシだ」と返してくるシーンがあった。その後英智は依存症を否定する訳でもなく「ふふ、依存症呼ばわりかい、恋は病とは言うけどね…」と返している。恋の病というワードは渉がテンペストで発言していた。
降臨!紡ぎ始めるネヴァーランド
入院中のためこの話に英智はいないにもかかわらず、「駄洒落ですね。うちの英智も好きなんですよ駄洒落」「うちの英智ならゲラゲラ笑いながら褒めてくれますよ」など最初からから最後までずっと英智の話をしていた。
また、渉が桃李と電話するシーンで桃李に「日々樹先輩は英智さまのものでしょ」という発言がなされ、『EP.Link♪ここから始まるシンフォニア』で彼自身が示した通り渉は英智のものであることが改めて明かされた。
ちなみにこのストーリーの渉は「英智ならこうするだろう」という基準で行動している。渉は英智の気持ちをちゃんと理解していることがわかる、大変微笑ましいストーリーであった。
銀幕死闘の桃源郷偶像拳
ESだけでの映画作成という新しい試みに挑戦するfineとTrickstar。
会話途中、「釈迦には説法だったかな♪」と言う英智に、渉は「フフフ♪お釈迦様だって愛するひとの話ならば、どれだけ拙くても何度でも大喜びで聞きますよ!」と返答。渉は愛する英智の話ならどれだけ拙くても何度でも嬉しく聞くそうだ。それを聞いていた桃李は「あぁアツい〜この部屋ちょっとアツい〜」と反応。弓弦は「はい。本日は気温も湿度も、色ボケ濃度も高めですからね」と苦笑した。
英智と渉のディストピア談義から汚れを落としてわかりやすく桃李に説明するという弓弦に渉は「わかっていませんねぇ、執事さん!その汚れこそが英智の、人類のチャームポイントだというのに!」と返答。それに対し英智は「ありがとう、僕も(渉を)愛してるよ」と謎の唐突な愛の告白をして弓弦に「その受け答え、成立してます?」と冷静なツッコミを入れられるシーンもあった。
その後も英智は渉にビデオ屋さんを買い与えてあげようとしたり、指パッチンで渉を呼び出したり、渉の心を読んだりしていた。
フィーチャースカウト渉編
そのアイドルに一番相応しい「専用衣装」を作るため、プロデューサーは渉の一日を追いかけることになった。専用衣装を見ることで、プロデューサーが様々な仮面を使い分ける渉のことをどのように見ているのかがわかると笑顔の英智。冒頭から「(英智が)窮地に陥ったときは私の名をつぶやいてください。風よりもはやく現れて、英智を救って見せましょう…☆」とアクセル全開の渉。その後桃李とプロデューサーは行動を共にし、専用衣装を考えるべく渉と会話を交わす。話しながらパンを食べようとする桃李は「日々樹センパイは紅茶とクッキーだけ?そういえばいつもあまり、ちゃんとしたものを食べないよね」と渉に疑問を投げかける。そんなことありませんよ、と渉はこのストーリーの開花前のスチルにもなっている英智と一緒に食事に行った時に撮った自撮りを見せつける。えぇ、何これ!?と驚く桃李に「何って、英智とのツーショットですよ?つい先週の英智デーで撮りまして」とさも普通のことのように話す。こらぁっ、英智さまとふたりきりで食事するなんてずるいぞロン毛!と怒る桃李だったが、英智と2人きりなら食事をするのかと問いかける。が、渉にははぐらかされてしまった。そんな英智との話をプロデューサーは熱心にメモし、「フラッシュクラウン」という道化師の衣装を作り上げるのであった。
!!メインストーリー第二部 『SS』編 第6章[サンクチュアリ]
関東の『SS』予選会に参加するfineとRa*bitsは、英智が作ったサンクチュアリというアイドルをテーマとした遊園地へと赴く。しかし何故か渉はfineの面々と共に居らず、そのことに英智は動揺し情緒不安定になってしまう。
一方の渉は、路地裏で目覚めた友也に傷だらけで倒れている状態で発見される。渉は5歳以降の記憶を失っていた。怪物が闊歩する謎の空間の中を逃げまどう渉と友也。しばらくして、友也と記憶が戻りかけた渉の元に英智がやってくる。2人が迷い込んだ場所はダークサイドと呼ばれるアイドルの闇の部分を脚色した開発中の遊園地の一角だった(もっとも、アイドルの輝きが好きな英智は開発にあまり乗り気でなかったそうだが)。ダークサイドから出してほしいと言う友也に、「う〜ん、どうしようかな。僕は僕から渉を奪った君のことがすこしだけ憎らしいし、ちょっと意地悪をしたい気分なんだよね」と返す英智。日々樹先輩を奪ったりなんかしてませんと反論する友也に尚も嫉妬を続ける(後に妬いてるんですか、英智♪と渉に喜ばれる)。そして英智は、渉の記憶を取り戻すため昔教えてもらった、渉が役に入り込みすぎたとき日々樹渉に戻すための呪文を唱える。
【──時よ止まれ、お前は美しい】この呪文は、ゲーテの戯曲「ファウスト」が元になっている。報酬として、亡くなったら魂を悪魔・メフィストフェレスに捧げるという契約をしていたファウスト。もし人生最上の時を迎えたその刹那に「時よ止まれ、お前は美しい」と口にしてしまったら、悪魔に魂を捧げると約束していた。英智をファウストに、渉をメフィストフェレスに例えることは!メインストーリーでも英智がしていた。
アイドルの魅力を刷り込ませるかのように伝える「Sanctuary」を建設したせいで渉に嫌われてしまったのではないかと勘繰りどう思うか訊ねる英智に「あなたはいつもいろいろと小難しく考えすぎなんですよ。 かわいいひと♪ 」と返す渉。記憶を取り戻した渉は、友也を地上に置いてけぼりにしたままヘリコプターのロープにつかまっている英智に連れ去られる。
「非常に心苦しいけれど。渉は返してもらうよ、彼は僕の人生に必要だ」
ヘリコプターで2人きりで移動中、英智に語りかける渉。「英智。あなたは勘違いしていたのでしょう。私が一時的にあなたのもとを離れたのは、あなたのことが嫌いになったからだと勘違いをしていたのだろうと」「そういう表現をされると、ひどく卑近な話のように感じるけれど。好きなひとに嫌われたと思って、ショックだったみたいな──」尚も自己嫌悪に陥っている英智に、渉は「そんなイカれたあなただからこそ面白いんですよ──英智♪」と言い、そして、渉にとって英智は常に主役のような存在だと伝える。
その後ステージの上で、渉は地獄の果てまでも英智とともにいると言った。前述の呪文を踏まえると、悪魔契約をしているため現世でも、そして英智の魂を手に入れた死後もずっと英智と一緒にいるという宣言だと考えられる。そしてこの第6章は、『SS』最終章へと繋がっていく。嫉妬と独占欲にまみれた歪な愛情は2人に何をもたらしどこへ連れて行くのか。期待は高まるばかりである。
また、このストーリーはフルボイス化している。
コラボイベント、中国版限定イベントにて
「ボールルームへようこそ」コラボストーリー
競技ダンスは優雅な見た目に反してとても過酷だと英智を気遣う渉。そんな渉へ「君の腕の中で死ねるなら本望だけど、それもいささか滑稽かな」と言う英智。メインライターの日日日先生によるフルボイスのシナリオが描かれた。
桃李にすら「ロン毛と手を繋いで踊る口実が欲しかったんでしょ、会長嬉しそうだもん」などと言われ、好意を見透かされていた(もしくは誰が見てもわかるほどだだ漏れ)。果てにはプロデュースコースで、女の子たちにジロジロ見られたコラボ先のキャラクターに渉が「モテモテですねぇ!」と言うと「ふぅん、そういうおめぇもモテモテだで?おめぇんとこの『ユニット』のリーダーの人、さっきからこっちを気にしてるべ。は〜練習再開して、おめぇと踊りたいんかや?」なんて言われる始末であった。
夢100コラボ
どうやら渉は無自覚に時空を超えることも出来てしまうらしい。英智は出ていないにもかかわらずヒロインの前でも、紅茶はよく英智にせがまれるので〜などと英智の話ばかりしていた。ちなみに他の三奇人と共に海に流れ着いたときの第一声は「この体験を英智に話したらどんな反応をするでしょう!」であった。
懐いてくれた王子に家来にしてやると言われても「私にはもうお仕えする方がいるので」とあっさり断って帰ってしまった。その時も「賢く気高いですが、すこしばかり子供っぽいところもあるお方です……☆」とちゃっかり英智を褒めている。
Lost Legend
中国版あんさんぶるスターズ「偶像夢幻祭」限定ストーリーである。
「もう卒業だから皇帝と道化の関係は終わりだね」と言う英智に「ちっとも終わらせる気はありませんよ!」と渉が紅茶を淹れたカップを差し出すシーンから始まる。
卒業すれば革命もきっと自分たちの歴史も忘れ去られるだろうと言う英智に、渉はあなたの物語も語りついで行きましょうと、魔王の英智に魔法使いの渉を攫わせるという即興劇をやることを提案する。
劇が始まり、魔法使いの渉を返してもらわないと困るだろう?と魔王を演じる英智。しかし、人質にとられた渉を巻き込まれて成り行きで探しに来た友也と紅郎となずなは、英智が捕まえていてくれたほうが騒がしくなくて助かると言う。「渉の手綱を握っていられるのは英智だけ」という友也からのコメントもあった。皆の渉への評価が自分の思うものと違う、おかしい、と首をかしげる英智。せっかく私が出てきても英智しか喜んでくれませんね!と元気に現れる渉……という茶番であったが、二人にとっては意味のある演劇だったようだ。
台詞、その他ストーリーにて
マネージメント機能による会話イベント
渉と英智は交換ノートをやり取りしていることが判明した。普段授業に出ない渉も、英智からのノートを受け取るためならうきうきとした様子で授業に現れるそうだ。内容は厳重に持ち帰ってじっくり読むため他の生徒には知らされないが、交換ノートをしていることは公然のこととして皆に知られているらしい。
一時のブームかもしれないけれど……と言う英智に、一時だなんてもったいない!お互いおじいちゃんになってペンが持てなくなるくらいまで続けましょう!と言う渉。英智も、長生き出来たら長寿の秘訣は交換ノートだって言うことにする、と答えるストーリーであり大変ラブラブであった。
ズ!!春の夜のボイスにて「今年の春も、あなたとやり取りが出来て嬉しい……。おっと、今日の日記の文面を考えていたところです。」と話す渉がいる。おじいちゃんになるまで続けましょう!という言葉通り、二人の交換ノートが今でも続いているということが窺える。
ホームの掛け合いボイス
ホーム画面に特定のキャラを2人並べると二人のフルボイスの掛け合いを聞くことができる。まずはあんさんぶるスターズ!の掛け合いから。
渉「英智、ご挨拶にどうぞ薔薇を。さらに鳩も出しましょう!」
英智「わぁっ、すごい!ふふ、渉の手品はいつ見ても楽しいね♪」
渉「あなたに薔薇の花束を差し上げましょう!あなたの日々樹渉から、ささやかなプレゼントです☆」
英智「ありがとう、渉。僕からはそうだね……。お返しに黄色い薔薇を贈らせてもらうよ。あぁ、それに青い薔薇も一緒にね。」
渉「ダンスでも披露いたしましょうか。リンボーダンス、ベリーダンス、それともファイアーダンス?お好きなものをどうぞ☆」
英智「渉ならどれも完璧にこなしてしまうんだろうね。でも、せっかくなら一緒に踊りたいし、ワルツでもどうだい?」
英智「この前の舞台も素晴らしかったよ。ひとり三役だったのに、まさに変幻自在の演技だったね。」
渉「実は英智と右手の人を参考にさせていただいたのですよ。残るひとりは……。誰かは明かさないほうが面白そうですね。」
英智「渉の芸のひとつくらい盗むことができると良いんだけどね。じっと目を凝らしたところで、タネも仕掛けも全くわからないよ。」
渉「フフフ、見破られてしまってはマジシャンの名折れですから。それに見破られてしまったら私。ショックで寝込むかもしれません。」
続いてはあんさんぶるスターズ‼︎から紹介する。
渉「英智、このところ働き詰めで息抜きができていないのではないですか?お茶でもショウでも提供しますよ?」
英智「ありがとう。渉が僕のために何かしようと思ってくれているだけで、充分気持ちが安らぐよ」
渉「姫君とデートをしたそうじゃないですか〜。ずるいです〜、私だって仲良く英智とデートしたいのに〜」
英智「ごめんごめん、それじゃあ今度は渉と弓弦も一緒にどこかへ出掛けようか」
英智「渉、僕のちいさい頃の写真を持って来たけど……これをどうするつもりなんだい?」
渉「実は五歳児の演技をすることになりまして。愛らしい御曹司の役柄なので、参考にしたいのですよ」
英智「僕も渉宛てにファンレターを書いてみようかな。いつも伝えきれていない言葉を伝えるために」
渉「フフフ。そんなことをしなくても、今ここで伝えてください!近くにいるときほど忘れがちですからね」
季節のあいさつ
英智は「今日は渉が僕の家まで送ってくれるんだ、もしかして気球で送ってくれるのかな、楽しみだなあ♪」と言い、渉は「今日は英智を家まで送る予定でして♪ 気球で登場したら面白いと思いませんか?」と、何故か転校生にのろけてくる。
春の昼のボイスでは「さくらの花びらでマジックを考え中です。部屋にこもりがちな英智にも春を感じてもらえるようにしたいですねぇ」と言っている。
秋の挨拶では、「生徒会室に焼き芋を届けましょうか。英智にぜひ食べていただきたいですし♪」という渉がいる。渉は春夏秋冬英智の喜ぶ顔が見たいようだ。
2018年春のログインボーナスで、桜を見ている英智は儚げに見えるだろうが、あれは悪戯を考えている顔だと渉が得意げに転校生に教えてくれた。
ホーム画面ボイス
!では親愛レベルを上げることにより解放される台詞というものがあった。
親愛レベル54の親しい夜の挨拶2では、渉は喉が渇くと英智のところに行き、静かな夜になると渉を呼びたがる英智が見られる。転校生はただ巻き込まれることとなる。
あんさんぶるスターズ!!では、ホーム画面のボイスにより渉の鳩が英智の元へ毎朝モーニングコールしに来ていることが明かされた。また、「渉の新しい舞台は見逃したら後悔しそう」と渉の舞台に行きたがる英智を見ることもできる。渉も「カフェに新しいメニューが入ったらしいですね。せっかくなので英智を誘ってみましょうか」と相変わらず仲が良さそうである。
また、季節によって変わる台詞でもお互いの名前をよく出している。時間帯によっても台詞が変化するため、こまめに話しかけてみると新たな発見があるかもしれない。
天祥院英智キャラストーリー2話
英智の提案により、fineで鬼ごっこをすることになったシーンから始まる。英智の体調や人数を考え、渉は缶蹴り鬼を提案。髪の毛から空き缶を出す渉に「渉はいつも僕の望むものをくれるね」と英智は満足げ。「えぇ、英智が望むものならなんだって出してみせましょう」と空き缶を出すだけでイチャイチャしていた。
その後缶蹴り鬼がスタートし咄嗟に10秒にも満たない時間で頭上の木に隠れた渉だったが、英智〜私はここですよ〜、ほらほら見つけてご覧なさい〜☆という謎の念を送っていた。
見つかったあとも「おやおや、見つかってしまいましたか。もしかしてテレパシーでも伝わってしまったのでしょうか♪」「見つかったって言うのに、随分嬉しそうだねぇ。いや、見つけて欲しかったのかな?」と仲良く会話していた。こんな何でもない時間が何よりも愛おしいという英智の台詞で幕を閉じる、fineの、そして渉と英智の幸せなひと時を垣間見れるストーリーであった。
天祥院英智キャラストーリー3話
スバルと英智の会話のため直接渉が関わってくるわけではないが、英智がスバルに渉と寮の同室なのが羨ましいとこぼしていた。
日曜日プロデュースコース
Basic日曜プロデュースコースにて、渉を誘っていたが劇団で外せない用事が出来たと連絡を貰い、1人でお茶をしていたため代わりにプロデューサーを誘う英智を見ることができる。
誕生日イベントコース/日々樹渉(!)
英智に新しいこの気球を貰ったのだと、朝から嬉しそうに自慢していた。
これは新品の気球です。誕生日のお祝いだと言って、英智が私にプレゼントしてくれたんですよ。ジェントエンジンも搭載されているので、遅刻しそうになっても大丈夫!フフフ、愛を感じますねえ……☆ などと聞いてもいないのに転校生にドヤ顔で自慢してくる。
また、英智は渉の誕生日プレゼントに何をあげるか前日までピラミッドにしようか、天空の城にしようか……などと頭を悩ませていたらしい。
スタプロ誕生日パーティ/日々樹渉(!!)
渉を今年もお祝いできて嬉しいという英智と、英智にお祝いされて嬉しいという2人の会話から話が始まる。毎年渉への贈り物に頭を悩ませている英智は案の定今年も決めきれなかったようで、大胆にもダーツで当たったものをプレゼントする方式をとった。「いっそ君に選んでもらおうと思って。君なら的が回っていようと好きなところに矢を当てられるだろう?」と渉の能力へ熱い信頼を見せる英智。「悩んで用意してくれた、というだけでとびっきりの誕生日プレゼントですよ♪気が早いですが、来年もこうして英智に祝ってもらえると嬉しいです♪」渉にとっての誕生日プレゼントは、英智に祝ってもらうことなのだ。ちなみに、そのダーツの中にはマンション一棟なんかも入っていたらしい。英智の独特な金銭感覚は健在なようだ。
アプリ外の他メディアにて
小説
メインライター日日日によるノベライズ、あんさんぶるスターズ!第二巻 革命児の凱歌の書き下ろし「daydream」に過去の対決が描かれている。
英智にとって渉は憧れの英雄(アイドル)であり、何十行にもわたって渉を褒め称えている。また、渉の孤独も感じとっていたようだ。血を吐き倒れる英智を渉が抱きとめるシーンは衝撃的である。渉の腕の中で心の内を語る英智は、渉の顔を自分の血で汚してしまうことに「ごめんなさい、生まれてきてごめんなさい」とこぼす。
さらに続く4巻では、英智の手のひらに渉が口付ける場面もある。補足すると手のひらにキスをする意味は「懇願」である。
そのほかにも、渉の髪の毛を嫉妬に狂った女のように掴む英智や、渉から渡されたマイクに初心な少女のように頬擦りをする英智、2人は恋人のように……などと地の文での強烈な描写が多い。
アニメ
2019年に放送されたアニメでは2人の、そして学院の物語が丁寧に美しく描かれている。
追加されたアニメオリジナル部としては、エレメントのエピソードで2年生の英智が、渉の声につられてうっかり演劇部室に入り込むというシーンが描かれていた。覗くというよりもはや半身入り込んでおり当然渉にも気づかれ声をかけられるが、足早に立ち去る。
その後、廊下の窓から演劇部室を見て息を切らせる英智に、体調が悪くなったのかと視聴者は心配した。が、次に続く台詞は「日々樹くんと話しちゃった。まだドキドキしている」とさながら恋する乙女のようなものだったため(この時頬も紅く染めている)視聴者を驚かせた。「日々樹くん……きみの心に、僕という存在を刻み込んでみせるよ…」というオリジナルの台詞も追加されている。
雑誌・公式イベント
2016年4月の角川ビーズログ増刊号、雑誌ハッシュタグのインタビューによると英智にとってfineで一番色気のあるカラダをしているのは渉、と明かされた。
あんさんぶるスターズ!magazine vol.10 fine (電撃ムックシリーズ)で、渉が興味を持っているのは英智であると繰り返し主張している。
緑川光さんによるコメント「英智はfineのママ、パパは渉」という驚きの発言もある。
緑川光さんの同様の言葉は、あんさんぶるスターズ!の二周年イベントの夜の部の冒頭の挨拶でもされており、観客を沸かせた。村瀬歩さんは「fineのママ大好きな子供、姫宮桃李役の……」と挨拶を続け、仲の良いfineの姿を見せてくれた。出演のない江口さんの代わりに、渉のグッズを持参していたのも緑川さんである。
また、中国版の周年記念メッセージにて緑川光さんは渉に対して「末永く一緒にいて、英智の事を支えて欲しい」とコメントしていた。
2019年アニメディア11月号『あんさんぶるスターズ!』記事では、天祥院英智役 緑川光さん、日々樹渉役 江口拓也さんの対談を見開きで掲載。「エレメント」編を振り返りながら、彼らの関係性や魅力について語ったものである。なぜ渉がfineに入ったか、江口さんの解釈として「今後どう生きていくかを考えたときに、英智と一緒にいる人生がいいな、と思ったのでしょうね」と語り、緑川さんもまた「英智、渉のこと好きすぎじゃない?恋する少女のよう」と称していた。見開きにわたって英智と渉の関係性が濃密に話されているため必読である。
くわPスタジオ
毎回声優さんと特別なゲストを呼び、その声優さんが担当しているアイドルやユニットについて50分の贅沢ボリュームで語る番組。その第一回には英智の担当声優であられる緑川光さんと、作詞家のこだまさおりさん、そして作曲家の桑原さんが登場。その中で、桑原さんことくわPが「最近の英智と渉の夫婦感がすごい」と仰っていたり、こだまさんによるノエル 天使たちのスターライトフェスティバルのプロローグの英智と渉にまつわる作詞のお話をお聞きすることができた。この番組はあんスタYouTube公式チャンネル「あんスタチャンネル」にて無料配信されている。
その他
以下には公式のストーリーの文中では特に指摘されていないことや、ファンによる推測などが含まれています。
渉のスマホケース
渉のスマホケースは黄色と水色のグラデーションに白い羽が描かれた、英智への愛が詰まったデザイン。これがいわゆる匂わせというものなのだろう。スカウト!薔薇十字物語の渉の開花前、アミューズメント☆ネコとウサギのライブパーティーの渉の開花前イラストなどで確認できる。
渉の髪の毛
渉の髪の毛は五奇人時代は紫のグラデーションがかかっていた。fineに加入してからは英智の瞳の色へのグラデーションになった。スカウト!エキセントリックの渉の立ち絵から確認できるように、本来渉の髪にはグラデーションがかかっておらず、白銀のような薄い水色一色であると推測される。髪の毛すらも英智に染まっている、ということなのかもしれない。
酉と卯
スカウト!十二支(後編)のカードにて渉は酉、英智は卯を担当した。そして、酉と卯は向かい干支である。
向かい干支とは、十二支 (子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を円に並べたときに、自分の干支の向かい側・対角線にくる干支をさす言葉である。この向かい干支にあたる人は自分の運命の人であり、カップルとしての相性は最高であるそうだ。
ピアス
二人とも色違いのおそろいのピアスをつけている。なんとお揃いの位置にピアスホールを開けている。リバイバル 一夢のダイナーライブの開花後イラスト等で確認できる。