レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンとは遊戯王OCGに登場する闇属性ドラゴン族効果モンスター。通称「レダメ」。
特徴
1つめの効果は自分のフィールドに存在する表側表示のドラゴン族1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚することができる。ただし、裏側のドラゴン族を除外する事は不可能。
このカードはこの手の特殊召喚効果を持つモンスターとしては珍しく、普通にアドバンス召喚することもできる。
そのためハードアームドドラゴンをリリースしてアドバンス召喚することで耐性を付けたり、手札やデッキからこのカードを墓地に落として蘇生するという事も可能である。
2つめは星とは関係なく、ドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する効果。
このカード自身も含めてドラゴン族の最上級モンスターが一気に何体も並ぶ様はまさしく圧倒的。
しかもドラゴン族にはこの種族専用のおろかな埋葬と言える効果を持つフィールド魔法竜の渓谷が存在し、未来融合-フューチャー・フュージョン-が禁止カードになる前はF・G・Dを指定することで一気に5体ものドラゴン族モンスターを指定して墓地に送る事ができた。
このカード自身も上記の墓地肥やしカードで真紅眼の飛竜を墓地に落とすことで容易に蘇生できる。
このようにこのカード単体で考えても場に出しやすくかなり強力な効果を持つモンスターである事に加え、フィールドから墓地に送られた時にこのカードを蘇生できるドラゴン族モンスターライトパルサー・ドラゴンとのコンボで互いを蘇生し合う事ができるようになった事や、このカードと相性の良いカテゴリである聖刻が登場したことでこのカードの高い展開力によって場を一気に制圧し、このカードを素材にできるエクシーズモンスターである超弩級砲塔列車グスタフ・マックスでとどめを刺す戦術が横行。
このカードは2012年09月に制限カードとなった。
現在ではドラゴン族専用で強力な墓地肥し効果を持つ通常魔法竜の霊廟を始め、状況によってはこのカードの除外コストを逆に利用して更なる展開につなげることもできる征竜まで登場しているため、準制限以下へ制限緩和される可能性はかなり低いだろう。
だが、2018年10月販売のSAVAGE STRIKEにて追加された新カテゴリ守護龍が猛威を奮った結果、2019年4月1日適用のレギュレーション改定により遂に禁止カードとなってしまった。
アニメではOCGと違う効果となっている。
テキスト
OCG
効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族モンスター1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札または自分の墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外のドラゴン族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
アニメ
このカードは通常召喚できない。
「魔法反射装甲・メタルプラス」を装備した「真紅眼の闇竜」を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体につき400アップする。
このカードを対象にする魔法の発動と効果を無効にして破壊する事ができる。
手札を1枚捨てる事で魔法の発動と効果を無効にして破壊する事ができる。
関連項目
「レッドアイズ」ドラゴン族モンスター
通常モンスター
効果モンスター
- レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン