バッファロー(ONEPIECE)
ばっふぁろー
「だ〜す〜や〜〜ん だすやん〜 だすやん だすやん ダスヤン ダスヤン」
概要
王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの所属するドンキホーテ海賊団幹部にして、ピーカ軍の戦闘員。特徴的な髪型をしており、歯にドンキホーテ海賊団のシンボルマークを付けた肥満体の巨漢。語尾に『だすやん』が付くなど、訛ったような独特な喋り方をする。ファミリーの中では若手。その名はコードネームであり、本名ではない。任務では同じピーカ軍のベビー5と組んでいることが多い。
元は独裁政権が続く世界政府加盟国の出身で、国が施行した口減らし政策によって捨てられた孤児だった。
海賊団の拠点であるドレスローザでは、賭場の責任者を務めているようである。
能力
悪魔の実 | グルグルの実 |
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解説 | 体のあらゆる部位を回転させられる |
種類 | 超人(パラミシア)系 |
身体の一部を回転させることが出来る「回転人間」。
主にその特徴的な頭髪の先を首周りに沿って高速回転させ、プロペラ代わりに用いる。
その回転力によって引き起こされる突風は、新世界の島パンクハザードに立ちこめていた毒ガスを吹き飛ばす程の力があり、飛行機のように高速で空を飛ぶ事もできる。
他にも身体ごと回転しながら遠心力を乗せて武器を投擲したり、竜巻を引き起こしながら突撃するなど、高速回転と遠心力を活かした攻撃を行うことが可能。
その特性上空中戦を得意とし、逆に地上や狭い空間では実力を発揮できない。
ベビー5の「ブキブキの実」の能力とも相性が良く、銃形態の彼女を乗せたまま空中から銃撃を行わせたり、近接武器形態の彼女を高速回転の遠心力で投擲するなど、連携技も披露している。
エニエス・ロビー編終盤に登場した「シャリシャリの実」に少し似ている。
性格
詳細な性格は登場描写の少なさから判然としないが、ドフラミンゴには忠実かつ仲間想いであり、ファミリーの幹部の一員としての覚悟と誇りを矜持に持つ。
13年前の少年時代には無邪気かつやや自分勝手な性格をしており、ローがコラソンを襲った現場を目撃しながら、お菓子で買収されて彼の『血の掟』に反する行為の口止めに悪意なく応じるなど、良く言えば子供らしい、悪く言えば余り利口とは言えない少年だった。
活躍
初登場は世界政府が立ち入り禁止している島パンクハザードで、モンキー・D・ルフィによって倒された元世界政府科学者でドフラミンゴの協力者でもあるシーザー・クラウンを回収する任務のため、ドンキホーテ海賊団の拠点ドレスローザからベビー5と共にやって来た。そこで麦わらの一味のフランキーが操縦するフランキー将軍相手に苦戦し、最後はトラファルガー・ローや残りの一味などの加勢により圧倒的不利となり、シーザーを連れてベビー5と共にドレスローザに逃げ帰ろうとしたが、ナミの発生させた雷撃により打ち落とされ、更にそこをウソップにより狙撃され倒された。その後、ベビー5共々ローの能力により首が胴体から切り離されてイカダに乗せられ、ドフラミンゴをおびき寄せる目印に使われた。しかし、ドフラミンゴと合流するとすぐにドフラミンゴに連れられパンクハザードに向かい、胴体と合体した上で、ドレスローザに帰還した。
しかし、その後のリク王軍による反乱の際には、彼らの実施したSOP作戦の影響で本来の姿に戻った怒りの雷兵ことキュロスに攻撃を仕掛けるも、一瞬で倒されてしまう。