データ
概要
阪神なんば線の西九条駅~大阪難波駅間の開業に伴い開設。大阪ドーム(京セラドーム大阪)が近隣にある為、駅名を「ドーム前」とした。
駅前には大正区などをターゲットにしたイオンモール大阪ドームシティ(阪神改札前から地下通路で直結)、大正区方面のバス路線が発着する「ドーム前千代崎(京セラドーム大阪)」バスロータリー、2番出入口向かい側に大阪ガスのショールーム「hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)」がある。
駅構造
島式ホーム1面2線で、21m級の近鉄車両10両編成の有効長がある。ホームは地下5階、改札口は地下2階に1か所。地下4階には京セラドーム大阪でプロ野球の試合などイベント開催時の混雑緩和のためのスペースがある。ホームと改札口を結ぶエレベーターもある。
地上への出入口は2か所。尼崎寄りが1番出入口(上りエスカレーターあり)、大阪難波・近鉄線寄りが京セラドーム大阪に近い2番出入口(上り・下りエスカレーターあり)。2番出入口側の地下1階と地下2階にOsaka Metro長堀鶴見緑地線ドーム前千代崎駅への連絡通路がある。2番出入口側には地上と改札口を結ぶエレベーターがある。地下2階にはアイビーショップが1か所あり、改札口の前からはイオンモール大阪ドームシティに直結する(エレベーター、エスカレーターあり)。
ドーム前駅の端から九条駅の端までの距離はたったの0.3km(営業キロは0.6km)。地上からホームまでは30mと阪神の駅では最も深い。
ホームの壁の一部が地下4階の高さまであり、約16万個の煉瓦が使用されている。これは当駅の近くが大阪ガスの発祥の地で、そのガス工場を模したもの。
駅のデザインテーマは「懐かしさと新しさの融合」。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は11,146人である。※1
- 開業時から利用者が増加傾向にある。
- 阪神タイガース戦やオリックス・バファローズ戦の影響を受けやすい。
- 近年はオリックス・バファローズの成績が好調である事。アクセスの良さから利用者が増加しつつある。
年度別
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 |
---|---|---|---|
2009年(平成21年)度 | 4,856人 | ||
2010年(平成22年)度 | 4,678人 | -178人 | -3.7% |
2011年(平成23年)度 | 4,713人 | +35人 | +0.7% |
2012年(平成24年)度 | 5,436人 | +723人 | +15.3% |
2013年(平成25年)度 | 6,961人 | +1,525人 | +28.1% |
2014年(平成26年)度 | 7,437人 | +476人 | +6.8% |
2015年(平成27年)度 | 8,292人 | +855人 | +11.5% |
2016年(平成28年)度 | 8,926人 | +634人 | +7.6% |
2017年(平成29年)度 | 9,547人 | +621人 | +7.0% |
2018年(平成30年)度 | 9,478人 | -69人 | -0.7% |
2019年(令和元年)度 | 9,882人 | +404人 | +4.3% |
2020年(令和2年)度 | 8,067人 | -1,815人 | -22.5% |
2021年(令和3年)度 | 8,523人 | +456人 | +5.4% |
2022年(令和4年)度 | 9,588人 | +1,065人 | +11.1% |
2023年(令和5年)度 | 11,146人 | +1,558人 | +14.0% |
隣の駅
快速急行・準急・区間準急・普通
参考文献
※1 ハンドブック阪神
関連項目
駅 ナゴヤドーム前矢田駅 大阪府内の駅一覧 京セラドーム大阪・大阪ドーム 甲子園・甲子園球場
ドーム前千代崎駅:OsakaMetroの駅。乗り換え指定駅。