史実、または別作品→長宗我部元親
プロフィール
※無印では「登場」
概要
四国と西の海を束ねる風雲児（正確には海賊）で、自らを「西海の鬼」や「鬼ヶ島の鬼」と称する。初登場時22歳。
カラクリを好み、彼のステージには巨大なカラクリ兵器が必ず登場する（アニメ版では巨大な戦艦・富嶽を建造している。ゲームでも4にて海賊要塞・富嶽が登場。）。
そのせいか常に国政は赤字気味で資金繰りのために海賊行為をする事もある。
遍歴
初作『戦国BASARA』ではNPCとして登場したが人気投票にて3位という驚くべき人気を博したため、続編『戦国BASARA2』にて使用可能なキャラクターとなった。
以降『戦国BASARA2 英雄外伝』・『戦国BASARA2 バトルヒーローズ』・『戦国BASARAX』・『戦国BASARA3』・『戦国BASARA3 宴』にもPCとして登場している。
『戦国BASARA4』にもPCキャラとして出演している。
容姿
紫を基調とした衣装に銀髪を逆立て、左目に眼帯を着用する海賊の様な風貌が特徴。
ちなみにこの銀髪が、見る方向によってはクロワッサンに見えることがあるため、「クロワッサンヘアー」と呼ばれることもある。
性格
海賊というイメージらしく大雑把で荒々しい性格をしている一方で、仲間や部下のことを大切にしたりするなど情に厚いところや懐のでかさもある（下記「アニキ」参照）。
しかし、その情の厚さが災いし、更に元々の短絡的な性格も相まって一度怒り出すと頭に火が付いた状態で暴走しだす傾向がある。
このため、3の赤ルートではその性格を見事に西軍黒幕コンビに利用され、西軍に加入する。
バトルスタイル
船の碇をモチーフにした槍が主な武器。柄には鎖が巻き付いている。穂先はこの鎖につなげて脱着可能。
碇槍を右手のみで軽々とふるい、近～中距離を制する豪快な戦闘に長ける。
左手は常にポケットに入れているが、一部の固有技やバサラ技で扱うシーンもある。
固有技「弩九」は碇槍の上に立ち炎の波に乗って高速移動するというとんでもない技であり、「槍サーフィン」と呼ばれることも。
また、柄尻には仕込み刀のように短剣が格納されており、ムービーや派生作品でたびたび登場している。
余談だが、バサラ技のフィニッシュ時の掛け声において、本来は「撃てやー」と言っているつもりなのだろうが、もう聞き続けていると「ぺぺやー」という空耳にしか聞こえないことから、某動画サイト等では長曾我部自身のことを（ネタとして）「ぺぺやー」と呼ぶこともある。
アニキ
部下を非常に大事にするため彼等から大層慕われており、「アニキ」と呼ばれている。
なおこの「アニキ」呼びはファンの間でも浸透しており、本名ではなく「アニキ」と呼ぶファンも多い。
『2』では専用装備をつけることで一定以下までライフが減少すると通常攻撃が必ずクリティカルヒットする効果が発動する。加えてアイテムの効果が出ている間ずっと「アニキ！アニキ！」と応援の声が木霊するという演出がある。
また、奥州特攻目安箱の特攻名夢（ぶっこみネーム）も「アニキと呼べ!」で投書している。
親友・徳川家康
三河の武将徳川家康は、長曾我部の大事な親友である。
2英雄外伝にて小牧長久手で出会い、戦いながら互いのことを話して友達になり、同盟を結んだ。そして家康の目的である三方ヶ原を襲撃していた武田信玄を追い返す手伝いをした。
その後、関ヶ原の地にて天下を目指す家康の腕を試し、その後互いの夢を誓った後（※）も友情は続いていた。
（※）より詳しいことについては2英雄外伝の長曾我部外伝ストーリー参照。
しかし、3にて四国の壊滅時に徳川の旗が落ちていたため、仲間の敵を討つために袂を分かつ。一応ルートによっては真相が分かって誤解が解け、仲直りする。
1～3までの世界とはパラレルワールドにあたる4では友情が復活しているため、創世ルートでは異国に旅立つ前に家康のために天下を整えようとする。
しかし、ドラマルートでは家康と一緒に関ヶ原後に赴き、石田三成に興味がわいたため、決別する。
…と、このように3以降では行動によって友情の行方が変わっていく。
人物関係
対岸の中国を統べる毛利とは、正反対の思想を持つ故に長年敵対している宿敵同士である。また、時に長曾我部自身や彼のカラクリが利用されることもある。
上記の「親友・徳川家康」の部分を参照。
古くからの知り合いで孫市を継ぐ前の名と思われる「サヤカ」と呼んでいる。
元親から何かがあった時には契約の依頼をされたり、（意図していなくても）彼のフォローを務めることがあり、そのやりとりは姉弟みたいである。
しかし3においては四国壊滅の真相を解くために重要なキーパーソンであり、極端な話、彼女がいるかいないかで家康を殺してしまうか、真実を知って殺さずに済むかという大きなストーリー分岐が変わってくる。
海を荒らす海賊として目の敵にされており、たびたび喧嘩する。
しかし、その内容は小学生の喧嘩と同レベルである。
2で六爪を狙いに行ったことがきっかけで出会う。
また、部下を大事にする点や破天荒な部分が似ているため、意外と気が合うようである。
夫婦でカジキマグロ釣りのため訪れた際に出会う。領内での漁を快諾し、船を貸し与えるという太っ腹ぶりを見せたこととその見返りとして彼女の手料理を部下に振舞ってもらったことでとても良好な関係を築いてる。
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