概要
- 大阪府大阪市浪速区にある阪神電気鉄道/OsakaMetroの駅。南海電気鉄道の「汐見橋駅」(詳細は個別記事を参照)が地上にある。
- 滋賀県東近江市にある近江鉄道本線の駅。
- 茨城県日立市にあった日立電鉄の駅。現在は廃止。
桜川駅(大阪府)
所在地 | 大阪市浪速区桜川 |
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事業者 | OsakaMetro/阪神電気鉄道/南海電気鉄道 |
路線 | 千日前線/なんば線 |
開業 | 1969年4月16日(地下鉄)/2009年3月20日(阪神)/1900年9月3日(南海) |
駅舎 | 地下駅(地下鉄/阪神)/地上駅(南海) |
駅番号 | S15(地下鉄)/HS42(阪神)/NK06-5(南海) |
概要
なんば駅(大阪難波駅)の西隣。南海の汐見橋駅が開業後、近傍に地下鉄と阪神ができ、相互に連絡駅となった。地下鉄と阪神は地下通路でつながり、南海の駅舎は阪神の1番出入り口付近にある。
阪神なんば線開業により、大阪難波駅西方の留置線のうち2本が阪神の本線となった関係で、留置線の機能が当駅西方に移転したことから、当駅および西側の留置線と大阪難波駅との間は近鉄の乗務員による運行(保安装置も近鉄)となっている。このため阪神に乗り入れない大阪難波発着の電車が留置線で折り返すために回送されてくる光景がよくみられ、特急電車(近鉄特急)も当駅に姿を見せる。近鉄と阪神の保安装置の切り替えや乗務員の交代もこの駅で行われている。
地下鉄は単なる中間駅で、改札が東西2箇所にあり、西側の改札から阪神につながる。汐見橋交差点でカーブしているため、駅は阪神よりも東側にある。
駅構造
阪神電気鉄道
島式1面2線の地下駅。駅番号はHS42。
ホーム有効長は21m級の近鉄車両10両編成分。
西側には大阪難波発着の近鉄奈良線電車・特急電車が使用する2本の引き上げ線がある。
地下鉄の駅は4番通路、南海汐見橋駅は1番通路にて連絡する。
当初の名前は南海の駅と同じく『汐見橋駅』と命名される予定だったが、地下鉄との接続を重視して『桜川駅』になった。
Osaka Metro
島式1面2線の地下駅。
阪神の駅とは地下通路で接続されている。
駅番号はS15。
利用状況
近況
阪神電気鉄道
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は5,738人である。 ※
Osaka Metro
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は17,016人である。
年度別利用状況比較表
事業者名 |
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年度 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 未開業 | 13,747人 |
2009年(平成21年)度 | 2,553人 | 12,903人 |
2010年(平成22年)度 | 3,104人 | 12,212人 |
2011年(平成23年)度 | 3,123人 | 12,331人 |
2012年(平成24年)度 | 3,831人 | 13,313人 |
2013年(平成25年)度 | 4,120人 | 13,497人 |
2014年(平成26年)度 | 4,360人 | 13,367人 |
2015年(平成27年)度 | 4,532人 | 16,109人 |
2016年(平成28年)度 | 5,091人 | 16,207人 |
2017年(平成29年)度 | 5,548人 | 16,856人 |
2018年(平成30年)度 | 5,516人 | 15,551人 |
2019年(令和元年)度 | 5,654人 | 15,917人 |
2020年(令和2年)度 | 4,770人 | 14,053人 |
2021年(令和3年)度 | 5,018人 | 14,342人 |
2022年(令和4年)度 | 5,074人 | 15,811人 |
2023年(令和5年)度 | 5,738人 | 17,016人 |
桜川駅(滋賀県)
開業は明治33年(1900年)10月1日。
相対式2面2線の地上駅で、交換可能な駅である。
ホームに番号が割り当てておらず駅舎側が上り(八日市方面)のりば、反対側が下り(日野・貴生川方面)のりばである。
無人駅だが待合室と改札口は存在する。
駅構造
参考文献
※ ハンドブック阪神
関連項目
桜川駅(大阪府)
阪神なんば線 大阪市営地下鉄・OsakaMetro 千日前線 大阪府内の駅一覧
桜川駅(滋賀県)