概要
『ファイアーエムブレム 封印の剣』に登場するキャラクター。
性格は真面目でしっかり者だが頭が硬い面も持つ。また、男女関係においては典型的なツンデレ。
登場時はクレインに雇われているため騎士の誓いに従い、シャニーで説得したとしても応じず、その時のセリフからは妹であっても容赦しないという立場が見て取れる。
一方でクレインがロイの指揮下に入ったと知ると契約外でもクレインについていくと情は深いようである。
ただ「南に攻める」といいつつ中立軍のエキドナを狙うべく東に向かったり、クレイン説得後にシャニーで説得を行うと自軍ではなく中立軍になったり、クレインで説得しようと思って近付くとクレインに攻撃したりと仲間にする上では意外と面倒臭いキャラクターである。敵ではないはずなのに頭を悩まされがちな印象が強いと言えよう。
ユニット性能
本作のユニットとしては成長率がバランスよく高い部類になり、次作のフロリーナと大差ない値を持つ。しかし、微妙に高いレベルと、悪い意味で釣り合わない初期値が、長所を台無しにしている。特に幸運の低さが深刻で、敵の必殺率を0にできないケースがしばしば。魔法受けしようにもエイルカリバーがかなり邪魔になる。
属性は氷。支援相手はユーノ、シャニー、アレン、ゼロット、クレインの5人。
本作で同職2人と組むのは、トライアングルアタックを加味しても実用性が低い。ゼロット、クレインはティト加入から程なくして二軍落ちする可能性が高い。アレンは属性同士の相性が悪く、満遍なく平坦な補正がかかることになる。
誰と組んでも弱点の必殺回避に補正がかかり、足並みの合うユニットばかり。…と言えば聞こえはいいが、個別に見ていくと支援周りも問題ばかり。
ティト個人として課題が多いが、ペガサスナイトという兵種自体も実用面の悩みを多数抱えており、使い勝手はあまりいいとは言えないユニット。ウェンディ、キャス、ソフィーヤといった面々に比べれば遥かにマシであるものの、使っていくには愛が必要になる。