データ
概要
アクミ=タワー完成前の工事現場で発見された新種の生物の化石と少年のペットのトカゲがゴーデス細胞の力で融合し怪獣化したもの。飼い主であるジミー少年が持つゴーデス細胞で出来た石に操られ超高層ビルを破壊した。
当初は50~60cm程の大きさで深夜の遊園地に現れ、メリーゴーランドを稼動させる。通報を受けた警官を驚かせて追い返すが、騒ぎを起こした意図は不明。
後に洗脳されたジミーが、ゴーデスの繭に捕らえられ巨大な姿で完成したアクミ=タワー前に出現。武器である口から吐く超高熱火炎でアクミ=タワーを焼き払い、付近のビルも目からのビームで破壊し大惨事を引き起こすも、一時姿を消しUMAの追跡を逃れる。
その後、ゴーデスがジミーの怨念から作り出したクローンに操られ、再び出現。UMAを翻弄しウルトラマングレートと戦うがジャック・シンドーの精神体がテレパシーでジミーを説得したことにより、ジミーのクローンにも影響が現れ、自らの意思で石を叩き割る。コントロールする者がいなくなったゲルカドンは動きが鈍り、その隙を突かれてグレートの『マグナムシュート』で体内のゴーデス細胞を除去され、ジミーを背に乗せ空の彼方へと飛び去った。
余談
着ぐるみは制作されずパペットのみで撮影されており、4本の腕を皮膜で覆い足まで生えている姿はパペットである事を最大限に利用したデザイン。その為グレートとの戦闘は、終始ビームの打ち合いになっている。
シーンによってパペットに違いがあり、メリーゴーランドに乗ったシーンでは皮膜が紫色で、ビル街を焼き尽くすシーンでは皮膜は茶褐色になった。さらにビル街で2度目に出現してからは腹側の皮膜がなくなり、足が小さくなっていた。
再編集劇場版『ゴーデスの逆襲』ではギガザウルスの事件と同時期の出来事とされ、精神世界でのキムとジミーの対話がカットされ、ジミーが自力でゴーデスを振り切った事になっている。
当初のデザインでは、オーストラリアの絶滅動物「モア」がモチーフだった。
日本版の脚本では、ゴーデス細胞がジミー自身に取り憑き、怪獣化したものとなっている
関連タグ
クラックラー…『ゴジラ・ザ・シリーズ』に登場した怪獣で、アントラーとゲルカドンの設定の影響がありそうなバックグラウンドがある。