ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

結城理の編集履歴

2019-07-06 18:41:36 バージョン

結城理

ゆうきまこと

劇場アニメーション「PERSONA3 THE MOVIE」の主人公

概要

ゲーム『ペルソナ3』を原作とした劇場アニメシリーズ「PERSONA3 THE MOVIE」における主人公の名称である。

大まかな設定についてはキタローを参照。

CVは原作と同じ石田彰


人物像

一人称は「俺」。

必要な時以外殆ど喋らない無口キャラ。

原型であるP3主人公からしてクールなイメージが根強いが、一章時点の結城理は一際無関心・無感情ぶりが強調されたキャラ付けがなされている。

物語が進むにつれて、彼本来の不器用かつ繊細な優しさが露わになっていく。


#1における姿

「どうでもいい。死ぬって、そんなに怖いこと?」


異常現象である「影時間」の中でも平然としており、シャドウの襲撃で死が迫っても「どうでもいい」と言わんばかりの態度でいるなど、感性・感情が非常に乏しい。

とはいえ、困っている風花を助けたり、順平の馴れ馴れしさに対して困惑した表情を浮かべていたりと、全くの無感情というわけでもない。

流されるままに特別課外活動部へと参加するが、メンバーとの交流やシャドウとの戦いを経て徐々にではあるが、人並みの感情を見せるようになる。


#2における姿

「みんなと一緒にいると、飽きない。悪くないって思う。こういうの…楽しいって…言うのかな」

「…もうすぐ、終わっちゃうんだな…」


仲間と過ごすうち、少しずつ「楽しい」という感情を抱いていく理。

しかし、ストレガタカヤの放った「影時間を消せばどうなる」という言葉から、「影時間を消せば仲間たちと別れてしまう」ことに気付いてしまい、戦いを続けるべきか迷っていく。

彼の中に生まれた迷いと執着は、第二章終盤において取り返しのつかない事態に繋がってしまう。


#3における姿

「でも、いつか消えてくんだ。アイギスもきっと」

「違う…俺は! 俺はつながりから逃げたりしない!!」


大切な存在を失い失意の底にいた理は、アイギス望月綾時の優しさに触れて再び人とのつながりに向き直る事を選ぶ。

しかし第三章終盤で、彼は再び残酷な別れを経験する事となる。


#4における姿

「もう考えたよ。俺はもっと生きていきたい。この世界を終わりになんてしたくないんだ。それがどんなに無理なことだとしても」

「…忘れない。たとえ失ったとしても、必ず取り戻す。みんなとの記憶を!」


友達だと思っていた少年から残酷な事実を告げられ、再び孤独を経験する理。

そんな折、ムーンライトブリッジで出会った女性に導かれ、彼はとある重要な記憶を取り戻す。

運命の日、彼が下した決断は…。


彼の想いが伝わるクライマックスは涙なしには観られないだろう。


発動したペルソナ

劇場版オリジナルの設定として「大型シャドウを倒すごとに対応するアルカナが解放され、そのアルカナのペルソナが使えるようになる」というものがある。

これは「コミュ育成に割く尺がない」という映画ならではの制約に対応した変更であるとのこと(オーディオコメンタリーでのプロデューサーの発言)。

ちなみにアルカナ1つにつき1体というわけではないらしく、同じアルカナから2種類を召喚している描写がある。また偶然なのか狙ったのか、鳴上悠が召喚したペルソナとほとんど被っておらず差別化ができている(共通するのはアラハバキとコウリュウのみ)。


ペルソナ話数アルカナ備考
オルフェウス#1愚者最初のペルソナ 途中で一時的にタナトスに変貌
ジャックフロスト#1魔術師女教皇戦
サラスヴァティ#1女教皇女帝・皇帝戦
オベロン#2皇帝法王・恋愛戦
シーサー#2法王戦車・正義戦
ヤクシニー#2女帝戦車・正義戦
トート#2法王戦車・正義戦
トール#2戦車運命・剛毅戦
ジークフリート#3剛毅刑死者戦
オーディン#3皇帝刑死者戦
アラハバキ#3隠者対ストレガ
ヘカトンケイル#3刑死者対ストレガ
マザーハーロット#4女帝ニュクスアバター戦
ノルン#4運命ニュクスアバター戦
タナトス#4死神ニュクスアバター戦
メサイア#4審判対ニュクス

余談

スタッフへのインタビューによると、制作段階では「結城理」ではない仮名で呼ばれており、監督の意向で「愛着の湧かない名前にしよう」ということで「山田月太郎(やまだげったろう)」と呼ばれていた。しかし制作も終盤に入ってこの名前がスタッフ内で定着してくると、むしろ月太郎の名前に愛着を感じてしまい、「もう月太郎でいいかも」とも考えかけたらしい。

もしそうなっていた場合、奇しくも彼の名前に『キタロー』の文字が入ったことになっただろう。

しかし、同じくペルソナ3 原案のアニメである、ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜の主人公三兄弟の名前が全員「まこと」とも読めるため、プロデューサーである足立氏がこれは運命と称し、現在の名前に決定した。


関連イラスト

P3M#2憶えていて

見てきたWinter of Rebirth

キミの記憶 僕の証僕の証


関連タグ

ペルソナ3 P3M キタロー 有里湊

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました