雪女・ゆき
ゆきおんなゆき
CV/西村ちなみ
概要
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』第39話「雪女純愛恋愛白書」登場するねこ娘の友達の1人である年若い雪女の少女。
普段は山の一軒家で母と二人暮らしをしており、冬にだけ人間の世界に降りてくる。好物はヨーグルトのジェラート（作中の台詞から推測）、手料理として新鮮な生きたワカサギ入りのかき氷を作るなど、普段から氷菓子中心の食生活をしていると思われる。
ある日、人間の青年である俊（声：森田成一）に告白され、彼の暑苦しいぐらいの押しの強さに根負けして交際を始める事となるが、恋愛未経験であった事も手伝い異性を好きになるという感情が良く分かってなかった事や妖怪(雪女)と人間との生活スタイル、そして性格面の問題(後、ねずみ男のあんまり役に立たない恋のアドバイスを真面に信じた彼の行動も手伝って)からすれ違を感じるようになって行き、一度は俊と別れる事を宣言する。
しかし俊が別の女(彼を喰らおうと強引に彼に言い寄っていた沼御前)と一緒に歩いているのを目撃するといいようのないイライラを感じ、その感情が嫉妬だと気づくのと同時に初めて自分が彼に想いを寄せていた事に気付くと本性を現して俊を襲う沼御前の元へと戻ると沼御前そっちのけで痴話げんか…………もとい互いに伝えきれていなかった本音をぶつけ合い打ち明けた事で元のよりを戻し、互いに相思相愛である事を確かめ合うのだった…。
ちなみにすっかりその存在を無視されていた沼御前は妖怪の出現を察知し駆けつけた鬼太郎(恋愛に鈍感な鬼太郎を何とかせにゃいかん‼と奮起した父親の提案で恋愛ゲームを徹夜でプレイしていた為に一時的に色々と壊れていたが…)の活躍によりハートを打ち抜かれて失神。無事救出(?)された俊とゆきはこれからも様々な問題や困難を2人で乗り越えながらこれからも付き合って行く決意をするのだった。
ちなみに雪女と人間の恋の行方についてだが、悲恋の結果に終わったとはいえ、人間と結ばれ子供を授かった雪女の伝承や、漫画作品などでは無事にゴールインした人たちもいるので、まぁ、大丈夫だろう。
ゆきの母
CV/三田ゆう子
ゆきの母親である雪女。娘が人間の男性と付き合っている事を知り起こって2人の交際を決して認めなかったが、最終的には今後も付き合って行く決意を固めた2人の姿を見届けると半ば諦めながらも2人の交際を認める事となる。
なお、ゆきから父親の事を聞かれるや否やまるで触れてはいけない事のように激怒したり、まるで過去に人間と付き合った事でもなければ知りえない事柄を伝えて娘を説得しようと試みた事。そして物語の終盤には人間と付き合うことを決意した娘に自分の姿を重ねたり、戸棚の中に隠している誰かの骨壺を眺めている事からも分かるように如何やら彼女もかつて人間の男性と付き合っていた事が示唆されている(恋の顛末は不明だが、その人物の骨壺が彼女の手元にある以上、2人の中は良好で、無事に添い遂げられたものと思われる)。