作詞:及川眠子
作曲:大森俊之
歌:Coda
概要
2018年10月から放送開始した『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』初代オープニングテーマ。
歌は二部でも単独でオープニングを担当したCodaが担当。
作詞作曲は何と、あの「残酷な天使のテーゼ」と全く同じ及川・大森コンビが手掛けている。
余談ではあるが、原作5部の連載開始と新世紀エヴァンゲリオンが放送開始した年度はどちらも同じ1995年だったりする。
詞は原作でもひたすら強調されてきた「運命から逃れられない悲しさ」「それでもなお抗い続ける不屈の闘志」「真実に向かおうとする意志が導く希望と可能性」「希望のためなら道を外れても戦い続ける覚悟」「社会からはじき出されても決して捨てない矜持と正義」に触れており見事に作品の世界観を表現している。もっとも原作に忠実すぎて(一応時系列的には1話よりも前ではあるものの)歌詞冒頭からいきなり原作終盤に出てくる存在を示唆する内容が出てきたりするのだが…
OPアニメーションには何かと因業や呪縛を表現したメタファーとして「鎖」が登場するが、最後は解き放たれるかのように植物の蔦に変わってほどかれる演出が施されている。
アニメーション版総集編「-destino-」では、挿入歌として入りフルサイズで使用された。
鎖が表すもの
前述の通り、OPアニメーションには鎖が随所に登場しており、それが登場人物を様々な形で表現している。
以下はOPで順番に登場する鎖の演出
- ジョルノ……四方八方に広がる鎖の中で葛藤する。
- ミスタ……縦に伸ばされた鎖の中を駆け抜ける。
- トリッシュ……鎖で出来た螺旋の中を落ちていく。
- アバッキオ……砂を拾った先に鎖が大量に積もっている。
- ナランチャ……鎖が切れる度に顔の影や表情が変わる。
- フーゴ……一瞬だけ登場する鎖の直後、シルエットの顔が上がる。
- ブチャラティ……上から下へ降りていく鎖に向かって堂々と歩いて行く。
これが何を表すかは是非とも自分自身で推測して貰いたい。
尚、ジョルノ、ミスタ、トリッシュ、フーゴは顔が正面では描かれず、反対にアバッキオ、ナランチャ、ブチャラティは顔が正面で描かれている。
関連タグ
『ジョジョ』TVアニメ歴代OP
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