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K2の編集履歴

2019-01-27 04:41:36 バージョン

K2

けーに

山岳・戦車・自動小銃・漫画など該当多数

K2とは



戦車のK2

韓国陸軍がK1戦車の後継車として開発した第3.5世代主力戦車

開発コードはXK-2。愛称は「黒豹(フックピョ、ブラックパンサー)」。

K2 Black Panther


概要

開発初年度は1995年。主な開発目的は「古いM48パットンの更新」「北朝鮮天馬号(チョンマホ)暴風号(ポップンホ)戦車への対抗」「自国の軍事技術の成長」「輸出商品とする」である。

55口径120mm滑腔砲(ラインメタルRh120)、自動装填装置、モジュラー複合装甲、リアクティブアーマー、データリンクシステム、ハイドロサス、アクティブ防御システム等、第3.5世代主力戦車に求められる機能を一通り備えた国産ハイテク戦車、事実上純粋にアメリカが設計したに等しいK1と異なり、韓国独自技術も追加されている。そのため実質的には韓国企業が初めて設計に関与した戦車といえる。

当初、配備は2011年が予定されていたが、実際に部隊に配備されたのが2014年であった。開発期間が当初から長く取られていたことがわかる。

主砲

主砲は55口径120㎜滑降砲(ラインメタルRh120)、この砲はAPFSDSを使用すれば2000ⅿで810~880mmの鉄板を貫通でき、貫通力では44口径120㎜滑降砲を装備する日本の10式戦車に勝っている。(同じ120mm砲でも威力が上回っているのは、砲身が延長されたのに伴い砲口初速が向上したためである。)


試作車で見つかった欠陥

量産車で採用予定の国産のエンジンが所定の出力を出せず、原因もよくわかっておらず、代替策として試作車と同じドイツ製エンジンを採用する案が出ている(初期車100両についてはドイツ製エンジン搭載が決定している)


輸出

トルコでは K2の設計を元に国産戦車「アルタイ」として量産が開始されており、同車はサウジアラビアへの輸出の話しもある。


余談

K2の供給の問題が当面解決されない見通しが強い為、K1にアップグレードを施す改造も行われており、また新たにK3戦車の開発をしようという動きもある。

かつて日本でも性能の劣る国産品を国策で使った例があった。T-1ジェット練習機のJ3エンジンである。しかしJ3の問題点は納期が遅れたことと出力が劣ることのみで、信頼性には特に問題がなく、実際にT-1は退役まで故障による損失がなかった。生産遅延については防衛事情を優先し即座に代用のイギリス製エンジンを輸入して回避した。なお元々採算の合わない事業だったため輸入に関して業界の反発はなく、政治問題化することもなかった。


K2自動小銃

韓国が独自に開発したK603の後継として採用された小銃。

K-2 ライフル


使用弾は5.56mmで、プラスチックを多用している。開発目的はM16のライセンス料回避と考えられる。ストックが全て折りたたみ式であることと、M16で評判の悪かったリュングマン式作動システムを常識的なロングストロークに変えてある点が最大の違いであり、それ以外はごく普通のシンプルなアサルトライフルである。


K2(山)

パキスタン・カラコルム山脈にあるで、「ケーツー」と読む。

標高は8611mで、エベレストに次いで世界で二番目に高い山である。

「K2」という変わった山名は、1800年代中期にカラコルム山系の測量を行った際、とりあえずの仮称としてつけた測量番号がそのまま山名として残ったもの。


世界最高峰であるエベレストに比べると知名度は低いものの、登頂の難しさはエベレストをも凌ぐことで知られており、各国の著名な登山家たちからも畏怖と畏敬の念を以って「世界一登頂が困難な山」と言われている。


事実、エベレストには2012年の時点で既に5000人を超える登頂者が記録されているが、同じ時期のK2の登頂者はたったの306人と十分の一以下であり、しかもその中で死亡者は81人と極めて多く、K2に挑んだ登山家の3~4人に1人は生きて帰れないという事実が、この山がいかに危険で登頂困難かを如実に物語っている。

そのため、スイスのアイガーやヒマラヤ山脈のナンガ・パルバット、日本の谷川岳などと並び、「魔の山」と呼ぶに相応しい山のひとつであろう。


関連タグ

韓国 K1

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