概要
T-62を北朝鮮が独自に改良した主力戦車。読みは「ポップンホ」で米国防総省の仮称はM-2002。北朝鮮においては暴風号とは呼ばれていないともされるが、北朝鮮での制式名称は不明。天馬号の改良型である天馬215、天馬216を暴風号とする場合もある。
韓国のK1戦車に対抗して開発されたとされ、2002年からリュ・ギョンス戦車工場にて生産が開始された。
爆発反応装甲やゴムスカートを備えており、防御力を高めている。武装は115mm滑腔砲の他、副武装として14.5mm機銃をハッチに装備。また、対空火器として携行式地対空ミサイル(MANPADS)を装備した車両も存在する他、二連装対戦車ミサイル発射機など、重武装化が図られている。
この他レーザー測距儀を砲身付け根部分上部に装備している。
詳細な配備数などは不明だが天馬号と並び北朝鮮の機甲戦力を担っていると思われる。