ガンダムシリーズのMS「ガンダムNT-1」をモチーフにしており、ジークジオン編アルガス騎士団より登場する。
概要
アルガス騎士団団長。
歴代でもっとも年若く就任した団長の一人で、就任当時に精霊キャトルウッドに出会い、力と技と魔法のバランスを知る。
「力には技! 技には魔法! 魔法には力だ!」
部下の剣士ゼータ、闘士ダブルゼータ、法術士ニュー3人の衝突には頭を悩ませていた。
活躍
第3章「アルガス騎士団」
劇中、敵の本拠地に単機突入する電撃作戦を敢行するも敵の策に嵌り、捕縛されてしまう。
加えて彼がいなくなったことをきっかけに騎士団が反目しあい、各部隊が単独行動をとってしまうという散々な結果になった。
その後、たまたまアルガス王国に到着したアムロが臨時の団長として騎士団をまとめ、敵本拠地を陥落させるという活躍をみせた。
劇中ただ捕まっていただけで、アルガス側から見てぽっと出のアムロが就任してすぐに指揮官として大活躍を見せた上に、そのままムンゾ帝国を陥落させてしまったため、彼の能力を疑問視する声もある(そのあたりはウルトラマンのゾフィーと同じであるので突っ込んではいけない)。
むしろ、彼がいなくなって統率を失うということは、それを纏め上げる指揮能力を持っているということであり、単純な戦闘指揮の能力に関しては優秀といえる、のだが…。
そもそも、アムロの一声でアルガス騎士団全軍が動き、そのまま完勝に近い形で落城まで持ち込めてしまう戦力を保持しておきながら、「国境警備がザルのため城下町まで単独とはいえアムロの侵入を2度も許し」、「アルガス騎士団の全軍が城下に攻めてくるまで誰も気付かず」、「折角捕まえたカミーユ王子を入口付近に繋いで放置しておき」、「騎士アレックスもカミーユ王子も人質として使わなかった」という、まさに大マヌケもいいところのムンゾ帝国に苦戦していたのである。
本当に騎士アレックスは今まで何をやっていたのか…。
恐らく騎士アレックスが本気出して侵略してればジオダンテ以外は何とかなったか、ヘタすればジオダンテ出現前に陥落していたに違いない。
立体物
- 元祖SDガンダムシリーズにラインナップ。封印の鎧、導きのハープ、アルガスシールド、ジオンスレイヤーが同梱する。
- SDXシリーズにラインナップ。元祖SDシリーズ同様に封印の鎧、導きのハープ、アルガスシールド、ジオンスレイヤーが同梱されていて表情交換用パーツが同梱されている。
※双方、アレックスシャドウがラインナップされている
真の活躍(?)
ゲーム「スーパーロボット大戦BX」
「SDガンダム外伝」が参戦している「スーパーロボット大戦BX」では、部下たちや騎士ガンダムと同様に騎士アレックスもスダ・ドアカワールドから転移してくるのだが、ぶっちゃけ本作の彼は上記とは比較にならないほどの大活躍を見せている。
ストーリー開始当初、一人だけ「機甲界ガリアン」の舞台である惑星アーストへと飛ばされた騎士アレックスは、同作の主人公であるジョジョ(ジョルディ・ボーダー)やアズベスらに助けられ、天然の要害「白い谷」へと身を寄せている。
この地を狙う残忍な征服王マーダルへの義憤と、自分を助けてくれたジョジョら白い谷の人々に対する報恩のため、マーダルに抵抗する白い谷のレジスタンスを率いる前線指揮官としてマーダル軍と戦っており、自軍合流後はゲーム中における特殊システム「戦術指揮」も担当するなど、ストーリー序盤から八面六臂の活躍を見せてくれる。
また、プレイアブルキャラクター(ユニット)として見た場合、騎士ガンダムに比べるとスペック的にはいささか控えめなものの、ユニット改造を繰り返すと一定量のダメージを軽減してくれるバリアを取得するなど防御面はなかなかのものがあり、さらに特殊コマンドとして一定の条件下で周囲のユニットのHPを全回復できる「ラビアム」を使用可能で、戦術指揮に任命すると対ジオン族への攻撃&防御力が上昇するボーナスが得られるなど、どちらかといえば防御やサポート面で秀でた性能を持っている。
さらに、アルガス騎士団の団長ということもあって序盤以降も出番が多く、「絶対無敵ライジンオー」の武田長官の要請で「防衛隊の基地のイベントで騎士ガンダムと共に『ますこっときゃら』として子供たちと握手会を行う」という、カードダス世代のプレイヤー垂涎のイベントも用意されているなど、繰り返すが上記第3章とは比べ物にならないぐらい(いろんな意味で)大活躍している。
騎士アレックス「君、友達を大事にするのだぞ。ガンダムとの約束だ!」