概要
ベトナム戦争などの教訓から、未だに近接格闘戦が起こりうる事が分かった。また、ミサイルの回避には、急激な機動を行う必要がある事も判明し、戦闘機は再び機動性が重視されるようになった。 超音速戦術機に向いたアフターバーナー付きターボファンエンジンが実用化されたため、要求される機動性を実現できる飛行性能を実現できた。操縦席のグラスコックピット化やフライ・バイ・ワイヤの導入など、ハイテク化が進められる。また風防は、ドッグファイトに持ち込まれた場合結局一番役に立つのはパイロットの目であると考えられ、高速飛行には向かないが視界がよい涙滴型キャノピーが使用されるようになった。
戦闘機の開発費は年々高騰したため、国際共同開発やマルチロール化などの方法が取られるようになった。
機体性能という点ではひとつの到達点に達した世代と言えるため、現在でも世界で飛んでいる戦闘機の大半はこの第4世代ジェット戦闘機であり、現在に至るまでアップグレードが続いているため当分は第一線を貼り続ける。→第4.5世代ジェット戦闘機