概要
変身者:空蝉丸
称号:雷鳴の勇者
モチーフ:プテラノドン
獣電戦隊キョウリュウジャー6人目の戦士。
決め台詞は「天怒りて悪を斬る!」、「荒れるでござる!止めてみよ!!」
スーツデザインが他メンバーと大きく異なり、マスクに凹凸があるのが特徴。胸のデザインも他メンバーがキョウリュウジャーのシンボルマークを模してるのに対して、ゴールドは稲妻状の模様。また、飛行するための翼が備わっている。
現代でトリンとラミレスの正義のスピリットを受けた事で支配から逃れ、変身を果たした。
戦闘能力はどの分野も他のキョウリュウジャーメンバーより優れている(変身者が戦国の世を生き抜いた武士なため当たり前とも言えるが)。同じ剣士のグリーンが身軽で素早い剣技を得意とするのに対して、ゴールドは両手持ちで古武術を取り入れた重々しい動きが特徴。また、背中にある翼を利用して飛行しながら攻撃することも可能(翼を展開して飛行できる戦士は歴代にもいるが、ゴールドの場合は手を広げなくてもよいという利点がある)。
装備
パートナーであるプテラゴードンの獣電池で、変身、必殺技、プテラゴードンの召喚に使用。
ゴールド専用の変身アイテム。プテラノドンの頭部を模している。
また弓矢のようにエネルギー弾を引き放ったり、翼を模した刃で敵を斬る攻撃も可能。
『超スーパーヒーロー大戦』では、キョウリュウジャーブレイブも配信が予定されているため、アイテムはガブガブリチェンジャーに変更されている。
ゴールド専用の日本刀型武器。
刃の部分を展開させ、獣電池を装填しレバーを引くことで効果が発揮する。
技
- 稲妻連動
ガブリチェンジャーとザンダーサンダーを連動させ、ドリルのような衝撃波で敵をえぐる。
- ブレイブフィニッシュ・雷電残光
ザンダーサンダーにプテラゴードンの獣電池を3本装填した後にザンダーサンダーのレバーを動かし、待機音と共に「ブレイブフィニッシュ・雷電残光!」と発声し、「ザンダーサンダー!」の音声と共に敵を雷を帯びた「ZANDARTHUNDER」の斬撃で切りつける必殺技。元々は空蝉丸の必殺技で、キョウリュウスピリットでそれを強化した。
- 獣電ブレイブフィニッシュ・雷電三弾返し
プテラゴードン、ステゴッチ、ザクトルの獣電池を装填し、雷を帯びた「ZANDARTHUNDER」の斬撃と、ステゴッチ、ザクトルのスピリットを同時に放つ技。
余談
追加戦士の更なる追加を見越した為か、スーパー戦隊恒例の追加戦士としてはかなり早い時期に登場を果たしている(この時期に登場した戦士はシグナルマンやデカマスター等のような番外戦士が殆ど)。
これまでもプテラノドンをモチーフとした戦士(プテラレンジャー、アバレイエロー)はいたが、どちらも女性戦士の為男性戦士としては初である(翼竜そのものだと既にアバレキラーが登場している)。
キョウリュウゴールドを演じたスーツアクターはJAE所属の大藤直樹氏。
氏はジュウレンジャーでマンモスレンジャーを演じており、恐竜モチーフの戦隊にはキョウリュウジャーが二度目となる(尚、追加メンバーはガオレンジャーのガオシルバーと、銀の次に金の戦士を演じたことになる)。
ちなみに『恐竜戦隊の追加メンバーは途中で死ぬ』というジンクスがあるため、自分にもそのお鉢が回ってきたと思っていたらしいが、結果的に戦死するのは別の戦士となった。
関連イラスト
関連タグ
ガオシルバー…古代に封印され敵幹部として蘇った追加戦士つながり(実際にモチーフとしたことがホビー誌のインタビューにて語られている)。またスーツアクターも同じである。
キュアスカーレット/紅城トワ-2年後の1時間後に出てくる追加プリキュア。彼と同じく元々味方側で長らく敵に洗脳されていたが、洗脳から解放された後は追加戦士となった。