概要
CV:中井和哉
ドラゴンボールシリーズのアニメオリジナルキャラクター。
映画『復活の「F」』やアニメ『ドラゴンボール超』に登場する。
ソルベ率いるフリーザ亡き後のフリーザ軍の幹部。同じく幹部であるシサミはライバル。
見た目は高身長で他の兵士とは違う新型のスカウターとバトルジャケットを着用している。
現在のフリーザ軍では、かつてのドドリア、ザーボンに並ぶ実力者と評されている。
必殺技は槍を形成し投げつけるバッドランサー。ゲーム「ドラゴンボールヒーローズ」で使用。
名前は卵のアナグラム。
活躍
復活の「F」
ソルベが率いるフリーザ軍の残党の中ではシサミと並ぶ幹部として登場。
ソルベの命令の元、フリーザを復活させるべくドラゴンボールを求めソルベと共に地球へ向かうが、フリーザと面識がないため、その復活には懐疑的だった。
地球ではピラフ一味を脅し彼らの持つドラゴンレーダーからドラゴンボールを探索し、大海原からドラゴンボールを見つけ出し、長時間潜れる程の身体能力を披露する。
その後、神龍を呼び出しトランクスによってバラバラにされた状態のメカフリーザを復活させ宇宙船へ持ち帰る。その際、二つ目の願いをピラフ一味に奪われてソルベが彼らを殺そうとするが、時間の無駄になるとソルベを止めている。
そして、宇宙船の再生装置で遂にフリーザは完全復活を果たすが、復活早々にサイヤ人達への復讐を目論むフリーザに対し口ごたえしたため怒りを買い、エネルギー弾を喰らい、宇宙船の外に吹き飛ばされて宇宙のかなたに消えてしまった。
ドラゴンボールで悟空達Z戦士と戦う前に上司に殺されたのはタゴマで3人目である。
ちなみに、鳥山明の脚本ではフリーザとは会った事がない物の一度その姿を見たことがあったり、フリーザに宇宙に飛ばされた後も、生きており地味に他の兵士らと共に地球に訪れたりしている。だが、その後はこれと言った言及はされず悟飯らにやられたか、もしくはフリーザの手によってシサミらと共に殺されたものと思われる。
ドラゴンボール超
基本的にはフリーザが復活するところまでは「復活のF」とさほど変わった点はないが、鳥山明の脚本の影響か、生前のフリーザを目にしたことがあったり、宇宙に飛ばされることもなく腕や足を痛めつけられるだけで済み生存している。
その後はフリーザと共にトレーニング…という名目で悟空を死なない程度に痛めつける練習につき合わされ、フリーザ共々桁違いにパワーアップし、さらにその時フリーザから感じた恐怖に影響されて残忍な性格になってしまった。
地球では悟飯に抱き着き、彼の全身の骨を折ろうとしていたシサミに対して、彼の体共々悟飯に攻撃を仕掛け二人を倒している。その際、悟飯の体にはタゴマの攻撃により大きな穴が開けられた。
その後、仙豆で復活した悟飯やピッコロらと戦い終始優勢に立ち続けるが、突如タゴマ自身が「過去の世代」と切り捨てていたギニューが出現し、カエルギニューが地面に書いた「チェンジ」の文字を読んでしまったことでボディチェンジされ、カエルになってしまった。
なお、チェンジしたギニューは悟飯に圧倒された末、ベジータのエネルギー波によって粉々にされてしまった。
その後どうなったかは言及されていないが、恐らくはフリーザのエネルギー波で他の兵士同様消滅したか、あるいは密かに生存しており、残りの人生はカエルで過ごすことになると思われる。
ちなみに仮に生きていたとしてもギニューが入れ替わった肉体の方はベジータによって粉々にされているので、元の体に戻ることは事実上不可能となった。
実力
ソルベからはドドリア、ザーボンと並ぶ実力者として評されている。また同じく幹部であるシサミとは同等の実力を持っているとされている。ちなみに、そのシサミは地球に襲来した際には第二形態セル以上の実力を持つピッコロと互角に戦っていおり、ドドリアやザーボンと同等というのは過小評価過ぎるとの声もある。
トレーニング後の実力はソルベからはギニューを超えていると評され、悟飯の見立てによれば絶好調の時の自分並みの強さだという。
悟飯とギニューでは随分開きがあるように思えるが、単にソルベにとっての判断基準となる存在が、フリーザを除いてギニューしかいなかったためだと思われる。
また、通常時の悟飯相手には優勢に立っていたものの、彼が超サイヤ人に変身するとギニューによってボディチェンジされ、潜在能力を引き出された体でも敗北しており、絶好調時というのは通常時のことを指しているものだと思われる。
その他にも、数か月に渡りフリーザからの攻撃を受け続けた結果、防御力はとてつもなく上がっており、Z戦士たちの攻撃でほとんどダメージを受けていなかった。
しかし、気を察知して現れたゴテンクスの頭突きが股間に当たってときには流石悶絶していた他、神の次元に達したベジータの攻撃は防ぎきれず、その攻撃を受けてタゴマの肉体は消滅してしまった。