概要
イオングループが運営、所有するイオンを中心に構成されたショッピングモール。
1990年代初頭青森県つがる市に第一号店「イオン柏ショッピングセンター(現:イオンモールつがる柏)」が出来て以降地方都市の郊外を中心に増え続け、全国に約190店舗ある。
飲食や衣類はもちろんのこと映画館を併設している店舗も多く、地方民が大都市の流行に追いつけるいわば「憧れの地」として扱われやすい。地元リア充のデートスポットになることもしばしば。
かつてはジャスコと呼ばれていたため、未だにイオンモールという呼称がしっくりこない人もいるとか。
地方都市の郊外の空き地…つまり陸の孤島を利用して建てられる傾向が強いため、どうしても車でのアクセスになりやすいが、最近は北海道旭川市のイオンモール旭川駅前(旭川駅)や大阪府大阪市のイオンモール大阪ドームシティ(ドーム前駅)、岡山県岡山市のイオンモール岡山(岡山駅)のように駅と直結している例外も増えつつある。
2008年には埼玉県越谷市に国内最大規模を誇る越谷レイクタウンをオープンした。こちらも駅前にあるため都内からの客も珍しくない。
地方からの利益を第一としているため、東京23区内にはイオンモールは一店舗も存在しない。一応イオンモールに近い規模の施設なら板橋~練馬の境目にあるイオンスタイル板橋がある。
ただし、福井県のようにイオンモールの受け入れを拒否している自治体がいたり、主に岡山県以西に多いローカル企業が強い(大体こいつのせい)自治体などではイオンモールが出店できなかったり競争に敗れ撤退を強いられたりするパターンもある。