CV:雨宮天
概要
新幹線超進化研究所東日本指令室の新人オペレーター。巨大怪物体の出現が活発化した事を受けて総合指令室でのオペレーション研修を2週間程度で済ませた上で受領を早め出向してきた。指令室とシンカリオン運転士との相互通信、初心者へのマニュアル説明、シンカギアの起動確認、制限速度の解除、超進化速度のゲージ目測、JR各指令室への伝達(在来線の引き込みや特別ダイヤへの運行許可、編成)を担当。配属直後から日常とは全くかけ離れた真実を垣間見る事となる。
当初は子供のハヤトをシンカリオンに乗車させる事に反対していたが、父親の役に立てられた感想から、『親が子供を守る時代』から『子供と親が共に守る時代』に代わった事をホクトに述べ、此れが契機として組織の運営体制やホクトの心情が柔軟に変化している。度々ハヤトが新幹線と鉄道用語を用いて蘊蓄紛いの例え話(通称『新幹線あるある』)やツラヌキの土木ネタ(序でに二人は国語や算数が苦手で居残り勉強させられる補習仲間)、出水に簡易型オペレートシステム一式の組み立てを押し付けられる(インドア派なので大半の女性が苦手な機械の組み立ては出来る)のを唖然としている。鉄分に関する内容文は彼女のコメントによるものである(監督のTwitter参照)。
数回のオペレートを経験後はシンカリオン全車両の発車シークエンスを一手に引き受け、ホクトが西日本指令室再編で京都へ出張した際は彼から指導長代理を言い渡され、経った1年で代理は取れてしまう。悩みと苦労が重なっているものの、周囲の者達も見えすぎており、然り気無くフォローしようとしている。ただ、プライベートでは普段着は無頓着らしい(これに関しては同僚の本庄アカギにも「ちょっとアレ」と思われていた。(それが可愛いとも思われていたが))。速杉家がホクトに会いに京都へ出かけている時は西日本指令室へ行っており、カイセイ達指導員達と連携を執っている。極小怪物体が東日本指令室に潜入した際は指令長不在の中、本庄の報告を元に迅速かつ的確に指示を出しており成長が伺える。夏休み中で待機状態でシミュレーション訓練ばかりの運転士達のリフレッシュを兼ねて研究所スタッフ総出での海水浴ではモミジ達家族を呼び寄せる気遣いを見せた。
幹部会議の資料作成で寝不足に陥いり、ヒビキとミドリに手伝ってもらい資料を作成、そのスピーチを務めたが、始まりの怪物体出現時は疲労がピークに達し倒れるも、ホクトが久しぶりに東日本指令室で指揮を執り、ミドリに介抱されている。思い付き行動が多い出水に振り回されてばかりだが、運転士、特に京都や鹿児島でのハヤトの適応力と行動力には感心しているものの、それがキトラルザスと同じく進化の最先端を行く者だと感じ取っていた。傍にい過ぎた為に客観的なものと思い本庄と科学博物館へ赴いている。
だが、怪物体への対抗作名称に於いてはネーミングが安直過ぎてダメ出しを喰らっている。夏休みは貰うつもりで、事実有給を取ったが、ヒーロー好きの一面が発覚、特撮ヒーロー『シンカライザー』イベントに参加していた様である。さらに第69話では特撮作品の同じグッズを2つ所有している事まで判明している。
科学産業省の倉敷ヤクモとは幼馴染兼婚約者の関係で、文武両道な憧れのヒーロー像で見ていた様だが、好意的に見られており、結婚して海外へか留まるかの選択を迫られるも、今有るべき事をすべく留まる事に決めているが、背景にはハヤト達が深く関わっている。総指令長のスバルに対しては少なからず面識があるも、周囲の同僚と同様に威厳と寡黙ある風貌の上司と思い込んでいる。
所謂大人側の代表のひとりでもあり、知識を知らない視聴者の目線として存在する。前番組におけるTBSの局アナに近いポジションの人物。
余談
いくら中の人がアイドル歌手として活動してはいるとは言え、前番組のTBSの局アナとは違って生身の姿は曝してはいないが、朝も早よから9話で温泉回やらかしちゃったものだから・・・。また、「アニメディア」(学研プラス)2018年8月号では水着姿をアズサやミクと共にさらしてしまった(むろんこき下ろしもとい書き下ろし)が、29話の本編では終始パーカーとホットパンツ姿であった。