グラントシロカブト
ぐらんとしろかぶと
概要
北米を代表するカブトムシで白色の身体が特徴。
同属で体型の似ているヘラクレスオオカブトにちなんで「ホワイト・ヘラクレス」と呼ばれることもある。ただしこの種ははるかに小型であり、大きい個体でも体長は70mm程度しかない。
また、アメリカで単にカブトムシといった場合、このカブトを指すことが多い。そのためアメリカではカブトムシは白いのが普通といった風潮になっている。この白い体はヘラクレスオオカブト同様体の水分が増えると黒くなる。
角が短いため、ケンカはあまりしない。
現地では採集が禁止されている。まぁアメリカの子供たちは日本人ほどカブトムシやクワガタに親しみは持たないが。
「グラント」という名前の由来は、アメリカ合衆国第18代大統領でもあり、南北戦争でも活躍したユリシーズ・S・グラント将軍と考えられていたが、現在はアリゾナ州(Fort Grant)に由来するという説が有力。
飼育はそれほど難しくはないが、卵の期間が2~4ヶ月と長い。幼虫期間も中型種の割に長い。
甲虫王者ムシキングでのグラントシロカブト
強さ100の甲虫として登場。肩書きは「北米の将軍」。
必殺技はパー。
超必殺技は「トルネードスロー」。
究極必殺技は「スーパートルネードスロー」。
新甲虫王者ムシキングでは2016 1stから参戦。レアリティはR(旧作のつよさ120~140相当)。
必殺技が「ジェネラルストーム」という全く新しい技になっている。
2016 2ndにて4月6日よりSRに覚醒できるようになり、肩書きが「北米の元帥」、必殺技が「スーパージェネラルストーム」に変わる。
あるイベントで配布された覚醒個体は旧ムシキング準拠のデザインと「スーパートルネードスロー」が使える特別仕様だった。
そして、超神化3弾でSGRが登場。肩書きは「翠嵐のガイア」。必殺技は「ソウセイノカゼ」。
木をモチーフにしたような緑色の紋章が体に入り、紋章や頭上に浮かぶ光の輪には「MYSTIC」という文字が刻まれている。
使用者はカナトで、キラカードには彼のイラストが描かれている。
バランスの良い能力値に加えてお助け相性がグー+チョキ+パーと扱いやすく、ゴールドバトルを中心に比較的入手が容易だったために大会では高い使用率を誇る。
超神化4弾ではマジンフォームが実装。バランスの良いゴッドフォーム時とは対称的に体力と攻撃が非常に高い代わりにテクニックは壊滅的に低く、お助け相性もパー一色と非常に癖の強い性能へと変化した。
ネブ博士とグラントシロカブト
ムシキングの開発者「ネブ博士」が愛用するムシでもあり、旧作ゲーム内のネブ博士と戦えるモードでは先鋒を務めた。
カードにネブ博士のイラストが描かれた、やや青白い色のグラフィックで肩書きが「ネブ博士スペシャル」の、ネブ博士専用の特別なグラントが雑誌付録などで出たこともある。
アダー完結編ではこのグラント専用のスペシャルステージがあった。
時は流れ、2017年1月。
新甲虫王者ムシキング激闘4弾にて、ライバルの一人「五十嵐ジョー」に勝利すると一定の確率で「SR 覚醒グラントシロカブト」がもらえるイベントが出現。
このイベント3戦目のジョーの台詞がネブ博士の存在を匂わせるものであると話題になっている。
関連タグ
日本産カブトムシ-旧ムシキングで必殺技が同じ
アクティオンゾウカブト…ムシキングチーム兼ネブ博士のライバル「ブラック博士」が愛用するムシ。そのせいか新ムシキングにおけるアクティオンゾウカブトのお助け相性が覚醒グラントと同じ。