概要
CV:杉山里穂
第5部「黄金の風」で登場したモブキャラクターの1人。
1977年3月10日生まれの24歳(作中時系列である2001年当時)。
容姿端麗の裕福な女性だが、家柄を傘に着た高飛車な性格で、ヒステリーを起こしやすい上に極めて口汚い。
(ちなみに、当人曰く『警察や政界に顔が利く一族』らしい。)
電車に乗っていたところを突如現れた暗殺チームのメローネに性的嗜好やプロフィールを詮索される。当然激昂しビンタをかましたが、当のメローネは興奮して「スゴクいい!」と言い出す。
そんな彼に恐怖を感じて動けなくなったところを、ベイビィ・フェイス・ジュニアを作り出すための母胎にされた。
しばらくはジュニアの「教育」のために生かされ、メローネに対して「ぶっ殺してやりたい」などの罵声を吐き、列車の車掌に八つ当たりするなど、メローネの思惑通りに「教育」に利用されていたが、途中でジュニアが教育を勝手に切り上げて能力を発動させたため、彼女の身体は分解されてジュニアのボディに変えられてしまった。
メローネ死亡後、息子が組み換えた人間の肉体は全て元通りになったのだが、ジョルノがジュニアを焼殺したために素体であった彼女の身体も焼けてしまい、そのまま死亡した可能性が極めて高い。
(尤も、ブチャラティやトリッシュと違い分解された際にジュニアに食われて取り込まれた為、その時点で死亡した可能性もある)
彼女の攻撃的な性格はジュニアにも大きく影響しているようだ。例としてアニータがジュニアの小便を浴びた時は「(列車の車掌に)責任を取らせてやる」と激高しており、ジュニアもまた亀の糞が顔に付いた際に「(ジョルノの屈辱的な死で)償ってもらう」と似たようなことを口にしている。
結果、ジュニアはメローネの命令を無視してジョルノに攻撃を敢行。一度は怒りでパワーアップして攻勢に転ずるも、結局は返り討ちに遭って死ぬという、皮肉な末路を辿った。
ちなみに車掌を呼んで文句を言う際にやたらとコブができたと発言しているが、後頭部の髪にジュニアが潜んでいた為一見ジュニアの事を指しているように思えるが、文句を言っている時にジュニアがアニータの背中から後頭部に這ってきていたので、ジュニアの事ではないと思われる(もしかしたらジュニアが生まれでた跡なのかもしれないが…)
余談
アニータという名前は原作段階では明らかになっておらず、アニメ版で付けられた。
関連タグ
大倉美那子&中江悟…同じくアニメ版でフルネームが登場(ただし美那子の下の名前は原作中でも喋っている)。敵スタンド使いに殺害されたモブという点も共通している。
東方朋子…前部で敵スタンド使いから猥褻行為を受けたキャラ繋がり。ただし、こちらは脅しの道具として利用されただけで命までは取られていない。