概要
『ライジンオー』第2話より初登場する『地球防衛隊長官』。劇中この名称しかなく、フルネームは不明であったが、次作『ガンバルガー』から名字も表記され(名前は矢張り不明)、一人娘の桂も虎太郎達のクラスメートとしてレギュラー化。好きな食べ物は刺身。嫌いな食べ物はサヤエンドウ。見かけは厳ついが41歳。防衛会議に参加するのが気分が良い日。
器は小さく、毎回エルドランのロボットと、それを操る子供達に美味しいところを攫われてばかりだと非常に気にしており、あの手この手でロボットを指揮下に収め、新兵器を開発せんとする。ギャグキャラとしての側面が強いが、大人として・軍人として責務を果たす事は少なからずあり、張りぼてのライジンオーMk-Ⅱでライジンオーを支援する等、僅かながら役に立ってもいる。OVA3巻では再生邪悪獣軍団相手にいくらか戦果を挙げる。
エリート官僚出身ではなく、一兵卒からの叩き上げ。それだけに現行戦車の操縦席が自分が扱ったものと全く違うギャップに戸惑っていたりもする。
翌年の『ゴウザウラー』では『ザウラーズ』を大いに助けているが、職務の熱心さから妨害者同然に行動、誤報に振り回され迷惑をかけ、防衛隊で開発した最新鋭戦車ビューティー・タケダ・1号をはじめとする兵器のいくつかは電気王にゲーパルドン、ガンドップラー、バトルジーク等機械化獣に変えられた。
しかしザウラーズと共同開発した『ボウエイガー』は機械化獣化したもののエルドランの力で『グランザウラー』へ転生し、終盤では機械化光線の効果を解除する復元装置を開発する物語の決着に大きく貢献する役割を担った。
『完全勝利ダイテイオー』ではようやく締め出されることなく『ダンケッツ』の母艦ゴクラクルーザーブリッジに搭乗できたという。
以外にも出自は『ライジンオー』では『月刊アニメージュ』91年4月号少コラムにより最速。キャラデザはシリーズ共通に見えて、作品ごとにその都度書き起こされている。