このタグがつけられるイラストの傾向は二つある。
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書籍の分類として「精神世界」がある。スピリチュアリズム(心霊主義)やニューエイジなどの新しい霊性や占い、オカルト、超自然側に片足を突っ込みはじめた自己啓発本(ザ・シークレットなど)を包括する概念である。
伝統宗教の信仰にうるさくない限りは、技法としてのヨガの本も精神世界のコーナーに置かれる。時にメッセンジャーとされるUFO、宇宙人、神秘主義に深い関心を持っていたユングもである。
伝統宗教にとらわれない新しい精神性・霊性を求める人々が援用してきたものの集まりが書籍カテゴリとしての「精神世界」と言えるのかもしれない。
創作物での表現
特殊能力者同士の共鳴や、敵などに取り込まれて内部から抵抗する際の表現として使われる。
よくわからない空間で生まれたままの姿になっていることも多い(幼児退行と羞恥心を同時に表しているのだろうか)。
今と昔、現実と理想の境界線で迷い、風景の写真(実写)と子供の頃のラクガキがごっちゃになって出てくることもある。
また、女性の精神世界にはゆめかわいい、病みかわいいと形容される、独特の世界が使われる。